mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

寝G.W.に観るドラマ

ここ1年ほど、私の中で、第二次海外ドラマブームが吹き荒れております。

「このドラマ面白い」て話をすると、大概友人に「あー、観てたー」「懐かしい!」と、過去形で語られるのですけどね......。

新しくなくて良いので、確実に面白いのをみたい派?です。

海外に住んでいる時はむしろ日本のドラマを観ていたんですが。今は日常で日本人の顔を見てるから、特に二次元では観たくないのかな?


さて、私の中でのブームのきっかけになったのはこれ。

女性が皆、とんでもなくて、魅力的。

育児と仕事で揺れるリネットに共感し、表向き完璧主婦のブリーに戦慄を覚え?、セクシーなガブリエルの魅力にメロメロ......。主人公スーザンは......一度だけテレビの吹き替え版で観たときに、字幕で観てて良かった、と思いました。


第一次海外ドラマブーム、同時に洋画も大好きだったのは中学、高校時代なんですが、その時はあまりコメディは好きでなく、時代物が好みでした。

(以前は「笑い」なら日本人のセンスが一番、と思っていたんですが、グローバル化のせいか?最近は似たり寄ったりな気がします。)

なので、初めてはまった海外コメディが「デスパレート」。(ちなみにSATCは一応観た、程度)。


デスパレートと並行して、大好きなゲーム「ミスト」シリーズに似た雰囲気を感じて観はじめたのが、これ。

LOST シーズン1 コンパクト BOX [DVD]

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長すぎてめげそうになりましたが、映画「イングリッシュ・ペイシェント」のキップ役が素敵だったナヴィーン・アンドリュース演じるサイードが、またなかなか素敵で(笑)なんとか最後まで。


その後、私と同じく主婦歌手(矛盾してるか)のあっちゃんが海外ドラマ好きなお仲間と発覚。勧め、勧められしながら色々観ました。

「アリーマイラブ」は私が少し先行して観ていて、とある大切な人が亡くなるシーンを観たあっちゃん、

「やよいちゃんが、彼が死ぬって私に言わなかった思いやりにも感動して、よけい泣いた」

だとか。普通言わないでしょ(笑)

私より少し遅れて「アグリーベティ」を観ていた夫には、

「ベティの矯正器具いつか外れるの?」

と聞かれたので、

「外れるよ」

と答え、「言うなんてヒドイ!」となじられましたけどね。

いや、矯正器具は取れるでしょ、普通(笑)


(ちなみに我が家ではスーパーマリオに出てくる、メガネかけて箒に乗って杖振って出てくるキャラを「ベティ」って呼んでます。本当の名前は分かりません)。


「アグリーベティ」は、主人公がアグリーなんて観る気がしない、私は美人が見たい、と、しばらく敬遠していたんですが、よく考えたら、主人公が美人じゃないなら、気を使う必要なくて脇役に美人出し放題ですよ!

主人公が不美人。上手いこと考えたな、と思いました。

そう思って、もう一作、これも見てみました。


私はラブ・リーガル DROP DEAD Diva シーズン1 DVD-BOX

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原題と邦題、かけ離れすぎですけど。

こちらのヒロイン、ブルック・エリオット、舞台女優、歌手です。私は密かに、友人で演技派メゾソプラノのM.M.さんに似ていると思っています(笑)

だから言うわけじゃありませんが、「主人公が不美人」シリーズというわけではなく、どちらかというと、「アリーマイラブ」のような、しかし設定が凝った(SF)法廷物でした。


ベティのアメリカ・フェレーラもですが、美しくない設定で作られていて長時間大画面でもみれる容姿、てことは元々かなり綺麗ですよね。「不美人」キャラなんて、「おいしい」だけ(笑)


で、だんだん通ぶってきて考え始めました。「アリー」はちゃんと?美人キャラで、特に凝りまくった初期設定もなく、「デスパレート」のように何人も主役がいるわけでもないのに、ひとりであんなに長いシーズン、飽きさせずにヒロインを演じてすごいな、と。実は超名優?

今は何やってるのかな。



さてさて、私が今、現在進行形で楽しんでいるのは、こちら。どうなるか教えないでね!(笑)

毎回難病患者が現れ、何の病気か当てる医療推理ドラマ、て感じなんですが、観ているこちらに知識が無いので、犯人(病名)が分かったからといってとくにスッキリはしません。

舞台もずっと病院なのでいたって地味。

ん?何が面白いんだ?いや、たいへん面白いんですよ!

主人公の唯一の友人ウィルソン医師を演じる俳優、顔を見るたびに何故か感動に咽び泣きそうになると思ったら、シーズン2を見出したあたりで何故だか気付きました。

映画「今を生きる」で、両親にNoが言えずに自殺した少年ニールだ!!

「生きてて良かった!」

と、思いつつ。しかし、ニールは親に医者になれと強要されてたよね。なったのね(笑)!?

「今を生きる」のロビン・ウィリアムズもそうですが、「ドクターハウス」のヒュー・ローリーもコメディアン出身だとか。

なんか、タイプ違いますけどね。

ただ、どちらの俳優も、私は声が好きです。

経歴を見たら二人とも声優もやってる!

ですよねえ!!

そういえば、夜に子供を寝かしつけた後にドラマを観はじめると、眠れなくて困ることも多いのですが、この、「ドクターハウス」、ヒュー・ローリーや、やはり名優に成長したニール少年ことロバート・ショーン・レナード(また、いかにも演技派っぽい名前だな)の、落ち着いた渋い声を聴いてると、なんだかよーく眠れます。

昨日は三話分流しっぱなしで昼寝までしてました。

このゴールデンウィーク、気持ちよく眠りたい方にB.G.M.としてもお勧めのドラマです!

(いいのかな。笑)


今週のお題ゴールデンウィーク2014」