4月から新年度。新しい環境に移る方もたくさんいらっしゃることでしょう。 ワクワクドキドキ、楽しみもあったり、不安も少しあったり？ ちょっとしたストレスを感じたり？ 花粉も飛んでて憂鬱だったり？ ......ところで、音楽を聴くとストレスが軽減されて免…

本日は銀座オペラ「イル・トロヴァトーレ」衣装合わせでした。こちら、公演のご紹介。銀座オペラ「イル・トロヴァトーレ」稽古初日。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog......衣装合わせをすると思い出す、はるかな(でもない)思い出。私が妊娠6ヶ月であることを誰…

3月29日、13時ごろの代々木公園の桜。10時半くらいから公園にいたのですが、着いたときにはまだほんの咲き始めだった花がみるみる綻んでいきました。大学の同級生で、私よりひと足先にイタリアに留学し、ひと足先に帰国して３児の母となった友人、その子供た…

誕生日だった昨日。 朝から夜までなかなかハードな一日でしたが、その締めくくりを飾ったのが、 「日本ヴェルディ協会」総会とミニコンサート、という催し。 イタリアにいた頃からお世話になっているピアニスト浅野菜生子さんにお誘いいただき、「銀座オペラ…

「旅」というほどでもないのですが、珍しくひとり身での長距離移動。いつもは移動中、4歳児のご機嫌はどうか、よそさまに迷惑をかけてはいまいか、などに尽きている頭が、フリー。楽譜見るとか、楽譜見るとか、楽譜見るとか、たくさんやることがあるはずなん…

銀座オペラ「イル・トロヴァトーレ」本日も稽古は順調。ただ、お昼ご飯を食べそびれて、「息子よ、母ちゃんはもう腹が減ってだめだよ...」てな感じで歌っていたところ！？エレクトーンの魔術師、のりこさんが奏で始めたのが時ならぬ”Happy Birthday to you”…

稽古初日、大成功につき、乾杯！打ち上げ、はや！！一杯のんで軽くつまんで1000円でお釣りがきちゃう、素敵なワインバーがね、稽古場から駅の途中にね、あるんですよ、仕方ない。さて、先日の金沢での公演と曲目はかぶっていますが、本日から本格的に「銀座…

はてなブログ今週のお題特別編「素敵な絵本」 ちょうど昨日、仕事と里帰りからの戻りで4歳の息子と二人、長旅を絵本で盛り上げて楽しく過ごせたところだったので、お題に乗ってみました。 読んでいたのはこちらです。 魚型飛行機で飛ぶ猫たち。最初と最後の…

せっかく仕事で金沢まで行ったので、1日だけ実家の能登、七尾市に。実家、「打ちっぱなし」やってます。ゴルフブームの折は大変な騒ぎで、営業中も球拾いカーを走らせておりましたが、最近は細々とやっているため、早朝やお客様が途切れた時に、こんな感じで…

”オペラの愉しみ”公演を翌日に控えていた一昨日。オペラ「滝の白糸」で、合唱、またソリストとしても大活躍したアンサンブル・ゾリステンの方々が中心の打ち上げがちょうど開催されるのいうので、これは行かねば！と、参加しました。2013年末から2014年2月ま…

終演いたしました！前半は曲目紹介や、ラフォルジュルネ金沢のオススメ公演のトークも含めて和やかに、華やかに。で、油断させておいてからの！！「イル・トロヴァトーレ」セミステージ形式ですが、演奏者はガッチリこってりフルステージのパフォーマンスで…

ラフォルジュルネ金沢プレイベント”オペラの愉しみ”稽古も大詰めです。「プレイベント」「オペラの愉しみ」というどこかサクッと軽いイメージの演奏会ですが、そんな気持ちでこられた方はかなり驚かれるのではないかと思います！すみません(笑)！ソプラノ、…

歌手というのは肉体労働者でもありまして、この商売をしている私は、体を動かすのも嫌いではありません。ただ、かなり重症のなまけもので、やる気がなかなか持続しない。子供の頃から、「洗い物しておいてねー」「今やろうとしてたのに！言われたからもうや…

前回書いた私の愛する師匠達。http://yayoitoriki-mezzosoprano.hatenadiary.jp/entry/2014/03/12/130601聴いてみていただけたら嬉しいです。Fedora Barbieri - Adriana Lecouvreur - Acerba ... Nei giardin del bello Elena Obraztsova! VERDI Don ...こん…

誰にそう教育されたのか忘れましたが、私は基本的には他の人がどう歌っているのかを参考にしません。いわゆる、というかこれがどれくらい世間に浸透してる言葉なのか知りませんが、「レコ勉（他人のレコードを聴いてお勉強）」っていうものを、抵抗なくする…

数日前からスーパーで生鮮食品を選んだりしている時に、急に動揺することがありました。何だろうと思っていたのですが、夕飯の支度をしようと冷蔵庫の中身と相談していて気が付きました。賞味期限の「3月11日」という表示に不安を煽られていたんです。分かっ…

なかにし礼さんのページ。「滝の白糸」について書いてくれたらしいと聞き、読んでみたら見開きまるまるでした。さすが千住明様。黛まどか様。内容は〈オペラ「滝の白糸」がなぜ成功したか〉。99.99%ポジティブ。関わったものとして嬉しい限りです。ただ、「…

ただいま稽古中の、ヴェルディ作曲のオペラ「イル・トロヴァトーレ」。 邦訳は「吟遊詩人」。 吟遊詩人といえば、ドラクエのお城や城壁の上で「あーおーいーそーらー こーとーりーはーうーたーうー」などと歌っていたりする人です(VII「エデンの戦士たち」で…

私がかねてより「こうでありたい」と思っているオペラ歌手像は、「ご事情のない歌手」です。 私の思うところの「ご事情」とは、例えば、「苦手な音域がある」「どうしても下手くそな言語がある」「完全に実力不足」(笑)などの演奏面や、それ以外でも、「共演…

「日本海側一県おき美人説」というのがあります。 日本列島、北海道からはじまり、日本海側を一県おきに、秋田、新潟、石川、京都、島根、福岡、長崎に美人が多い、という説で、私が阿刀田高さんのエッセイでこの説の存在を知ったのは「石川県七尾市立御祓中…

こんな大型共演者たち。 右端の私は身長170センチです。 真ん中のエレクトーン奏者の清水さん、たぶん、平均身長くらい？(変顔キュート)。 歌い手のほうは: 天が二物も三物も与えたソプラノ、小川さん。 破天荒な美声テノール、笛田さん。 端正を絵に描いた…

仕事帰り。母ちゃん歌手は、いちもくさんに家に帰って息子を抱きしめたい時もあれば、たまには少しひとりで頭を休めたい時も。(大口開けてワーワー言っててアホみたいに見えますが、歌手は意外と頭も使っている！......と、思ってます)。いざ、カフェに入り…

はじめまして！ オペラ歌手の鳥木弥生と申します。 以前はフィレンツェ、ブラ(イタリアのトリノ近郊、知る人ぞ知るスローフード運動の聖地)、パリなどに居をかまえ、主にヨーロッパと日本での演奏活動のため、行ったり来たりの生活をしていました。 そして、…