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mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

久々。モーツァルト《レクイエム》。

心地よい疲労感とともに目覚めた月曜日。

楽しい演奏会が続いた週末でした。 

 

まずは「友情出演」したCoro del Fiore(花の応援団ならぬ、花の合唱団!)さんの第6回定期演奏会

 

私は後半のモーツァルト《レクイエム》に参加したのですが、前半に演奏された合唱組曲キュイジーヌ」がとっても楽しい曲で!

 

前日、辻マエストロ宅で打ち合わせをした時から面白いと聞いて楽譜を見せてもらったりしていたのですが、予想以上のエンターテイメントでした!

「インド風チキンカレー」ではクラリネットソロが入り、振り付けも超シュール!

「オムレツ」ではママがフライパンの上で卵をひっくり返すパフォーマンス(本番でも見事成功で大喝采)。

そして、「大阪風お好みやき」はスクールメイツ風?ダンス付き。

 

そして後半も、前半の盛り上がりを引きずったままの、ホットなレクイエムでした。

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終演後。持ってないけどちゃんとソリストも、とても綺麗なずっしりと重い薔薇の花束をいただきました!

辻マエストロ企画はいつも本当に隅々まで抜かりがなくて、いつも感心するばかり。やっぱりラサール高校出てるからですか?(笑)

 

小樽で第九をご一緒したときには、私から言ったわけでもないのに同行した息子の誕生日を事前に察知して、ホテルにバースデーケーキを届けてくれたりもしてくれたし!

 

その上料理も上手で美味しいもの好き。

今回のモツレク前日の打ち合わせでも歌ったの16分くらい。あとはドンドン美味しい物が出てくる出てくる...。

 

そんな辻ちゃん(急に)とは、色んな因縁がありまして。私が現在隙あらば着ようとする「白タキシード」のデビューも辻ちゃん指揮の《こうもり》で、その時が出会いでした。

 

だいたい歌手なるもの、初めての指揮者には誰であろうが「なんぼのもんじゃい。見せてもらおうやないかい。ぼやぼやしとるんやったら勝手にやらしてもらうで!」という気持ちで接すると思うんですが(私だけ?笑)...。

辻ちゃんは私が知る限り、この世で一番ぼやぼやしてないひと。でもせかせかしてるというわけではなく、ゆっくりに見えるけど実はすごい速さで何度も繰り出している16文キックのような?

それでもしばらくはなんぼのもんじゃの気持ちもあったのですが、その時ご一緒したソプラノの、私が心の中で密かに「お姉さま♡」と呼んでいるクール&セクシーなMKさんが私の隣で辻ちゃんの爆裂トークに身悶えしながらヒイヒイ笑っていらして......もう、これは認めるしかない、と(笑)。

私も辻ちゃんに会うときには超高速脳天チョップをいつでも繰り出せる臨戦態勢でいよう、と。

 

その後は2年連続でロッシーニの《チェネレントラ》と《アルジェのイタリア女》でご一緒して。

ルナノバ主催、川口リリア「チェネレントラ」終演♪ - mezzosoprano 鳥木弥生blog 

 ルナノバ公演、ロッシーニ《アルジェのイタリア女》終演! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

私がロッシーニの権威アルベルト・ゼッダ氏以外の指揮でロッシーニのオペラを歌ったのは辻博之だけ、という凄そうに聞こえて凄くない話もあり。

(別に他を断わってるわけじゃなくて、他の依頼が来ないだけだから実は全く凄くない。笑)

 

そして今回は私がモーツァルト《レクイエム》を歌うのは人生で2回目で、前回は2002年、指揮は岩城宏之氏、ということで。

巨匠→辻ちゃん

という流れの他、

宏之→博之

という流れもできました(笑)。 

 

ひ辻ちゃんにも未来の巨匠になっていただきたく、彼には彼の道筋が見えているんだろうなあ、と思いつつ、とりあえず世界の有名指揮者コンクールに勝手にエントリーさせちゃう、てのはどうかな?と、思ってるんですけど。

お姉ちゃんが勝手に...

みたいな、ジャニーズ方式で(笑)。

 

さておき。

 

あと、聞いてみればソリスト全員がモツレクは2回目、という仲の良さ!

ソプラノとテノールのお二人はまあ若いし、へえ、という感じでしたが、バスの方は大先輩だし、モーツァルトやりそうなイメージの国と日本を行き来されてるし、超意外。しかも前回はいつ?との問いには「せんきゅうひゃく......いつかなあ」という悠久さ!(笑)

そういえば、2002年のモツレク岩城宏之マエストロにとっても初めてだったとお聞きしましたが、その後、あったのかな?

 

私は翌日も本番だったので打ち上げはそこそこでしたが、本当に、辻ちゃんの周りに集まる人々はどうしてこうかなあ?という、なんというか、モーツァルトをやるのに相応しすぎる面々。舞台上でももちろん、舞台裏でもディープに充実してましたが、テーブルを囲むとまたこれがすごくて......。辻ちゃんの人徳で集められた合唱団のエキストラの皆さん含め、初対面だったはずなのに、すっかりファミリーのようでした。また盆か正月に会える気がしてます。

 

ちなみに辻ちゃんとの来年OEK定期は7/8。詳細はまだですが、こちらです。

Mozart Opera Selection

 

あんまり日本で忙しすぎるようになる前に、やっぱり「ジャニーズ方式」やるべきかも!!(笑)

 

 

さてさて、2016年下半期、7月最初の演奏会もハッピーに終演。

続いて、下半期2つめ、3つめの演奏会も、とてつもなく幸せに、すでに終演いたしました。

 

というわけで、続く......。