mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

6月13日の色々。

まずはひとつ、ご報告から...。

岩城宏之音楽賞」を、受賞しました!


今日、6月13日は岩城マエストロの命日であり、息子の誕生日でもあります。

あと、「琴錦みたい」は、面と向かってではなく、これから私が舞台に出てくる、という時に私の紹介として観客に向かって発せられた言葉でした。

おかげさまで、皆様舞台に出てきた立派な体格の私を見ても、「それほどじゃないじゃん」と思って下さったそうで(笑)、感謝してます。

実際、当時良く似ていると言われたのは「貴乃花」でしたけどね。

岩城マエストロとご一緒した時期は、私があまりにもヒヨッコで、マエストロのセンス(音楽だけでなくお話とかも)、いいなあ〜、と思いつつも、真面目に聞くことしかできず、なんだか、今考えるともったいない。

でも、そのセンス抜群な言葉でいただいたアドバイスは、ひとつひとつ、心に刻み込まれています。

指揮のおけいこ (文春文庫)

指揮のおけいこ (文春文庫)

オーケストラの職人たち (文春文庫)

オーケストラの職人たち (文春文庫)


文筆家としても素晴らしい方なので、お話も上手なのが当然とも言えます。

マエストロが亡くなって約一ヶ月後、追悼コンサートの為にイタリアから急いで帰国し、何かモーツァルトのアリアを、ということで《皇帝ティトゥスの慈悲》の”Parto, parto, ma tu ben mio”を歌ったのが、ついこの間のよう。

しかし、私はそれから3年後のマエストロの命日に息子を産み、その息子が6歳に。

月日の流れの早さを感じます。


そんな今日、6月13日。

我が家に息子の誕生日を祝うBBQ隊がやってきました!!

昨日の午後、今日はBBQ日和っぽいぞ!てことで急遽。

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ご参加の皆様に掲載許可をとっていないのでモノ写真で。
ミニロールの超可愛いバースデーケーキは、さとみちゃんセレクト。
お味も最高でした。
私と息子が大好きな方々が集まってくれて、お天気にも恵まれて、すっごく素敵な一日。

実は私は今から夜枠で稽古なんですけど......。
素晴らしい友人たちのおかげで、息子はお誕生日当日を寂しく過ごさずに済みました!!

なんともありがたい!!!

なんか、出がけに「アレ」が撒かれ始めましたけどね......。
帰ったらどうなってんのかな?うち。

まあ、因果応報だけどねー。

そんな、6月13日の色々。

つづく(笑)。