mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

モーツァルト・イヤー?! 「大ミサ」デビュー。

今週のお題「新しく始めたいこと」

 

 

 

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Mozart Great Mass in C minor, fine concerto!!!Bravi tutti!!!!!

モーツァルトハ短調ミサ》 ソプラノIIで参加させていただきました、府中アカデミー合唱団第31回定期演奏会

無事終演!!(どこからどこまでを無事とするかはともかく?!)

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(プログラムは他にもバッハなども)。

(もちろんバッハも天才。笑)

 

とにかく、今言いたいのは「また歌いたい」ということ。

未完でありながら《レクイエム》に次いでよく演奏されるミサ曲で、規模が大きいため「大ミサ」と呼ばれるこの曲。

モーツァルトが結婚、そしてソプラノ歌手である自分の妻を認めてもらうため、めずらしく受注ではなく自発的にかいた作品で、目的に合うよう、とにかくソプラノソロの比重がすごい!!

今回もソプラノI天羽明惠さんが、八面六臂と言ってもよい大活躍。

私が歌ったソプラノIIも、アンサンブル好きな私にはとても嬉しい、ソプラノとの二重唱、ソプラノ、テノールとの三重唱、ソプラノ、テノール、バスとの四重唱という、なかなかのもの。

次いでテノールが前述の三重唱と四重唱、バスが四重唱のみ、しかも最終曲、という「待ち」仕事になるわけですが(笑)。

自発的に作曲した、というのも関係あるのかもしれませんが、宗教曲とはいえ、とても遊び心を感じる作品です。

まだまだちゃんと理解して演奏するには程遠くて、モーツァルトさま(あと共演者さま、お客様)すみません!!!という気持ちもあるのですが、いや、それだからこそ、また歌いたい

いつか、叶うと信じて。

 

そして、今年は少なくともあと2回はモーツァルト(のみ)を歌う演奏会があります!!

 

まずは7月8日。金沢にて。

 

オーケストラ・アンサンブル金沢 第391回定期公演マイスター・シリーズ | 石川県立音楽堂

 

そして、9月10日。八千代市にて。

八千代市合唱協会

 

他にもモーツァルトも、歌う演奏会もあるかも。

これはもう、私にとってはモーツァルト・イヤーと申し上げても、ちょっとしか大げさではないレベル!(笑)

 

巷では、モーツァルトを聴かせると牛の乳の出が良くなるだの、サボテンに花が咲くだの、赤ちゃんが大人しくなるだの、様々な効果が語られておりますが。

さてさて。

普段より少し多めにモーツァルトを歌う今年の母ちゃんは乳の出が良くなるのか、トゲトゲに花が咲くのか、はたまた大人しくなるのか?!

乞うご期待!!!

 

そして、今月、来月のプッチーニビゼーを歌う母ちゃんもよろしくです!

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