mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

8月22日は「街にオペラがやってくる!」成城ホール。

毎日、いろんな本番の稽古が順番にやってきて、楽しく混乱中の母ちゃんです。

チェネレントラの稽古にカルメン用のカスタネット持って行っちゃったり、それはまだ良いんですが、チェネレントラの稽古じゃないのに2kgもあるチェネレントラの楽譜持って行っちゃったり......これは切ないです。


さてさて、オペラ歌手が集まってやるコンサートで、「完璧な形」として良く好まれるのが、女性高声(ソプラノ)、女性低声(メゾソプラノまたはアルト)、男性高声(テノール)、男性低声(バリトンまたはバス)、の4人が揃った形。

それぞれのアリアや、重唱など、バリエーション豊かなコンサートになります。


この夏、いくつかのコンサートに出演するうち、この、ある意味伝統的な形のコンサートがこちら。

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チケットがあまりにも可愛いので、先に見せちゃいました!

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チラシはこちら!

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裏面。チケット申し込み先もございます。


留学、在ヨーロッパ時代を含めて長い付き合いのソプラノ山口佳子ちゃんを始め、同年代で愉快な仲間でのコンサート。

佳子ちゃんは、ヨーロッパでお互い色んなところで歌うのを応援に駆けつけあったり、一緒に旅したり、かなり深い仲だけれども(笑)、いや、だからこそ?常に刺激的な相手であり、一緒に歌うときには声だけでなく、なんやかんやがビリビリと響き合うのを感じます。

テノール所谷(ところ「だ」に)さん、バリトン押川さんとは、藤原歌劇団の公演でご一緒したことがあり、お二人共超実力派。な、上に、ただの実力派?だと思われたらもったいないくらい、超面白い。
かなり優秀なのに、ただの優秀な歌手だとは思わせないところがすごい!

仲田さんは、指揮もされる方で、私は初共演ですが、お名前はかねがね聞いており、歌手からの信望厚いピアニスト。
(近藤真彦に似ていると思いましたが、ご本人はあんまり嬉しくないそうです。笑)


皆様、音楽、オペラファンだけでなく、同業者からの人気、評価もすごぶる高い方々です。


先日、第一回目の稽古があり、さっそく笑いあり、涙あり(ないか?)の充実した時間を過ごしました。

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かなり暑い日でしたね、そういえば...。

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上の写真にも座敷童のように写り込んでますが...息子、お邪魔しました。


同業者の人気も高い方々、と書きましたが、普段オペラを聴かない方にも、オペラを身近に感じていただきたい、というコンセプトのコンサートです。

同業者の方も来ていただいて結構ですが(笑)、ぜひオペラになじみがない方にも来ていただきたいと思っております。


気軽に楽しめる洗練されたコンサートをたくさん企画されている「ブリーズノート」(http://www.breezenote.jp) 主催で、Vol.1というからには、Vol.2、Vol.3と続いて行くはずですので、ぜひお見知りおきを!!


Vol.1は、8月22日、成城ホールで19時開演です!!!