読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

サンデー毎日3月16日号にオペラ「滝の白糸」の記事。

公演評
なかにし礼さんのページ。
f:id:toriki841:20140309155611j:plain
「滝の白糸」について書いてくれたらしいと聞き、読んでみたら見開きまるまるでした。さすが千住明様。黛まどか様。

内容は〈オペラ「滝の白糸」がなぜ成功したか〉。99.99%ポジティブ。
関わったものとして嬉しい限りです。

ただ、
「いや、それがオペラだから」
「まあ、劇場ですからね、そうなりますよね」
とつっこみたくなるような普通のことを、とても有難い論調で考察されていて、
「これまでの日本オペラを過小評価してないかい?」
という気も。

しかし、世間一般的にはこれでしごく納得されるほど、「オペラ」自体が特殊なもので、「日本オペラ」なんて言ったらもう、「誰が観に行くの?そんなん」なんでしょうね。

「滝の白糸」を観にきてくれた方の感想で面白かったのが(その方は歌を愛する方なのでもちろん隅から隅まで堪能してくれましたが)、
「凄いですよ!誰も寝ないで集中して聴いてましたよ!」...。
オペラ、そこからか!と。

実際、「あんな田舎もんの弥生ちゃんが都会でオペラでるんかー、付き合いで我慢して行ったるかな」というノリで私が出演する舞台を観にきてくれて、
「まさか笑えるとは!」
「まさか感動できるとは!」
と新たな世界を開いてくれる方も大勢います。
食わず嫌いの方は、ぜひ!
ただ、最初に観る演目を間違えるとけっこう致命的なので、不安な方はご相談ください(笑)!

確かに、オペラ「滝の白糸」には、今までの日本オペラになかった「成功の要素」がある。なかにしさんの言う通り!
高岡初演の評判を受けて金沢公演には大行列、さらに二公演の成功を受けて東京公演のチケット争奪戦もすごかったですからね。なかなかないことです。
再演により進化していけば、日本人の「オペラ観」や、日本におけるオペラの将来を変化させる可能性も大いにある!

オペラアニメ映画「滝の白糸」なんていうのも、非常に日本的で良いと思うんですけどね、どうでしょう?
もちろん吹き替えは初演キャストでね!!

f:id:toriki841:20140309165508j:plain
f:id:toriki841:20140309165727j:plain
上は東京公演終了後、下は金沢公演終了後の写真です。

よろしければこちらも。