4月から新年度。新しい環境に移る方もたくさんいらっしゃることでしょう。
ワクワクドキドキ、楽しみもあったり、不安も少しあったり?
ちょっとしたストレスを感じたり?
花粉も飛んでて憂鬱だったり?
......ところで、音楽を聴くとストレスが軽減されて免疫力もアップするという話をご存知ですか?
皆様にぜひ元気いっぱい新生活に飛び込んでいただきたく、お勧めコンサートをご紹介いたします!(なんて滑らかな運び!!?)
銀座オペラ「イル・トロヴァトーレ」
4月9日(水)・10日(木) 19時(18時半開場)
銀座ヤマハホール
キャスト
小川里美 レオノーラ(美しい女官)
笛田博昭 マンリーコ(レオノーラを慕う吟遊詩人)
与那城敬 ルーナ伯爵(マンリーコのライバル)
鳥木弥生 アズチェーナ(マンリーコの母)
エレクトーン
清水のりこ
演出
彌勒忠史
「イル・トロヴァトーレ」を作曲した我らがジュゼッペ・ヴェルディは、イタリアで最も尊敬されている作曲家です。
その彼が最も充実した作曲活動をしていた中期の傑作「イル・トロヴァトーレ(吟遊詩人)」。
作品の特徴は、表題役のテノール、ヒロインのソプラノ、ライバルのバリトン、主人公の母であるメゾソプラノ、4人の歌手に、ストーリー上も音楽的にも重要なパートが与えられていることで、異なる四声で歌われる名アリア、重唱の数々は、非常に聴き応えがあります。
イタリアのテレビ番組で「オペラの名曲歌ってみて!」という街頭インタビューをやっていたのを見たとき、けっこうな割合で、この「イル・トロヴァトーレ」のテノールが歌う”Di quella pira(見よ、この恐ろしい炎を)”を口遊むおじさんがいました。
しかし、トロヴァトーレの”見よ、この恐ろしい炎を”は難曲中の難曲。そして血湧き肉踊る名曲。
生で、ヴェルディが求める通りの力強い声で聴ける機会はなかなか無いでしょう。
そのなかなか無い機会が、笛田さんがマンリーコを演じる今回です!
ヒロイン、レオノーラを演じる小川さんは、容姿、歌唱、全てが気高く美しく、二人の魅力的な男性に翻弄される姿に耳、目、心を奪われます。
(本日、衣装合わせ中のショットを特別先行公開。里美レオノーラのうなじ!)
与那城さんのルーナ伯爵は、気品と男らしさに溢れていて、「レオノーラは私のものだ!」という力強いフレーズを聞いた女性なら誰しも「私もあなたのもの!」と思うでしょう。
私、アズチェーナは......母ちゃんぶりなら誰にも負けません!!!
物語の方はというと、美しいレオノーラをめぐるマンリーコとルーナ伯爵との三角関係。
マンリーコの母、アズチェーナが鍵を握る過去、マンリーコ出生の秘密。
レオノーラとマンリーコを破滅に導かんとするルーナ伯爵にアズチェーナが突きつける衝撃の真実とは!?
濃い!!!熱い!!!!!
歌唱はイタリア語ですが、日本語字幕付きで、演出の彌勒さんが語り部として要所要所で皆様をナビゲート。
先日金沢でこの公演のスピンオフ的な演奏会があり、同じメンバーでトロヴァトーレの縮小版をお送りしました。
オペラは初めて、という方から、オペラ通の方まで、多くの方からご好評をいただき、いいものができる、と確信を得ての「銀座オペラ」、本公演となります。
ぜひぜひ多くの方にお届けしたい!
4月9日、10日、銀座でお待ちしております。
オペラのチケットなんて買ったこと無い!どうすんの?何着ていくのー?
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