mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

芸術の秋、ラストスパート!4人のチェリストコンサート!!そして七五三。そしてフィレンツェ料理。

一昨日の絵本展に続き、昨日はこちらのコンサート。

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息子と母ちゃん、芸術の秋だーっ!!!
すでに冬の寒さに突入している北陸ですが、この連休はなんとかギリギリ良い天気。


高い高い秋の空の下、コンサートを聴きに行く前には、うちの息子と7歳になるいとこの女の子との、合同七五三参りも。

石川県七尾市山王神社にて、元オリンピック選手の神主さまに御祈祷いただき、立派な体躯から繰り出される楽器の音や、素晴らしい声に聴き惚れました。

そして、「千歳飴食べたら歯を磨いてね〜」
という神主さまの行き届いたアドバイスと、息子が引いた大吉おみくじ、

「恋愛・思うがまま」

のメッセージを胸に、神社をあとにし、いただいた千歳飴を開けると......

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歯磨きセットまで入ってました!!!
神主さまのアドバイスはそういう意味でしたか。

あとは、七尾が誇る「日本一のデカ山」お守りもいただきました。

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7歳のいとこどころか、そのお兄ちゃん(9歳)よりも重い息子。
デカ山に守られ、どこまでもデカくなりたまえ!!



さてさて、午後のチェロリサイタルの方は、私と息子、私の母と、息子の金沢での教育係兼お友達(笑)、みゆきちゃんの4人で。

私も初体験のチェロ4本コンサート。
プログラムはこちら。
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そしてアンコールには、フランチーニ作曲のタンゴ、「La vie lleger」と、フォーレの「夢のあとに」、という多彩さ。

映画音楽も素敵でしたが、2曲のチェロコンチェルトが良かった!!

メゾソプラノは、「チェロのように歌え」とよく言われますが......。
細かい音符もあくまでも優雅に、ゆっくりとしたレガートにはたっぷりと情感込めて、しかし押し付けがましくなく(笑)。
まさに理想ですね。

ちょっと心配だったうちの5歳児も、ちゃんと聴いていたかどうかは知りませんが、静かに座っていられたので、さすが七五三と株を上げました!?


一日良い子にできたご褒美は、金沢でイチオシのイタリアン、フィレンツェ料理の「クアクア」で、息子大好物のトリッパ

相変わらず、顔中トマトソースに染めて幸せそうに食べておりました。
良かったね〜。

夏にお世話になったハープの上田さん一家も参加で。


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上田さんがお持ちなのは、その名も「arpa(ハープ)」というワイン。

長い一日を締めくくる、楽しい晩餐でした!

シェフのみっちゃん(写真で一番いい声でてそうな人)に感謝です。