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mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

マエストロZのベルカント教室。

7月3日〜5日、藤原歌劇団×日生劇場

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立ち稽古も進む中、マエストロ・ゼッダによる音楽稽古も毎日じっくり時間を取って行われています。


なにしろキャスト17人のダブルキャスト

いつも全員が揃っているわけではないのですが、大人数のシーンを稽古するときはけっこうな大所帯。

今日もフィナーレの稽古で大勢の歌手が集まりました。

みんなマエストロの指揮を、言葉を逃すまいと凄い集中力!

マエストロに、
「学校じゃないんだから。真面目過ぎる」
なんて言われながら(笑)

長年ロッシーニの生誕地であるイタリア、ペーザロでロッシーニ・オペラ・フェスティバル」そして、「アカデミア・ロッシニアーナ」を率いている大マエストロを前にしては、みーんなある意味生徒になっちゃいます。

そして《ランスへの旅》だけに限らず、イタリアオペラ、ベルカントオペラ全般に通ずるアドバイスも満載なので、自分が歌っていない箇所でも書き込みの鉛筆が止まらない!!

時にはユーモアも交え、表現力たっぷりに歌い、指揮をするマエストロを見て、やっぱりイタリア人って役者だなあ〜、と惚れ惚れしたり。

ちなみに、前述の「アカデミア・ロッシニアーナ(ロッシーニ・アカデミー)」では、毎年オーディションを勝ち抜いた若くて優秀な歌手たちで、この《ランスへの旅》を上演するのが通例です。

Rossini Opera Festival - Festival - Accademia Rossiniana

今回の公演に出演する、ソプラノ山口佳子さんや、テノール中井亮一さんもその優秀なアカデミア・ロッシニアーナ出身者。

2人が出演したのは別々の年でしたが、私もイタリアに住んでいた頃だったのでどちらもしっかり観に行きました!
(もしかしたら私が観ていないけど他にも出身者いらっしゃるかもです!ぜひ日生劇場でプログラムをチェックしてください!!)
佳子ちゃんも、中井さんも、素晴らしくて、なんだか同じ日本人として誇らしかったな。
素敵な思い出です。
また、いい街なんです、ペーザロ。

石川県民の私が言います。

「魚が美味い!」

なかなか言いませんよー!


さてさて、ランスへの旅のフィナーレでは、各国から集まった人々が順番にお国自慢の曲を披露していくのですが、私の役どころはポーランド人の侯爵夫人、メリベア」
さらに、「イタリア人の将軍と結婚するも、式当日に夫が敵の急襲を受け亡くなり、未亡人」、という設定も。

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結婚式当日に夫を亡くした?
ということは......なんてちょっと下世話な想像をしたりもしてるんですけど(笑)

オペラの中では、ロシアの将軍リーベンスコフと一応?恋仲だけれど、スペイン海軍提督のドン・アルバーロにも惚れられるというモテモテぶり。

嫉妬深いリーベンスコフにヤキモチを妬かせて楽しんでいるふしも無きにしも非ずで、小難しい言葉で彼を手玉に取る女王様タイプです。

リーベンスコフはどうも「小難しい言葉萌え」なふしもあり(笑)。

でも、ドン・アルバーロだってけっこう本気っぽい!

二人の素敵な男性の間で揺れるメリベアの恋の行方にもぜひ注目していただきたいと思います。

明日も頑張るぞ!