mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

久々。モーツァルト《レクイエム》。

心地よい疲労感とともに目覚めた月曜日。

楽しい演奏会が続いた週末でした。 

 

まずは「友情出演」したCoro del Fiore(花の応援団ならぬ、花の合唱団!)さんの第6回定期演奏会

 

私は後半のモーツァルト《レクイエム》に参加したのですが、前半に演奏された合唱組曲キュイジーヌ」がとっても楽しい曲で!

 

前日、辻マエストロ宅で打ち合わせをした時から面白いと聞いて楽譜を見せてもらったりしていたのですが、予想以上のエンターテイメントでした!

「インド風チキンカレー」ではクラリネットソロが入り、振り付けも超シュール!

「オムレツ」ではママがフライパンの上で卵をひっくり返すパフォーマンス(本番でも見事成功で大喝采)。

そして、「大阪風お好みやき」はスクールメイツ風?ダンス付き。

 

そして後半も、前半の盛り上がりを引きずったままの、ホットなレクイエムでした。

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終演後。持ってないけどちゃんとソリストも、とても綺麗なずっしりと重い薔薇の花束をいただきました!

辻マエストロ企画はいつも本当に隅々まで抜かりがなくて、いつも感心するばかり。やっぱりラサール高校出てるからですか?(笑)

 

小樽で第九をご一緒したときには、私から言ったわけでもないのに同行した息子の誕生日を事前に察知して、ホテルにバースデーケーキを届けてくれたりもしてくれたし!

 

その上料理も上手で美味しいもの好き。

今回のモツレク前日の打ち合わせでも歌ったの16分くらい。あとはドンドン美味しい物が出てくる出てくる...。

 

そんな辻ちゃん(急に)とは、色んな因縁がありまして。私が現在隙あらば着ようとする「白タキシード」のデビューも辻ちゃん指揮の《こうもり》で、その時が出会いでした。

 

だいたい歌手なるもの、初めての指揮者には誰であろうが「なんぼのもんじゃい。見せてもらおうやないかい。ぼやぼやしとるんやったら勝手にやらしてもらうで!」という気持ちで接すると思うんですが(私だけ?笑)...。

辻ちゃんは私が知る限り、この世で一番ぼやぼやしてないひと。でもせかせかしてるというわけではなく、ゆっくりに見えるけど実はすごい速さで何度も繰り出している16文キックのような?

それでもしばらくはなんぼのもんじゃの気持ちもあったのですが、その時ご一緒したソプラノの、私が心の中で密かに「お姉さま♡」と呼んでいるクール&セクシーなMKさんが私の隣で辻ちゃんの爆裂トークに身悶えしながらヒイヒイ笑っていらして......もう、これは認めるしかない、と(笑)。

私も辻ちゃんに会うときには超高速脳天チョップをいつでも繰り出せる臨戦態勢でいよう、と。

 

その後は2年連続でロッシーニの《チェネレントラ》と《アルジェのイタリア女》でご一緒して。

ルナノバ主催、川口リリア「チェネレントラ」終演♪ - mezzosoprano 鳥木弥生blog 

 ルナノバ公演、ロッシーニ《アルジェのイタリア女》終演! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

私がロッシーニの権威アルベルト・ゼッダ氏以外の指揮でロッシーニのオペラを歌ったのは辻博之だけ、という凄そうに聞こえて凄くない話もあり。

(別に他を断わってるわけじゃなくて、他の依頼が来ないだけだから実は全く凄くない。笑)

 

そして今回は私がモーツァルト《レクイエム》を歌うのは人生で2回目で、前回は2002年、指揮は岩城宏之氏、ということで。

巨匠→辻ちゃん

という流れの他、

宏之→博之

という流れもできました(笑)。 

 

ひ辻ちゃんにも未来の巨匠になっていただきたく、彼には彼の道筋が見えているんだろうなあ、と思いつつ、とりあえず世界の有名指揮者コンクールに勝手にエントリーさせちゃう、てのはどうかな?と、思ってるんですけど。

お姉ちゃんが勝手に...

みたいな、ジャニーズ方式で(笑)。

 

さておき。

 

あと、聞いてみればソリスト全員がモツレクは2回目、という仲の良さ!

ソプラノとテノールのお二人はまあ若いし、へえ、という感じでしたが、バスの方は大先輩だし、モーツァルトやりそうなイメージの国と日本を行き来されてるし、超意外。しかも前回はいつ?との問いには「せんきゅうひゃく......いつかなあ」という悠久さ!(笑)

そういえば、2002年のモツレク岩城宏之マエストロにとっても初めてだったとお聞きしましたが、その後、あったのかな?

 

私は翌日も本番だったので打ち上げはそこそこでしたが、本当に、辻ちゃんの周りに集まる人々はどうしてこうかなあ?という、なんというか、モーツァルトをやるのに相応しすぎる面々。舞台上でももちろん、舞台裏でもディープに充実してましたが、テーブルを囲むとまたこれがすごくて......。辻ちゃんの人徳で集められた合唱団のエキストラの皆さん含め、初対面だったはずなのに、すっかりファミリーのようでした。また盆か正月に会える気がしてます。

 

ちなみに辻ちゃんとの来年OEK定期は7/8。詳細はまだですが、こちらです。

Mozart Opera Selection

 

あんまり日本で忙しすぎるようになる前に、やっぱり「ジャニーズ方式」やるべきかも!!(笑)

 

 

さてさて、2016年下半期、7月最初の演奏会もハッピーに終演。

続いて、下半期2つめ、3つめの演奏会も、とてつもなく幸せに、すでに終演いたしました。

 

というわけで、続く......。

 

 

藤原歌劇団《ドン・パスクワーレ》GP観劇。

 

(あ、チャーリー○エンジェル○のメンバーは、一緒に行った山口佳子ちゃんと、会場で会った光岡暁恵ちゃん)。

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(もう一枚、美人ソプラノを両腕に抱いて超幸せそうな私...)。

 

さて、恥ずかしながら、実演では初めて観ました《ドン・パスクワーレ》。

次の藤原歌劇団公演、ベッリーニ《カプレーティ家とモンテッキ家》のロメオ役を9月に控え、俗に言う「ベルカント」欲が高まっているのもあり、すごく気持ちが良かった〜。

藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家 I Capuleti e i Montecchi」2016年9月10日、11日 | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会

(「ベルカント」という言葉の定義が何種類かあり、私はロッシーニがギリギリベルカント最後の人、と思っていますが、ドニゼッティベッリーニをまとめて言う便宜上、この言葉で)。

 

全編を通して、本当は軽〜いオペラ・ブッファ(お笑いオペラ)なはずなのに、音楽も、演出も、悲哀とシュールさ、ドラマチックさすらも感じさせる多彩さで(三谷幸喜とかロベルト・ベニーニな感じ?)で、私好み。

 

前日にはこんなことを言っていた私ですが、

 

 

やっぱり歌手が出てくるオペラ、楽しいです(笑)。楽しみ方が違うというか。

 

オペラで私が最も「いいなあー」と思う要素は、全員がそれぞれの役割で作品そのものに対して、また作品を通して聴き手に対して、「奉仕」していること。

(音楽以外では「奉仕」のホの字も無い人生なんですけど...。)

 

《ドン・パスクワーレ》が実演機会の多くない作品だから、ということもあるかもしれませんが、マエストロの指揮をはじめ、見える、聴こえる全てから、「作品の良さを出す!」という真摯さと喜びを感じました。

 

一般的な演奏(解釈)ではない部分もあったようですが(ベルカントエキスパートな方曰く)、何しろ初めて観た私(笑)は、まずもって「いい作品だー」と感動するばかり。

アリアや重唱はよく耳にしますけどね。

 

前奏曲が田舎くさいチェロのソロから始まったところからビビッときて、続いて日本昔話を思い出させる(笑)ファゴット、私の大好きなホルン、と、メゾソプラノ心を鷲掴みにする中間音域責め!!たまりませんでした(笑)。

 

菊池彦典マエストロは、日本には数少ないまごう事なきオペラ指揮者で、私は藤原歌劇団《ラ・ジョコンダ》でご一緒しました。昨日一幕後にご挨拶に行ったら、「あのときのチェーカ(私が歌った役名)良かったねえ、ジョコンダ、いい公演だったねえー」と、7年前のことながら、しみじみとおっしゃっていて。

久々に放映されたときのDVDを見ようかなー。

私が妊娠6ヶ月を隠して歌ってた公演(いい思い出)!

 

昨日のGPでは、オーケストラの方々にまず「ベルカントとはなんぞや」という話を楽しいエピソードを交えつつ語ってイメージを伝えていらっしゃいました。

私も菊池マエストロとベルカント(いわゆる、ほうのベッリーニドニゼッティ)やってみたいなあ。

(藤原歌劇団さま、お願いします)。

 

昨日私が観た、明日、7/2本番のほうのドン・パスクワーレ、題名役は藤原歌劇団総監督の折江忠道さん。

すごく哀れな役どころなのですが、折江さんのパスクワーレには最初どこかかっこいいところもあり、その後の変化がまた見ものでした。あと何がすごいって、字幕いらずのクリアーなイタリア語!初めて観る私もしっかり理解できました。

それは他の歌手の皆様もそうで、藤原歌劇団の最高の美点のひとつ!

他にもあります。藤原歌劇団の美点!

 

押川さんのマラテスタ、柴山さんの公証人の芸の細かさ、舞台で起こる全てを拾いまくるしつこさ、ぜひ瞬きもせずに見ていただきたいです。

こちらはおっしーこと押川さんのブログ

いよいよ明日|oshikawahiroshiのブログ

 

楽しかった観劇のあと、日本オペラ振興会の佐竹理事長にお会いし、「はじめてのオペラ」という企画でいらっしゃっていたフレッシャーズの方々と記念撮影!

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オペラの魅力、感じていただけたかな?

また観に来てね〜〜!!

 

さてさて、本日から3日間、日生劇場で公演の《ドン・パスクワーレ》。

前売りは終了しているようですが、当日券が出る模様です。

コメント

 

思いっきり笑えてちょっと切ない《ドン・パスクワーレ》。

この機会に。観て損無しです!!

 

 

 

仏子より、愛を込めて。

たまに読めない方がいるようです。

「仏子」は「ブシ」。

フッコとか、イムコ?ではなく。

飢餓と関係ある地名なんだろうなあ...と学生時代から思いつつ、悲しすぎて通えなくなりそうなので未だに由来は知りません。

 

こちらにある武蔵野音大入間キャンパスは、美しい自然に溢れた場所。

遅れてきた新学期。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

さらに梅雨本番の趣の最近は、紫陽花が非常に非常に美しく...。

 

来年度には全学年収容の江古田キャンパスが完成するので、この入間キャンパスに通うのも、あと、実質5〜6ヶ月といったところかな。

次の桜はもう見れないのか。寂しいな。

 

さて、

 

今週のお題「2016上半期」

 

お題に乗って今年上半期を振り返ろうかなあ、と。

 

このブログを始めて2年と数ヶ月が経ちました。たまに「去年のあなたはこんなでしたよ」「2年前のあなたはこんなことしてましたよ」という「省みて改めろ」メール(被害妄想?笑)もくるし、過去を忘れまくる私としては、なかなか便利。

たまに、すごく楽しかったこととか、異様に細かく覚えてたりするんですけどねー。頭の中に録画、再生機能があるみたいに。上手くいった(と思った)本番とかね。失敗は...やっぱり覚えてる(笑)。

 

しかし、やはり割合的に忘れる分量が多く、最近は会う人会う人に「スペインどうだったー」と訊かれる日々なのですが......。

なんと、この口数が多い私が、

 

「とっても楽しかったです」

 

と、小学校一年生の作文のような返答しかできない!

これはすでに文章としてアウトプットしすぎた弊害か?!とも思ったり。(「二回同じ話をしてしまう」恐怖症)。

 

まだまだ書いていない楽しかったこともたくさんあるのだけどなあ。

 

「サバデイ日記」より、オペラ《蝶々夫人》の内容に触れたエントリーを二つ振り返り...。

 

サバデイ・ファランドゥラ劇場《蝶々夫人》初日。〜サバデイ日記11 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

Un bel dì, vedremo...〜サバデイ日記16 - mezzosoprano 鳥木弥生blog 

 

 スペインのあとに寄ったイタリアでの日々も濃ゆかった!

 

旅の終わり。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog 

旅の悦び。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

帰国前夜から...久々の日本! - mezzosoprano 鳥木弥生blog 

 

今後の展望も含めて未消化なことも多くて、いつどうやって消化していこうかと思いつつ、日本での日常に流され...パラレルワールド?として放置しそうな気も。

 

とりあえず嬉しいのは、12年ぶりに再会した大分出身バリトン、渡邉弘樹さん(本当は二文字めが違うのですが出てこない字で...)にお誘いいただき、ソプラノ髙橋絵理さん、テノール寺田宗永さんなどと、熊本・大分チャリティーのサロンコンサートが実現すること。

詳細はまた、ですが、4声部揃ったのを良いことに、けっこう真面目にオペラも歌ったり、普段歌わないような美麗な(笑)アンサンブル曲も。

8月8日。場所は荻窪名曲喫茶ミニヨン。日フィルの皆様がよくサロンコンサートをされることで有名だそうですが、私は初潜入!楽しみです。

あれ?ミニヨン??

 (このアリアもプログラムに入れるべきだった?? )

 

その、ソプラノ髙橋絵理さんとの出会いも、今年の上半期でした!

秋田アトリオン、山田和樹マエストロ×仙台フィル×藤原歌劇団《カルメン》終演! - mezzosoprano 鳥木弥生blog 

ご縁が続いて嬉しいです。

 

カルメン》といえば、オペラシティでも。

ほぼクローズドだったのが少々残念だった「銀座オペラアネックス」のこちらもありました。

《カルメン》ハイライト、終演! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

豪華出演者と豪華衣装も楽しかった、所沢でのガラコンも今年1月だったのですねえ。

所沢ミューズ《ニューイヤーオペラガラ》! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

3月には、忘れちゃいけない、昨月創立1周年を迎えたTJMこと、多摩ジュニア・ミュージカル の第一回発表会も!!!

多摩ジュニア・ミュージカル第一回発表会&ファミリーコンサート!終演! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 最近、ようやく記録DVDを見て、またちょっとだけマリアが歌いくなりました(笑)。

 

三日間に渡る誕生祭もすごかったな......。

我が家にのべ何人来たんだろう......。

CDGにて。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

そしてそして、 4Fioriもありましたー!!

《4 Fiori》第2弾!開花!! - mezzosoprano 鳥木弥生blog 

次決めてないけど4人でまた「打ち合わせ」したくなってきたぞ〜。

 

そんな上半期、今日で本当に終わり??

6月31日は?無いの?!?

 

て、ことは明後日がこちらの本番になります!

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そして、明々後日がこちら!

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お天気も良さそうだし、週末何しようかな〜、て方がいらっしゃいましたら!

6月も残りわずか!今後に向けて。

髪を切りました。さっぱり!!

スペイン、イタリアでの生ハム太りが治らなかったので、髪を切れば生ハム3枚分くらいは体重が減るのではないかと思って!!

 

結果は一グラムたりとも変わりませんでしたけど。

 

おかしいなあ...。刈られた大量の毛を見た美容師さんに「鳥木さんが羊に見えてきました」って言われたのに...。

あと、「昨日うち混んでたんですけど、1日でカットした分より、鳥木さん一人分の方が多いです。ゴミ袋代請求しますね」って、言われたのに...。

(国分寺市は燃えないゴミ用、有料。ですが、もちろん請求は冗談)。

 

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(帰り道に近所の貴重な雑木林エックス山の前で。今年も夏になったらカブトムシ落ちてるかなあー)。

エックス山について | 国分寺市にふるさとをつくる会

これを撮る前に、友人に「髪を切った」とメッセージをしたら「髪見せて」と返事が来たので、美容院で撮った、切った髪の方の写真を送ったら「新鮮!」と喜ばれました(笑)

 

さてさて、体重云々は冗談半分として(半分は本気?!)、6月はなんとなくすっきりしないひと月で、まあ、梅雨ですからね...さっぱりしたかった、というのも髪を切った動機のひとつ。

 

2ヶ月に渡って休講した大学への復帰、補講などに集中しつつ、休むぞ!と、6月は歌う本番を入れておらず...結果、良かったのか悪かったのか...。

やっぱり本番がないと喉に気を使わなくなるんですよね...。

「物置と化している地下に甥っ子が住める&ピアノを入れられる」ように片付ける、なんていう使命もあり、珍しく埃にまみれたり(シンデレラ役を歌った以来?笑)、各所の「お帰りなさい会」の開催が激しく、久々の日本の飲み会、日本のお酒を堪能しすぎたりして、急に声が出なくなったりも!!!

 

歌手が声出ないんだからもうちょっと悩めよ...て我ながら呆れます...。

幸いもうすっかり治りました。

もし本番があったら、と思うとぞっとしますが、そしたら地下室にも飲み会にも近付かなかった!!かな?

そういえば学生の時も声が枯れたのをいいことにしゃがれ声の歌手の歌を歌いにわざわざカラオケに行ったりしてました...。

 

ちなみに、おかげで「オステオパシー」なるものも試しまして、良いきっかけだったな、なんても思ったり。前々からソプラノの小林厚子さんに聞いていて興味はあったんですけどね。

 

 

オステオパシーとは何か―自然治癒力を引き出し健康を回復させる手技療法

オステオパシーとは何か―自然治癒力を引き出し健康を回復させる手技療法

 

 

 

 このあたりにも書いたように、地下室で過去の自分に出会ったりもして。

夢〜思い出〜 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

7年目のハッピー・バースデーと、10年目の追悼。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

フランス語もすっかり忘れてしまわないようにしなきゃな、と思っていたところ、こんなものも見つけたり。

(名セリフのフランス語、どうぞ!)

 

https://www.instagram.com/p/BG33Eo0OTuZ/

君は光...僕は影...#ladyoscar

https://www.instagram.com/p/BG4t1U8OTuX/

きょうは、ベルサイユは、たいへんな人ですこと!#ladyoscar

 

あと、中学ではブラスバンド、高校ではオーケストラで吹いていたホルンへの愛情が復活したり。

 

ぼんやりしていたようで、新しい出会いあり、自らの古も暖まり、ある意味濃ゆい6月でした。(まだちょっとあるけど!)

 

今週のお題「2016上半期」 

 

今年も半分が終わるんですね...。

 

7月からはまたひと月の隠居?から抜け出て、色々と、人様の前に姿を現します。

 

まずはこちら。7/2。神奈川にて。

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久々、モツレク

友情出演、て書かれたの初めてかも!

指揮の辻博之さんとの「友情」については連続3回くらい書かないと書きつくせないので、またいつか。

彼とのモーツァルト、来年アンサンブル金沢の定期でもご一緒するので前哨戦かな?

マル秘、超豪華バスソリストが気になる方も、ぜひお越しください(笑)。

 

翌日、こちら。先日もお邪魔した白寿ホール。

郡愛子さま40周年記念リサイタル〜麗しのWあいこさん〜 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

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7/3昼夜公演で、夜の回にまだ余裕があるようですが、売り切れ必至です。お早めに!! お求めは以下よりどうぞ。

http://md-ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1624154&rlsCd=001&lotRlsCd=

 

そして7/9。ロッシーニ以外を歌いに行くのは初めてな川口リリア

ぴあではすでにチケット売り切れのようですが、どうしてもという方がいらっしゃいましたら、コメント、メッセージなどいただけましたら努力します。

 

そして、「国立旭町商店会サマーフェス」(フラメンコの本番。笑)を挟んで。

 

8/8。詳細は未定ですが、熊本・大分チャリティーでサロンコンサートを。場所は東京、荻窪

 

9/8。まるで「武蔵野音楽大学声楽科講師演奏会」ですが...違います。サントリーホールにて。

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http://md-ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1616465&rlsCd=001&lotRlsCd=

こちらのチケットサイトを携帯で開くと指揮者のお名前がベルばら風なところで止まっていて面白い(笑)。

(お引き受けした時は指揮者が誰か知らず...知っていたら曲をイタリアものにしたのに...まあいいけど...)。

 

そして9/11には、私が髪を切ったもうひとつの理由かな?

ロメオ役を歌う、こちらの公演があります。

 藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家 I Capuleti e i Montecchi」2016年9月10日、11日 | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会

来月には稽古も始まるので、ぼちぼち男気も出していこうかな、と(笑)。

 

秘密ですけど、今回は、憧れの、男もすなる「相手役と本当に恋に落ちる」をしてみむとする可能性もあるんじゃないかな、て、思ってます...。

 ぜひ私の恋の行方を確かめに!?9/11日は新国立劇場へ!チケット好評発売中です。

こちらも売り切れ必至!良い席はお早めに。

 

さてさて、皆様の上半期はいかがでしたでしょうか?

下半期もよろしくお付き合いいただけましたら幸い至極です!!

 

郡愛子さま40周年記念リサイタル〜麗しのWあいこさん〜

私は大学を卒業する頃まで自分がオペラ歌手になるなんて全く思っておらず、卒業してしばらくしてオブラスツォワに誘われるままにロシアに行って、勧められるままにイタリアに行き、流されるままにフランスに行き...という人生だったので、日本の音楽家、声楽家の方々は、どんなに有名な方でも共演したことがなければ全然存じ上げない、という失礼なやつで...。

 

こんな素晴らしい先輩がいたのか!!と、最近になって驚愕することも多々。

 

そんな素敵な先輩メゾソプラノ歌手の筆頭が、今年デビュー40周年の郡愛子さんでした。

 

藤原歌劇団創立80周年記念コンサート、終演!! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

こちらの演奏会でご一緒したのがもう2年前!

初めてお会いしたプーランクカルメル会修道女の対話》が2010年。

全然お変わりなく......あやかりたい!

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伴奏は我らが藤原藍子さん!

字は違うけど「Wあいこ」。

郡さんが、「同じあいこでもこんなに顔の大きさや手足の長さが違って...そばには寄りません」、とおっしゃっていて...

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寄ったらこれ。屈めて前に出してご自分は背伸び!!

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3人でも撮らせていただきました♡

郡さん、充分小顔です。

 

さて、プログラムの方は、メゾソプラノの魅力を伝えるという非常にありがたい意欲に満ちたもの。

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まずは、それぞれお国が違う歌曲3曲、そして、藍子ちゃんのソロも含めてバッハ3曲!

 

メゾソプラノ(アルト)のバッハ2大名曲...。

私は特にマタイがすごーく好きで、めちゃめちゃ歌いたいのですが、モーツァルトでさえなかなか歌わせてもらえない私に、いわんや、バッハをや...。ナイナイ...(涙)。

 

そして黒人霊歌2曲で休憩。

楽しいおしゃべりも含めて、この幅広いレパートリーを一気に歌われました。すごい!

 

後半はまずかっこいいパンツルックで、ズボン役(オペラで女性が歌う男性役)を3曲、というか、3人。

《友人フリッツ》ベッペ役では、バイオリン演奏も披露!

(カスタネットしか叩けない自分が恥ずかしくなりました。笑)

 
お題「演奏できる楽器」

 

そして、

 

もう、この曲は私、好きすぎて、泣かずに聴くのは無理。泣かずに歌うのも...無理!!

泣きながら歌えるようになる方向で練習してますから。

たぶんこの曲への愛は、これからしつこく9月まで語り続けると思いますので、いつも読んでくださっている奇特で有難い皆様、御覚悟を、いえ、お楽しみに...。

藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家 I Capuleti e i Montecchi」2016年9月10日、11日 | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会

 

当然、本日も郡さんの歌声、歌心に号泣です。

藍子ちゃんのピアノも良かった!!!

 

ズボン役、もう一曲は、これも涙なしには聴けない、歌えない「Che faro' senza Euridice」。

同じ衣装のままでも、しっかりロメオからオルフェオに変身するのもすごいなあ、と思いました。

 

そして、実はここまででも大活躍している(バッハ、ベッペなどで)バイオリンの中島ゆみ子さんと藍子ちゃんのグルック/クライスラー「精霊の踊り」を挟み、リサイタルはクライマックスへ。

 

衣装チェンジして、バラを持って登場〜!

で、ハバネラ!

これまたナイスキャラクターで魅せてくださいました。

 

最後の2曲は、郡さん曰く、「ワケあり女」のファヴォリータと、「下心女」のダリラ。

メゾソプラノにはこういう役が...とおっしゃってましたが、いやいや、ソプラノの方がそういう人多くない?とも思ったり。

実生活じゃないですよ!役でも!ん?も、じゃないな(笑)、いやいや...。冗談ですよー。

 

閑話休題

 

《ラ・ファヴォリータ》O mio Fernandoは、郡さんの名司会で、

「それでは、12曲続けてお聴きください」

「続きは90周年で」

などの名言が飛び出た「藤原歌劇団80周年記念演奏会」のときに、私も歌わせていただいたアリアで、いつでも歌えれば幸せなメゾソプラノレパートリーの中でも屈指の名曲であり、大曲。

大曲すぎて、私はデビュー40周年で歌える気はしません(笑)。

いやいや、頑張ろう。

メゾソプラノ目線で聴くと、レチタティーヴォやカヴァティーナ、カヴァレッタの繋ぎが考えどころなアリアなのですが、郡さんの解釈、表現は、とっても美しくて納得いくものでした。

真似しよ(笑)。

 

 

あ、そんな事ばっかり言ってますね。

まあ、もうお分かりかと思いますが、ていうか、もう書いてますが、だいぶん好きですよね、私、郡さんが(笑)。真似したくもなります。

 

貢物にくっつけようと思って家から持って行った小さいメッセージカードは、コンサートを見終わってから書いていたら想いが溢れすぎてかなりウザいラブレターになってしまったんですけど...そのままお渡ししてしまいました(笑)。嫌われませんように...。

 

あと、Wあいこ様方に会いたい気持ちのみでコンサートに行ったら、当たり前なんですが会場は藤原歌劇団関係者の巣窟で(笑)。

図らずも皆様に帰国のご挨拶ができて良かったです...。

(私の仕事場には平均0.4人くらいしか姿を見せないマネージャーさんたちも大集合でした。いえ、いいんですよ、もちろん...)。

 

そんな、こんな。

麗しいWあいこさんと過ごす、素敵な午後でした。

 会場の白寿ホールにはたぶん初めて足を踏み入れたのですが、奇しくも来月、こちらの舞台の方にもデビューさせていただきます。

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こちらです!

熊本地震チャリティーコンサート。

豪華な方々とご一緒させていただきます。

チケットはこちらで。

夜の部にまだ余裕があるようです。

ぜひぜひ、お誘い合わせの上、お越しくださいませ。

http://md-ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1624154&rlsCd=001&lotRlsCd=

 

 

 

7年目のハッピー・バースデーと、10年目の追悼。

雨が降る日に気になるものは

雲の大きさばかりだけれど

空の広さに比べれば

別にたいしたことじゃない

だから

ハッピー・バースデー

ハッピー・バースデー

昨日までの 君は死にました

おめでとう おめでとう

明日からの 君の方が

僕は好きです

おめでとう

 

さだまさし 'HAPPY BIRTHDAY' より

 

バースデーソングの定番と言えば、誰がなんと言おうと、こちらですから!(笑)

CDGにて。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

(私の誕生日にもたかたんが持ってきてくれたラジカセから流れておりました)。

 

しかし、「昨日までの君」が死んで、「明日からの君」の方が、僕は好きだと...。

では、「今日の君」はどんな状態なのか。

現在東京地方、雨が降り続いておりますが、私は「雲の大きさ」より、それが気になります。

なんか、中有的な状態??

 

まあ、良いんですが...。

 

本日は息子の7歳のお誕生日。

 

であり、どうしても思い出してしまいますが、岩城宏之マエストロのご命日。10年、経ちました。

 

 

7年前の今日、息子を無事出産し、母に連絡をしてまず言われました。

「因果な日に産んだねえ、今日、岩城さんの命日や」

 

先日、地下室のお片づけ中にも今日への予告のように思い出させていただきましたけれど。この写真!

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他にもマエストロとの写真、色々発掘しましたが、なんか私が一生懸命話してるのを、マエストロがちょっと小馬鹿にしたお顔で聞いている(笑)、これが、一番懐かしい。なんとなく、何を言っていたかも覚えています。

確かこのときのモーツァルト《レクイエム》は放送もされた気がするので、実家に映像もあるかなあ。今度帰ったら探そう。

 

しかし、最初に”登竜門オーディション”でお会いしたときに「あなたのような声の人でやりたい」と言っていただいた、ベートーヴェン《荘厳ミサ曲》は結局ご一緒出来ずじまいだったなあ。

それはすごく残念。

毎年必ず《荘厳ミサ曲》は金沢で公演が(今も)あって、しかも私がほぼ毎年アルトソロ歌っていたのに、と思うと更にね〜。

大人の事情がなあ...。事情のお相手も鬼籍に入られましたが...。あちらで対面されたかな。

 

そうそう、去年私が受賞いたしました「岩城宏之音楽賞」。

6月13日の色々。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

今年はアビゲイル・ヤングさんに決まったようで。おめでとうございます!

オーケストラ・アンサンブル金沢 News & Topics

去年の岩城宏之メモリアルでもご一緒しましたが。今年は受賞者としてご出演ですねえ〜。

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私が出演する藤原歌劇団ベッリーニ《カプレーティ家とモンテッキ家》 と公演日がモロかぶりなのであまり宣伝はしたくありませんが(笑)、岩城宏之メモリアルコンサート、今年は9月10日、11日です。

 

 

宣伝はしたくないですが(笑)「銀座オペラ」仲間のノーブルバリトン、与那城敬さんもフォーレのレクイエムでご登場ですね〜。素敵だろうなあ。

 

あ、でも、皆さん、与那城さんは来年また私が《蝶々夫人》で共演しますので、それまで我慢して、9月11日はぜひ新国立劇場へ、ベッリーニ《カプレーティ家とモンテッキ家》を観に来てくださいませ!!

与那城さんよりかっこいいロミオになることを「月に誓います」(笑)!!

 

藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家 I Capuleti e i Montecchi」2016年9月10日、11日 | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会

 

さて、

 

話を岩城マエストロから 我が息子に戻しまして...。

......彼が生まれた日も雨でした。

 

今ではすっかり大きく、生意気になっちゃって。今日も雨の中、ランドセルとドラえもん柄の傘を揺らしながら元気にひとりで!(まだ見慣れない)家を出て行きました。今頃は小学校で給食かなー。

 

先日地下室から、私の育児日記(時間とお世話内容の簡単なもの)も出てきてパラパラと見たのですが、記憶通り、おっぱい飲んでばっかりの子で(笑)。

2時間おきに1時間以上飲むので、実質休憩は30分くらい。最初は細かく時間を書いてあった日記が、終いには、

 

19時〜24時 おっぱい

 

とかになっていました。

 

ちょっと大きくなってからは、自分が右子(おっぱいの名前)を飲んでる時は左子をアンパンマンの、中に手を入れて口をパクパクすると「アンパーンチ」とか喋る人形に飲ませてあげたり、CDをおっぱいにはめ込んで真ん中の穴ごしに飲もうとしたり、コロッケを食べながら飲みものがおっぱい直飲み(油まみれ...)だったり、やりたい放題でした......。よく我慢してたな、私。

ただ、授乳中は食べても食べてもやせ細る一方だったので、それは有り難かったなあ。

 

この間、夜中に急に目を覚まして「喉乾いた」という息子に、絶対に起き上がりたくなかった私は、

「おっぱいでも飲んだら?出るかどうか試しに一生懸命吸ってみて!また飲み始めてくれたらママ、食べても太らなくなって嬉しいし、ほら、ほら!!」

と、無茶を言って、6歳児に、

「逆にめんどくさいことになったな...」

と言わせてしまいました。

 

えーと、生まれたところから思い出したらおっぱい話ばかりになってしまいましたが。

寝返りをうっただの、立ち上がっただの、喋っただの、歩いただの......いちいち喜びを与えてくれて、これからもきっと、自分も色々経験しながら、母ちゃんに色んな経験をさせてくれるであろう息子。

 

今日、6月13日は彼の誕生日ではありますが、この日に一番大きな贈り物をもらったのは、実は母ちゃんなんですね。

 

これからも、彼の成長が、母ちゃんにとっての一番の......

 

 

やっぱ、”劇場”もらおうかな。

 

お題「プレゼント」

 

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おまけ。数年前の息子。熊本の長茄子と。

夢〜思い出〜

お題「最近見た夢」

 

今朝、オブラスツォワ師匠の夢を見ました。

理由のひとつはこれかな。

 

ふたつめの理由はあとで書くことにしまして。

 

そして、どんな夢だったかは、なんとなくしか...。

 

きっとやっぱり夢の中でも公には書けない話をしていたかも(笑)。

 

夢といえば、ラフマニノフの歌曲に《Son》(夢)、という短いけどとても美しいものがあります。

 

ロシアでコンクールを受けるときに何かロシア歌曲を歌わねばならず、ロシアオペラのアリアは師匠に仕込まれたレパートリーが色々あったのですが、歌曲は無く、急いで準備をしなければならず、とりあえず「短い」という理由で選んだのですが。

ちなみに他の外国人参加者はほとんどが《ヴォカリーズ》を歌っていました。理由は推して知るべし...(笑)。

 

そんな出会いのラフマニノフ《夢》でしたが...、ラフマニノフには他にも素敵な歌曲がたくさんある中、今でも一番好きな曲です。

 

美しいサンクトペテルブルグフィルハーモニーで歌ったときのこととか、師匠にレッスンを受けたときに、詩の意味を教えてもらいながら2人で泣いてしまったこととか、想い出もあるし。

 

確か親しい存在を亡くしたばかりだった私が、そりゃ泣くわ...という詩の内容はこんな。

(私のロシア語は現地で体で覚え、その後イタリア語に追い出されてすっかり忘れた貧しいものなので...習ったときの記憶とイメージで、ちゃんとした訳ではありませんので悪しからず...。)

 

 

懐かしい私の故郷

美しい白樺の並木


でも、それは夢だった

 

 

私の家族、私の友も生きていて
皆が私に愛していると言う


でも、それは夢だった

 

Elena Obraztsova ~ "The Dream" 4/7 - YouTube

 

元々はハイネの詩で、ロシアの詩人プレシチェーエフが超訳したものらしく。

超訳の時点のものなのか、師匠がそう歌っていただけなのか分かりませんが、私が師匠から聞いた解釈は、

 

「戦争で故郷は様変わりし、自分は外国に逃れたけれど、家族や友人は皆死んだ。ふと、それらが目の前に蘇って懐かしさと嬉しさに震えたけれど...夢だった」

 

というものでした。

彼女がよく話してくれた戦争体験は「レニングラード包囲戦」の話でしたが(彼女は産まれてはいたけどまだ幼児で、覚えてるわけではなく、母親に聞いた話として)、私はなんとなくその話と関連付けて理解していたような...。(ハイネはどこいった?)

レニングラード包囲戦 - Wikipedia

 

そして、二度繰り返される、「でも、それは夢だった」の部分はロシア語で、

Но то был сон!

で、カタカナにしてみると、

ノト ブィル ソン

て、感じ。

私の生まれた土地「能登」が歌詞に入ってるんですねー。(プレシチェーエフもびっくり。笑)

 

さて、今朝夢を見る前から、最近過去のことを思い出しがちだった理由は。

 

 

本当に。地下室で絶望の淵から転がり落ちそうになりつつ。

片付け、大の苦手なんです...。

 

大学4年生の時から住んでいて、ヨーロッパにいたときも友人と一緒に住んでキープしていた江古田のマンションから今の家に運び込まれ、地下を埋め尽くしていた、一度も触れられたことのないダンボール、その他。

ヨーロッパから引き上げてからもしばらくはそのマンションにいたので、もちろんヨーロッパ生活時代の荷物も...。

いやー、大量。

 

しかも、オブラスツォワ師匠じゃないけど、ちょっと人様には見せれないような黒歴史の遺物もあったりして......。

 

これは特に黒くないけど(笑)、昔のプロフィール写真も発見。

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あとは、こんなんとか。

 

そうそう、今どうしたら良いのかと思ってるのは、たぶん一時期集めるのが趣味だった「記念テレホンカード」と、ユーロに替えそびれた「フラン」「リラ」...。

小銭やベッリーニ紙幣を見つけたくらいではまだ、あー、て、感じでしたが、星の王子様.....カラバッジョ......。

ドキッとしたけど......ラッファエッロじゃなくて良かった?

 

たんすに眠っていたリラ札100万円相当、ユーロ交換OK 伊裁判所 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

(裁判沙汰らしい!)

 

まあ、そんなこんなで。

 

 

ちょっと具合悪くなりながらも、一昨日、最終兵器?始末人?として能登から母と姉が上京し、だいたいのカタがついた次第です。

 

うちの地下をご存知の皆様、ぜひ変わり様を見に来てください(笑)。

 

さて、本日は久々にTJM、多摩ジュニア・ミュージカルのレッスンに息子を連れて行く予定。

息子、まだ寝てるけど!

 

「オズの魔法使い」終演!|多摩ジュニア・ミュージカル

 

明日が誕生日なのに、少し早めに昨日プレゼントをもらい、張り切って寝る寸前まで遊んじゃったもんね...。

 

ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT

ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT

 

 まあ、カエルの子はカエル。

いや、でも「マエストロムジーク」は音楽ゲームで、仕事の役に...立ってないか...。

 

さてさて、そんな私の次回、公にできる?出演はこちら。

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チャリティーになるから、という理由でも、そうでなくても、ぜひぜひ来ていただきたい公演。

初めて共演させていただく方々と、親しい方々と。

華やかで暖かい演奏会になる予感です。