mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

アルペンシア音楽祭《French Chic》part2

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舞台裏写真ですが...
左から、
Hoyoon Chung, tenore
Sumi Hwang, soprano
Adrien Perruchon, conductor
私, mezzosoprano
Tito You, baritono
素晴らしい共演者、そして、更に素晴らしい観客に恵まれたコンサートでした。
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奥に見える富士山みたいなの?が、会場のミュージックテント。

リハーサルの時は上のでっぱりの空洞に声が吸い込まれてしまう感じもありましたが、1000人の観客で会場が埋まると、とても良い響きになったようでした。

プログラムは前日と同じく、フランスオペラとフォーレのレクイエム。

アルペンシア音楽祭《French Chic!》 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

しかし、メイン会場だけあって盛り上がり方が!!半端ない!!!熱い!!!!

こんな山の上で!(笑)

Great Mountains Music Festival

外は雨でしたが、ミュージックテントはとにかく熱く、コンサートは熱狂のうちに終演いたしました。

そして嬉しいことに、音楽祭の間中すべてのコンサートを聴く方も多いため、自分のコンサート以外を聴きに行くと私達の演奏をきいてくださった方々から直に感想をいただけることも多く。

韓国語は要通訳なのが残念ですが、皆様ものすごく積極的に話しかけくれて、音楽祭を心から楽しんでいる様子が印象的!

私とSumi Hwangさんの、《ラクメ》、と《ホフマン物語》からのDuoを日韓の友好の象徴と受け止めてくださる方もたくさん。

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目に涙を浮かべながらそう伝えてくれる方もいて、私もその度に目頭が熱くなります。

歌っている二人はただフランス人の指揮者に恥ずかしくないように頑張ってるだけなんですけどね(笑)!?

簡単に言えないことかもしれませんが......私はこの同じ音楽を愛する熱いハートの方々と、ずっと仲良しでいたい。



そして、スタッフの皆さんも非常に優秀。

一緒に写真を撮れなかったのが残念ですが、コーラスも素晴らしく(女性の美しさも含め!)、《カルメン》ハバネラと《ホフマン》の舟唄で共演できたのがとても嬉しかった!
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次回はぜひ演技付きで!!

さて、本日が最後の公演。
共演をオーケストラからピアノに変え、アルペンシアから車で30分ほどの歴史ある街、カンヌン(Gangneung)に行って参ります!