mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

三条〜御殿場、芸術(と美食)の秋。

「北風と太陽」ならぬ「台風と猛暑」を過ぎ、今度はえらい寒かったり...。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

私も珍しく10月に入ってから数日間、体調を崩したりしてました。珍しく、とはいえ、自分では体調不良が珍しいつもりもないのですが、「いつも元気だね」と呆れ顔で言われる事が多いので...。

珍しいとしたら、原因はなんだったのか、と考えましたら、これは、贅沢しすぎた病だったのではないかと思いあたりまして。

お題「ちょっとした贅沢」

f:id:toriki841:20181014092310j:image

こちらは新潟県三条市での「バッハ、チャイコフスキーと能の出会い」打ち上げ開始時。

この後この、私たちの前にある割と大きめなグラスに、主催の国際ソロプチミスト新潟-茜の皆様が次々に、それぞれのオススメの美味しい日本酒などを注ぎに来て下さるんですが、やはり味を混ぜるわけにはいかないのでそれぞれを味わい切ってから...と、グイグイやっておりましたら、それはもう......幸せになりました。

一緒に幸せになった皆様は、右、私のお隣が金沢出身美人ピアニストの田島睦子さん。出ずっぱりだった分、誰よりもお酒を美味しそうに飲まれていたような...?そして真ん中が、今年春には金沢のガルガン音楽祭での共演では威厳たっぷりの皇帝ティトを演じた渡邊筍ノ助先生。

荀ノ助先生のお隣が三条市出身能楽師の川瀬隆士さん。ガルガン祭では、私が歌うセストの心をカッコよく舞って下さいました。

そのお隣がバイオリニスト坂本久仁雄さん。オーケストラアンサンブル金沢の公演以外でご一緒するのは初めてでしたが、ぜひまた音楽とか盃とか、交わしたいです!スタッフその他?としていらっしゃっていた皆さんと、そうですが。ぜひぜひ、また、がありますように。

f:id:toriki841:20181014093733j:image

荀ノ助先生とは、今回、バッハ、マタイ受難曲の非常に美しいアリア「憐れみたまえ、神よ」を、ピアノ田島さん、バイオリン坂本さんと共演、というか、完全に能の謡をやらせていただいた感じで。なんだか違う世界観の喜びを感じました。

川瀬さんと二人で舞われたチャイコフスキー「懐かしき土地の思い出」も素敵でした!

短い滞在でしたが、三条の夜も満喫し。

ラーメン屋さんのカウンター占拠の思い出...。

f:id:toriki841:20181014102429j:image

 

そしてその翌日から二日間は、御殿場へ!

素敵なリゾートホテル、そして、特別なイタリアンレストランでの、二日連続のコンサートでした。

https://www.instagram.com/p/BoSfFnNBfCw/

素敵な #朝ごはん #御殿場

https://www.instagram.com/p/BoTwyGKBBbc/

#昨日の晩ご飯 #御殿場 #ディナーコンサート

1日目、ララ御殿場でのコンサートは、私は初参加でしたが、今回が4回目。大人気シリーズらしく、お客様もなれた感じで楽しんでくださっていました。

そして二日目。

https://www.instagram.com/p/BoTxhNAB7td/

#今日のお昼ご飯 #ランチコンサート #御殿場

さっきからほぼ食べ物の写真ですが(笑)

1日目と同じく、大将、テノールの角田和弘さんを筆頭に、ピアニストは藤原藍子さん、ソプラノのお二人、小林教代さん、芝野遙香さんと、私。

この、まあまあ大勢がおしかけた、その特別なイタリアンレストランでのコンサートは今回が初。

知る人ぞ知る御殿場の超人気店、トラットリア・フィレンツェは、店主ご夫妻が、もう、何から語ったらいいか、てくらいの友人。

これを機に思い出してみたら、思ったよりずいぶん昔からの仲で!何だか恐ろしくなったくらい...。

f:id:toriki841:20181015094249j:image

ほぼ常連のお客様たちも暖かい方ばかりで、最高に楽しい、そして美味しいひとときを過ごしました。

たかこちゃーん!ありがとう!!!

次はいつ押しかけようか?!

#忘れな草 #ランチコンサート #準備中 #御殿場 #トラットリアフィレンツェ

 

今週のお題「最近おいしかったもの」

 

9月後半、来年の自主企画コンサートのフライヤー撮影をモチベーションにしてダイエットのひとつも始めてみるか!!と、思い始めたころの旅でしたが、やはり美食を我慢するなんて無理な話でした。

ちなみに、その撮影は昨日だったんですけどね!

ダイエットは失敗しましたが、写真の方はいつものフォトグラファー深谷義宣さんマジックで、またまた大成功の出来上がりな予感です!!

来月あたりにはお披露目できるかなあ。

こちらもお楽しみに...していただきつつ、来月以降もオススメ公演めじろおし。

ご来場お待ちしております。

https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=58170014

f:id:toriki841:20181015151403j:image
f:id:toriki841:20181015151358j:image
f:id:toriki841:20181015151349j:image
f:id:toriki841:20181015151344j:image

秋の「第九」シーズン!?「バルカン室内管弦楽団」

今週のお題「わたしの手帳術」

はてなブログ今週のお題をみた瞬間、タイムリーすぎて笑ってしまいましたが...。

当初はこのブログ、毎日更新を目指していて、そのうち、3日に1回は!いや、1週間に1回は!と、目標が下方修正されつつ...。

原因はひとえに、一応?ありがたいことに、どんどん忙しくなっているからなのだと思うのですが、そんな中変わらないのが「私の手帳術」...

の、お粗末さ!!

 

私が近年愛用しているのは、ひと月見開きが一年分並び、後にメモ部分がある、というシンプルなもの。

その前は何年か本来壁に貼るか、デスクに置く用の厚紙B4で一年が見渡せる一枚を半分に折って持ち歩いていたのですが、出すたびに笑われるのと(笑)、だんだんそのタイプを売ってるのを見なくなったので、やめまして。無料ダウンロードとかではよくみるタイプです。

 

とにかく、なんだか長めの期間を見渡したいらしく、今のスタイルの手帳にした後もしばらくは、ひと月見開きの前についている、2年見開きのただのカレンダーの、ほとんど無い余白に無理やり用事を書き込んで、その後のページは白いまま、というのが数ヶ月続き、秋頃に「いやいや」と、やっと気付いてひと月見開きのコーナーを使い始めました。

 

たぶんイタリア生活のせいで、用事は最大1日一件しかないものだという刷り込みがまだ残っていた(いる?)んだと思います。

少し説明しますと、イタリアでは(私がいた環境や私自身の能力も関係してはいますが)窓口業務その他の対応的なものが日本に比べるとあまりにもゆっくりで、人々もほとんど急ぐということがないので、郵便局に行く日は郵便局に行く日、銀行もしかり、本番はもちろんですが、稽古にしたってイタリア人たちに付き合うと前後が延び延びになるし、とにかく、1日に何個も用事を入れる、というのは夢物語。必ず結果は虻蜂取らず。

その後フランスに移り、フランス人優秀!!仕事早い!!!と、感動したんですが、最初からフランスに住んでいる日本人にそれを言って、かなり驚かれたりも(笑)。

 

そんなわけで、手帳に細かく予定を書き込む癖をそろそろつけなくてはと、思ってはいます。

あと、家族の予定とも同期できて便利よ、と、知性派メゾソプラノ友に勧めていただき、Googleカレンダーも機能させてみているのですが、なぜかPCからしか書き込みができず、スマホにはいらんお知らせばっかりがきて、鬱陶しいのです(笑)

使い方までしっかり習うべきでした...!!

 

さてさて。

今月も手帳ぐちゃぐちゃ、慌ただしく過ごしているうちに後半に突入。

色々ありましたが(笑)、先週が、とにかく「第九」。

月曜日が名古屋、木曜日に東京・小金井、日曜日に長野・岡谷で、バルカン室内管弦楽団、柳澤寿男マエストロとご一緒させていただきました。

ソリストは、久々の共演ソプラノ石上朋美さんとは3回共ご一緒で、他も豪華日替わり名歌手揃いでした。

 

1.名古屋公演

f:id:toriki841:20180924224756j:image

左端が、テノール青栁素晴さん

そのお隣がバス、ジョン・ハオさん

反対側の私のお隣がマエストロ

そしてマエストロと右端の石上さんとの間には、女優の秋野暢子さん!

ピースメッセンジャーとしてマエストロと楽しいトークコーナーなどでご出演でした。

美しかった...。

f:id:toriki841:20180924225640j:image

中学生くらいの時、誰が一番美人だと思うか、という話を同級生としていて、私は秋野暢子さんだと思う!!と主張していた事があったのを思い出しました。運命だな!笑

 

名古屋では、更に運命的な再会もバタバタと!

https://www.instagram.com/p/Bn0HBsnhQhF/

Una bellissima sorpresa!!!!!!#バルカン室内管弦楽団 #第九 #名古屋 #再会

この春までアンサンブル金沢のメンバーだったMargaritaをバルカン室内管弦楽団のトップコントラバスに見つけた驚きと喜び!

そして、

https://www.instagram.com/p/Bn1BHK0hbEv/

まさかの #再会 がめくるめく日...!!!マジカル #名古屋 !!!!!

同時期にイタリアにいて、各地で素晴らしい歌を聴かせていただいていたソプラノ百々あずささん、そして、昨年の共演以来、バスの伊藤貴之さんとも。ビックリしたー。

 

2.東京・小金井

f:id:toriki841:20180924233714j:image

テノールは村上敏明さん(右)、バリトンは小林由樹さん(左)

 

3.長野・岡谷

f:id:toriki841:20180924234333j:image

テノールは引き続き村上さん

バリトンが与那城敬さん(右)

f:id:toriki841:20180926152123j:image

岡谷ではなんと、長野全77市町村から漏れなく集まった260人の大合唱団との共演!!!

アンコールで一緒に歌った県歌「信濃の国」も名曲で、しばらく頭を離れませんでした。

 

第九を含む公演は3回でしたが、バルカン室内管弦楽団のツアーコンサートは他のプログラムもあって、一週間に6公演!パワフル!!

バルカン室内管弦楽団については、こちらのHPを。

成り立ちの大いなる意義もさることながら、ユニークで興味深い活躍。

バルカン室内管弦楽団 | 柳澤寿男オフィシャルサイト

デビューが旧ユーゴスラヴィアだった私にとっても初共演ながら親しみを感じる、大らかで雄弁な音色のオーケストラ。

再び共演できる機会がありますように。

 

充実した第九ウィークの合間には、今年、これからの公演の準備も。

12月「ファルスタッフ」に出演する新国立劇場には、衣装合わせで訪れた勢いでなんだか必ずやることになっているらしい(笑)、同窓生による「M」を。

(Tシャツは着てるけど、MezzosopranoのMではないのです)。

https://www.instagram.com/p/Bn2_19IhyLT/

M!!!

https://www.instagram.com/p/Bn_RExeB5oc/

#国分寺市 某所にて #まだ何も決まってないコンサート #打ち合わせ #多摩地区 一の美形カップル(私調べ)とバッタリ!! #偶然の出会い #白河ラーメン #お腹いっぱい #ダイエットどうした

私的今年後半の目玉、地元自主企画

「まだ何も決まっていないコンサート」

の準備も順調。

いや、まだ何も決まってませんけどね!!(笑)

実はホールにこのチラシを持って行きましたら、まあまあ笑われまして...国分寺市の各施設にお知らせを出していただけるそうなんですが、このタイトル...タイトルだけではどんなジャンルのコンサートなのかも分からないと気がつきました。

もう、何を期待されても満足していただくしかない!!という覚悟だけは...

決まりました!

https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1836475&rlsCd=001

チケットぴあでも、充分お求めになりやすい価格で発売中ですが、小中学生の若者を伴われるご予定の方は、ぜひ主催、出演者までご連絡下さい。お子様特別価格1000円のチケットをご用意いたします。

 

その他、プレイガイドではチケット販売のない出演情報につきましては、FBページに漏らさず載せてあるつもりですので、もしよろしければご訪問くださいませ。

Yayoi Toriki mezzosoprano メゾソプラノ 鳥木弥生 - ホーム | Facebook

 

今週末は新潟・三条と、御殿場!!

すっかり旅付いております。

どこかでお目にかかれますように。

 

夏の締めは北陸へ。

 

昨年に引き続き、

オーケストラアンサンブル金沢
富山特別公演 with 合唱団OEK富山

に出演させていただきました!!!

f:id:toriki841:20180830182042j:image

(写真は石川県立音楽堂でのリハーサル。メゾソプラノ地位向上委員会Tシャツの追加オーダー分がようやく届き、着まくってます!!)

オーケストラ・アンサンブル金沢 富山特別公演 ヴェルディ《レクイエム》終演!そしてベルカント。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

セキュリティチェックが必要です

メゾソプラノ地位向上委員会FBページ!

 

昨年はヴェルディ「レクイエム」で、今年はベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」。

いずれ劣らぬ名曲を、2年連続で素晴らしい合唱団とオーケストラ、山下マエストロとご一緒できて非常に嬉しかったです。

 

#ベートーヴェン #ミサソレムニス #終演 ソプラノ塔子ちゃんとの前日の会話。「そうだ!ドレスどんな?」「黒がいいのなくてさ、紺」「あ、私も紺」「え?もしかしてタ◯シ?」「うん。タダ◯だ...」「......」「......」 違うドレスで良かったです(笑)#川越塔子 #鳥木弥生


ミサ・ソレムニスのアルトソロを18年前(その時にも合唱を歌っていらっしゃった方の記憶によると)に初めて歌った時も、指揮者は山下一史さんでした。

それから、十数回くらいは歌っているかな?

ミサ曲の中ではダントツに慣れたレパートリーですが、歌うごと、聴くごとに魅力の増す曲。

美しいバイオリンソロも、その時ごと、色んなバイオリニストさんたちの演奏に味があり、聞き惚れてしまいます。

今回も、ゲネプロで聞き惚れすぎて「え?私、今どこ??!歌わなきゃ!!」と、ちょっと慌てました(笑)

合唱も非常に難易度が高い曲なのですが、素晴らしかった!!

山下マエストロが言葉を大切に、とご指導した成果が、音楽的にも美しい流れを導いていたように思いました。ラテン語が、また特別にハートを掴む響きを持って...。

またぜひ聴きたい!歌いたい!!

 

時間がなくて能登の実家にまでは到達できなかったのですが、夏の北陸、ほっとする空気を味わってきました。

 

 

そしてそして。

楽家としても、はてなブロガーのはしくれとしてもなんともハッピーな、こんなインタビュー記事をぜひご紹介したく。

 

第7回 白馬に乗ってやってきた、とびきり美しいオペラ歌手 鳥木弥生(メゾソプラノ) - 音楽家の素顔(ポートレイト)

これまでの人生、何度かインタビューらしきものを受けた中で、出来上がったものに対する感想をざっくり二種類に分けると...

「確かにこんな感じのことを言ったかもしれないけど、全然こんな意味ではなかった」

「こんなこと言ったかどうか覚えてないけど、全くその通りだ」

の、だいたい、どちらかなんですが(笑)。

こちら、室田尚子さんによる仕上がりは、どちらかといえば後者ながら、伊藤竜太さんの芸術的な写真もあいまり、私本人すらも分かっていない自分すらも垣間見えてしまっている気がします。

自分ごとながら、いろんな意味で面白い(おかしい?)ので、私を良く知る方などに「大丈夫かなあ?」と聞いたところ、

「確かに、かなり面白い(変わった?)人風だけど、全く話盛ってるわけでもなくて、そのままだからいいんじゃん?」

というような反応で、たいへん有り難く受け止めました(笑)。

 

まだご覧になられてない方がいらっしゃいましたら、ぜひ!

 

 

 

夏の終わりの北陸。そして秋からの予定。

気候が急に秋めいてきました。

お隣が森な我が家の周りには、瀕死の蝉がぼっとぼと......。

 

昨日はあまりにも涼しくて心地よく、なんと午後に6時間くらい昼寝してしまいました(笑)

やはり暑さも含め、少々疲れ気味だったのかなあ。

夏休み!② おおいたプレミアム・ガラ・コンサート - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

色々、あれをしよう、これをしよう、と楽しみにしていた夏休みも、あっという間に過ぎ去ってゆきます。

やりかけの「ドラクエⅪ」も、できなかった...!!!

一応、ダメもとで来週富山に持って行ってみようかな......。(そんな暇ないよねー)。

 

そして富山から戻れば、あっと言う間に9月?!

久々に手帳を開いて、まず何から考えなきゃいけないのかを、考える(笑)

お題「手帳」

 

9月は長野、名古屋、東京で第九もあり、カルメンをなんと、春日部と長久手イオンシネマで!という試みなどもあったり。

 

あとは、春に金沢の音楽祭でコラボさせていただいたお能、加賀宝生との再共演!!!

f:id:toriki841:20180820011807j:image

私はバッハ「マタイ受難曲」Erbarme dich, mein Gott (神よ、憐れみたまえ)で能舞と共演になるのですが、想像するだに美しい、幽玄の世界。相応しい歌が歌えるよう、わくわくと準備中。

 

そして、その後は御殿場での二日間。

f:id:toriki841:20180820173602j:image

f:id:toriki841:20180820173606j:image

1日目はリゾートホテルでのコンサートで、ワンドリンク付き、ディナー付き、宿泊付きなど、プラン色々。

2日め、ランチコンサートをさせていただく「トラットリア・フィレンツェ」は、フィレンツェで一緒に住んでいた、ものすごく優秀なメートルドテルと料理人のお2人が帰国してオープンしたお店。

 https://www.instagram.com/p/Bmn9l_ehLti/

9/29(土)聴いて楽しい、食べて美味しいランチコンサート!とにかく、半端なく美味いよ!!我々の #フィレンツェ 長屋生活から、長年の友情が結実。フライヤーは長屋の主、石田氏の作品。#trattoriafirenze #御殿場 #イタリアン #オペラ #角田和弘 #鳥木弥生 #藤原藍子

 

この頃にはすっかり秋も深まってることでしょう...美味しいものがますます楽しみな......。

 

10月と11月には、根が田舎者な私にはいつも眩しい、銀座ヤマハホールでのコンサートが。

f:id:toriki841:20180820183146j:image
f:id:toriki841:20180820183143j:image

他、まだフライヤーをもらえてないものなんかもあるのですが、先ほどのトラットリア・フィレンツェと同じく、我が夫作のフライヤーがもうひとつ。

https://www.instagram.com/p/BmLkBowhQzK/

多摩地区をオペラ地区にしたい!!#多摩オペラシアター 略して (ToT)←笑冗談半分、その実大真面目に?!始動...。本人もまだ入ってると知らない優秀なメンバー多数。ほら、あなたも!!#まだ何も決まってないコンサート #牧野正人 #馬場崇 #鳥木弥生 #篠宮久徳 #いずみホール #国分寺

 

裏面のね、特にこの、いずみホールの地図がお気に入り。

国分寺市、すごいことになってます(笑)

f:id:toriki841:20180820183447j:image

こんな場所ですが、中央線と武蔵野線西国分寺駅から徒歩1分。コスパ最高の自信ありなチケットは、チケットぴあでもお取り扱いしておりますので、ぜひ。

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1836475

 

そうこうしているうちに、12月新国立劇場ファルスタッフ」のお稽古も始まりそうな...。

https://www.instagram.com/p/Blx2bnChuC7/

‪来週大分での本番の稽古してて、ピアニストのみきちゃんが「せっかくだから!」と撮ってくれたー。#ファルスタッフ #新国立劇場 お越しくださーい!!12月ですけど。‬

ファルスタッフ | 新国立劇場 オペラ

 

なんだか、来年もよろしくお願いします、て言ってしまいそうな勢いですが......

皆様に、どこかでお会いできますのを楽しみに!!!

夏休み!② おおいたプレミアム・ガラ・コンサート

前にも書いたような気がしますが、私が座右の銘の一つが、「ぼのぼの」のヒグマの大将が言った、

「考えることをふたつだけにすりゃあ

やるべきことはすぐ決まるってもんだぜ」

という言葉。

 ぼのぼの(1) (バンブーコミックス 4コマセレクション)

座右の銘とはいえ、人生にこれを当てはめられるほど潔い生き方はしておらず、あくまでも仕事上で「3つ以上の本番のことはなるべく考えない!でも2つは考えられるはず!!」という風に考えて、活用しております。

もちろん場合によっては3つ以上のことも考えねばならないこともありますが...。

 

ここのところ、その「2つずつ!」とは言え、まあまあ頭の中がいっぱいいっぱいな状態が長く続いていたようでした。

春からプライベートでも生活形態が少し変わったのもあったり、新しいレパートリーや、新しい試み、本当にしっかりやりたい、という大切なコンサートやオペラが多くて(いや、大切でない本番があるわけではないのですが...。結局仕事量、特に新たな暗譜量の問題かなあ...)、今、そこを抜けてみると、日常生活も、本番も、もちろんすごーーーく楽しんではいたのだけど、やはりストレスもあったような気もして。

 

先日、いきつけのオステオパシー治療院で、頭部の施術をしてもらっている時に、寝てるんだか寝てないんだか、みたいな状態で、まさに走馬灯のごとく、去年の秋くらいからの出来事が次々に脳内に浮かんでは消え。

ああ、あれも、これも、決して(たいして?笑)悪い意味ではないけどなんだかストレスがかかっていたんだなあ、と気付いたり。

あと逆に、すんごい無理もして頑張ってたつもりだけど、全くストレスじゃなかったんだな、と気付いたものもあったり(笑)

今は、全部忘れた!て訳ではないと思いますが、頭の中がデフラグされたようなすっきり感。

 

そんな、個人的ひとくぎり、のラストを飾ったのが、8月1日にあった「おおいたプレミアム・ガラ・コンサート」と、その後、8月3日に伺わせていただいた大分支援学校での「平和コンサート」でした。

 

昨年夏と同じく、フィレンツェ在住のバリトン渡邊弘樹さんにお誘いいただき、なんとびっくり、ロベルト・フロンターリ氏を囲んでのオペラ・ガラ。

おおいたプレミアム・ガラ・コンサート、終演。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

フロンターリさんとの共演も去年に引き続きだったので、少し慣れたといえば慣れましたが、実際、いやこれ、おかしいだろ、という、まさにプレミアム。

大分のあとは、ウィーンで、そのあとMET言うてましたよ(笑)

f:id:toriki841:20180813040201j:image

こちらは、リハーサル中のフロンターリさんと渡邊さん。彼らが兄弟のように仲良し、というご縁でこんな夢の共演が叶っているわけです。

ピアノは小埜寺美樹さん。

f:id:toriki841:20180813040821j:image

美樹さんも含め、こちらも昨年からの引き続き、ソプラノ髙橋絵理さん、テノール寺田宗永さん、と、私。

大分入りしてからほぼ毎食同じものを食べ続けました(笑)

別に同じ店に入ったから、て、同じものを食べなくて良いのに、何故か。仲良すぎ...。

この写真では私が昨年食べそびれて心残りだった「りゅうきゅう」などを。

f:id:toriki841:20180813055147j:image

トンテキ定食も美味しくて、二日連続で食べてしまった...。

 

あ。このままグルメレポートに走りそうなので、話をコンサートに。

f:id:toriki841:20180813055101j:imagef:id:toriki841:20180813041222j:image

フロンターリフィガロ、てらっち伯爵とのセビリア3重唱で始まり、なんとなんと、オールアンサンブルのプログラム。

えりちゃん&てらっちのツンデレDuettoあり、ロベルト&弘樹さんの早口競争あり...。

今年は更に大分ゆかりの歌手の方々4名が参加され、またまた賑やか。

西谷英恵さん、甲斐圭菜さん、佐保佑弥さん、新見準平さんと共に、私は大好きなカルメン5重唱なども歌わせていただきました。

そのカルメン、先に書いたセビリアのロジーナ、リゴレットのマッダレーナ、そしてウェルテルのシャルロット、という慣れたレパートリーの中、ひとつ、チャレンジだったのが、マクベスの、レディ・マクベス

せっかくの共演だし、フロンターリ氏の得意のレパートリーを聴かせつつ、私たちの良いところも、と考えていただいたプログラムと聞いて、そんならまあ、みたいな気持ちで。

でも、イタリアで勉強しているときには意外と何度も信頼する先生たちから勧められていた役で。それがなければ拒否していたかもしれないんですが(笑)。

それでも最終的にはご一緒するロベルトさんに少々遠慮気味に「歌えるかなあ?」みたいに聞いちゃったんですが「僕が一番良いと思ったレディもメゾソプラノだったし、声も見た目も気迫も合ってるよ」と答えてもらい、オフィシャルにほっとしまして。

あとはピアニストの美樹ちゃんから「レディは汚い声の方が良い」と聞いたのも良かった!(笑)!ありがとう、美樹ちゃん!!

そう言ってもらえて、一気にのびのび、歌いやすくなりました。

https://www.instagram.com/p/BmAW95KhUHg/

#fineconcerto #colorediroma #ローマカラー #robertofrontali #eritakahashi #yayoitoriki #ロベルトフロンターリ #髙橋絵理 #鳥木弥生 えりちゃんとロベルト、シモンのduetto素敵すぎて泣きました。レディ・マクベスはキャラクターぴったりと褒められました。悪妻をリアルで鍛えてくれている夫に感謝(笑)

 

去年もそうでしたが、とにかく、自分が歌うのも嬉しいし、リハーサルや、本番中袖からでも、いい声が、いい音楽が聴けるのが本当に嬉しいコンサートでした。

フロンターリ氏はとにかく凄いし、弘樹さんのロベルトさんに一歩も引けを取らない立派な舞台姿?!と声、その他諸々の素晴らしさも相変わらずで。

絵理ちゃん、てらっちの声も音楽性もいつもながら美しくて、美樹ちゃんがピアノソロで引いたタイスとマノン・レスコーも最高でした。

f:id:toriki841:20180813054400j:image

f:id:toriki841:20180813054445j:image

フロンターリ氏ご家族などなど、皆様との打ち上げも楽しく。

なんと、このあとはみんなでカラオケスナックに...!よい想い出になりました!!!

 

そして、翌々日は朝早くから、弘樹さん、絵理ちゃん、てらっち、美樹ちゃん、そして、弘樹さんの美しき妻、みえこさんと共に、大分支援学校へ。

https://www.instagram.com/p/BmBKxq5hopG/

ロベルト氏を囲んでのコンサート翌々日の今朝は #大分支援学校 のみんなと歌ってきました!!パワーもらったぜ...!!!機会をいただけて感謝。また戻りたい。#平和コンサート #渡邊弘樹 #髙橋絵理 #寺田宗永 #小埜寺美樹 #鳥木弥生

お題「もう一度行きたい場所」

 

私たちのコンサートの前に、支援学校の先生による平和の授業もあり、「平和ってなんだと思う?」という先生の問いに対して、小学校低学年のひとりの女の子が言った「みんなが仲良くすること」という答えにやたら感激してしまい、涙が出そうになったり...。

でも「じゃあ、みんなが仲良くしたら、何ができると思う?」という問いにはうっかり「子供ができる」と呟いてしまったり...。

「みんなで歌を歌うこともできるよ!」という、素晴らしい、コンサートへの繋ぎだったのに...(笑)

ともかく、みんなで楽しく歌って、最後まで気持ちの良い、充実しまくりの大分滞在でした。

夏休み!(歌うけど)〜大分より〜 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

f:id:toriki841:20180813204830j:image

来年も帰れますように......。

 

さてさて、次の本番は、ベートーヴェン「荘厳ミサ」。

8/26、富山県民会館にて。

f:id:toriki841:20180813205351j:image

まだまだ先だと思っていたらば、来週末にはもう!!!

夏休みの最後に、皆様ぜひ、お越しくださいませ。

夏休み!(歌うけど)〜大分より〜

お題「今日の出来事」

大分にいます!

とりあえず、ホテルの温泉が気持ちよすぎ。

今朝も、浸かった瞬間に、ゼルダでハートがポンポンポンポンポン......と回復していくような快さが身体中に広がりました...。

そういえば昨年も気持ち良かった。

おおいたプレミアム・ガラ・コンサート、終演。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

能登和倉温泉にほど近いところで生まれ育った私ですが......大分に軍配......かな!

和倉温泉駅にはこんなにオシャレなトイレもないし。

f:id:toriki841:20180731012519j:image

まさに「用もないのに」思わず中を見学してしまいました。

 

明日のコンサートのため、昨日東京から陸路で大分入りいたしたわけですが。

https://www.instagram.com/p/Bl2UpQeBchL/

#小倉母が生まれた街つい、人波に母の面影を追う (さっき京都で別れたばかりだけど)からの#ソニック yeah!!!!#鉄分補給

大分来るのに陸路?!と、驚かれまくりますが、列車移動大好きな私には全く苦にもならず。

青いほうの新幹線も普段あまり乗らないから楽しかったし、一年ぶりに乗ったソニックにも、内心わっくわくでした。

 

到着後、共演者たちと合流して、早速大分グルメを堪能。

https://www.instagram.com/p/Bl24vQ1BVdF/

楽しい仲間と鳥を食べる喜び。

 

明けて本日は7月最後の日。

7月、二つのオペラ全曲演奏会形式を終えまして。

夏のヒロインたち。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 f:id:toriki841:20180731020726j:image

プッチーニ「修道女アンジェリカ」

私がプッチーニのオペラの中で唯一(唯三?)大好きな三部作のひとつを、魅力的な皆様とご一緒できて嬉しかった!

あんなに女声歌手がいたのに、前半のゲストだった高橋絵理さん(今大分でも一緒♡)以外は全メンバー初共演という新鮮さもまた良かったし、まあとにかく、私が今さら言うことでもありませんが、作品が素晴らしい。

メゾソプラノの(というか、テノールとソプラノ以外の)扱いがイマイチ良くないプッチーニですが、なかなか、気持ち良い悪役で(笑)

 

ちょうど「悪役」について寄稿した雑誌も発売中で、タイムリーでした!!

 

そして、ベッリーニベアトリーチェ・ディ・テンダ」

こちらもまた違った意味で作品がものすごかった!!タイトルロールはとにかく、もう、歌い切るだけでバチカンに奇跡認定して欲しい感じ。

私が歌ったアニェーゼは、ドン・カルロのエボリのようなキャラクターが、ベルカントの優美さにはめ込まれたような、こちらも、なかなかの難役。

ベッリーニ(ドニゼッティも)のメゾソプラノ役は、平気でソプラノと同じフレーズを歌うし、音の上下が逆転することもしばしば。

今回はとくに?!大プリマがお相手でドキドキでした...。

https://www.instagram.com/p/Bl0VRFbhB4s/

#beatriceditenda "ベアトリーチェ・ディ・テンダ" 終演!!!#感動 !!!

https://www.instagram.com/p/Bl0fw_Ghpmv/

#出口正子 さまと#ベアトリーチェディテンダ そして、幻ユニット #クアトロフィオーリ 今年のクリスマスに #再結成 in #石川県七尾市 なのだ!!!!!

 

全曲演奏は日本初演で、この先もあんまり演奏されることもないだろうなあ...。

貴重な経験になりました。

 

さあさあ、ところ変わりまして!!

移動途中で息子も父親に託してきたし、まだ本番前とはいえ、20%くらいはバカンス気分でやってきた大分。

お題「ひとりの時間の過ごし方」

 

長ーい稽古も終わり、また美味しいものを食べ。

https://www.instagram.com/p/Bl5bHqVhP8m/

昼も夜も全く同じメニューを選ぶ、仲良しすぎる4人(笑)#トンテキ定食 #りゅうきゅう丼

 

またまた温泉も満喫...。

明日の本番に向けて、あとはゆっくり休むだけ。

幸せ...。

明日はこの幸せを、お越し下さる皆様に湯水のごとく浴びせ掛けるつもりで歌うぞー!!!

 

まだ少し席があるのかな?どうだろう?(笑)

大分、近隣の皆様、お聞き逃しなく!!!!!

f:id:toriki841:20180731223331j:image
f:id:toriki841:20180731223326j:image

ゲームの思い出〜ゲーマーが親になるとき〜

今週のお題「ゲームの思い出」

 

今週のお題「ゲームの思い出」です。

1983年7月15日、任天堂から「ファミリーコンピュータ」が発売されました。世界のテレビゲーム史に刻まれたこの記念日になぞらえて、はてなブロガーの「ゲームの思い出」を募集します。好きなゲームのこと・ゲームを通して芽生える友情・ゲーム通もうなるマニアックで深い話などなど、皆さまのご応募をお待ちしております。

 

ゲームの思い出なんて、ありすぎて大変ですけど(笑)

1983年7月、というと、私が9歳のとき。

今の息子と同じ歳。

瞬く間に大ブームになったファミコンが我が家にやってきたのは、スーパーマリオブラザーズが発売された時、という覚えがあるので...1985年、らしい。

当時、能登の田舎では何故かゲームは男の子がやるもの、という風潮で、女の子でも男兄弟がいればやらなくもないかな、という感じでした。よく「鳥木んちは三姉妹なのになんでファミコンあるの?」と、今思えば意味不明な質問をされました。いや、当時でも意味不明で何を答えていいか分からなかったけど...。

ともかく、任天堂ファミリーコンピューターは、スーパーマリオブラザーズ、そして親の趣味でゴルフ麻雀というソフトたちと共に、石川県七尾市「おもちゃのとらや」にて購入されました。

(とらやさん、最近ではなんだか全国的にコレクターの間でまあまあ有名と風の噂で...)。

 

それ以後、お年玉で買ったり、友達と貸し借りしたりで思い出深いソフトもたくさん。

 

これはもしかしたら親が買い与えてくれたかもしれない「ポパイの英語遊び」で、ウガンダが国の名前だと初めて知ったり。

ポートピア連続殺人事件」よりも「さんまの名探偵」派だったり。

アイスクライマー」では友情裏切りについて、子供なりに身をもって学びました。

ツインビー」でも、他人が大切にしているものを奪う罪の深さついて考えさせられました。

 

そして「ドラゴンクエスト」!!!

f:id:toriki841:20180719093844j:image

自分をジェネレーションで判断されたり、カテゴライズされるのはあまり好きではありませんが、他を全て拒否しても、これだけは甘んじて受けるしかない「ドラクエ世代」ど真ん中。

 

現在は張り切って発売日に2DSはぐれメタルエディションと共に入手したドラクエXIを途中で放置中という不甲斐なさですが...。

 

先に息子がとっくの昔にクリアしたので、夏休みに教えてもらいながらやろうと思います。

 

そういえば、今はひとつのソフトで何人かがそれぞれのセーブデータを持てるけど、ドラゴンクエストIの頃は、セーブデータがひとつでしたよね。(復活の呪文狂想曲については言わずもがな...)

 

そんなわけで、我が家では姉2人と私の3人が一緒に、または各々好きな時に遊んでいたのですが、姉妹それぞれの性格の違いがRPGの進め方に顕著に表れていました。

上の姉はとにかく堅実。レベル上げの苦労を厭わず、相当強さに余裕が出てから次の街に進むタイプ。

あと、ただの堅実では済まされない部分が、おうじょのあい無しでロトのしるしを手に入れたという、行動の正確性(笑)。

(どういうことか分からない方は、お近くのドラクエ世代にお問い合わせください)。

一方、もう一人の姉は、次の街や洞窟の噂を聞くや否や出かけて全滅も厭わないタイプ。

彼女が一人でプレイした後には必ずゴールドがごっそり減っていました(当時のドラクエ界には銀行もなかったので)。

私はどちらかというと上の姉に似てレベル上げも好むものの、姉ほどの忍耐と正確性はなく、しかも、他の子供達もきっと私と同じくらいには怠け者でうっかり者のはず、と信じる能天気だったので(今は世の中の大半の方々が私よりはしっかりしてる、と気付いている)、そんなに難しいことは子供にやらせるはずがない!と(笑)、常にヒントや、楽になる道具や装備を探し回るタイプでした。

あと、今のように攻略本や攻略サイトが簡単に見れる状況ではなかったので、姉たちとの間の申し送り的な意味もあり、ノートを一冊持ち、敵のHPや出現場所、あとはダンジョンの地図などを書きながらプレイするのも楽しかったな。

 

当時、テレビゲーム以外にゲームブックにもはまっていて。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E3%2582%25B2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25A0%25E3%2583%2596%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF

とにかくメモ取ったりするのが好きだったような気もするんですが、その割には機能的、効果的なメモの取り方が分からず、無駄にペンを走らせているなあ、と、自己分析しつつ書いてました。

ちなみにゲームブックは元々大好きだったシャーロック・ホームズものをやっていた頃が最高潮で

 

シャーロック・ホームズ 死者からの手紙―クイーンズ・パーク事件 (シャーロック・ホームズミステリー・ゲーム 3)

シャーロック・ホームズ 死者からの手紙―クイーンズ・パーク事件 (シャーロック・ホームズミステリー・ゲーム 3)

 

岡嶋二人ツァラトゥストラの翼が、どれだけズルしてもクリアできず(笑)

ツァラトゥストラの翼 (講談社文庫)

ツァラトゥストラの翼 (講談社文庫)

 

自分の中でも、世の中的にもブームが去ってしまいましたが...。

ゲームブック.....DSの代わりと、息子にたまに挑まれる全くルールが分からないカードゲームの代わりにならないかな?

電子音ばっかり聴かされずに済むし、カードみたいに相手もしなくていい!!(笑)

古本屋で小3に相応しいものが無いか探してみるか...??

 

そうなんですよ。

ゲーマーが親になった場合、大きなジレンマを生じます。

自分がゲーマーでなければ、息子を「ゲームばっかりダメ!!」と叱りつけ、取り上げて二つに折ることもできようものが、ゲームを愛し、ゲーマーの心が分かるからこそ、そんなことはできず。

「今すぐやめなさい!」

ではなく、

「キリが良いとこでちゃんとセーブしてやめなさい」

になってしまうし。

何年か前、私が初めて小さな息子にブチ切れ、初めて声を荒げて叫んだのが、

「だからパーティーには回復系を入れなさいって言ったでしょ!!」

だったという事実。

中ボス程度に回復アイテムを使いきり全滅、なんて、いくら可愛い息子でも、いや、息子だからこそ、許せませんでした。

 

でも、その時幼い息子が「そんなことでブチ切れた母ちゃんオカシイ」という正しい受け止め方をしてくれたのが救いでした。

ゲームはゲーム、と、一応分かってるんだな、と(笑)

 

一時期ゲーム脳なんていうのもしきりに危険だと言われていたのとはちょっと意味が違うとは思うのですが、私がゲームのせいで勘違いしていた危険なことがひとつ。

スーパーマリオだと一マスの穴はBダッシュすればジャンプしなくても下に落ちませんよね?

私はなんとなく、現実世界でもそうなんじゃないかな、て思ってたんですよね。

それで何が起きたか、て話はちょっと長くなりそうなのでいつかまた機会があれば......。

とにかく、ゲームの世界と現実世界は違うんだよ、てことは、良くも悪くも、より頭が柔らかい頃からゲームをしている息子の方が、私よりも分かっているような気もしたり。

息子がやり始めたゲームを私がやめられなくなったりもすることもあるし...。

でも、やっぱりゲームのやりすぎは良くない!と、親として偉そうに(笑)注意喚起もしたいし。

 

ちょっと話逸れますが、今、声楽を生業としてる私も、もし若いうちからもっと時間をかけてテクニックを磨かないと箸にも棒にもかからないようなピアノとか弦楽器とかをやっていたら、絶対にプロにはなれなかっただろうな、と思う。ゲームで脳がどうなるかとかは不明としても、ゲームに時間を使ってしまっているのは紛れもない事実だから。

 

うーん。

 

ゲーマーの親が子育ての正解にたどり着くゲームを、誰か開発してください!!!