
昨日劇場入りし、合唱団とも顔合わせ。





8年前からいたメンバーには「おかえり〜」と言っていただき、やはり前回もご一緒した合唱指揮のダニエル氏は都会ですごく出世したらしいのですが(笑)こちらでは変わらずこの大事な役目を担ってくれているそうで。
さすが、美しい合唱です。

今日は劇場での稽古2日目。
なんと稽古開始は21時!(日本なら稽古終了の時間)。
事情により交代したピンカートン役のテノール、アンドレス・ヴェラメンディさんがペルーから到着し、キャストも揃いました。
昨日、今日と1幕の合唱団が出るをみっちりと稽古。
昨日待つだけ待って登場シーンまで行き着かず黙ったまま帰ったボンゾ役のシンホ・キムさんも今日は迫力ある「Cio-cio-saaaaan」を劇場に響かせていました。
幸せな結婚式から一転、ボンゾが現れ、蝶々さんの改宗をみんなから責められるこの場面。
思い出すのは、今から軽く10年以上前、イタリアの野外公演を観に行った時のこと。
歌い手の友人たちと一緒で、素人は初めて《蝶々夫人》を観る現在の私の夫のみ。
このシーンで合唱によって繰り返される、
”Hou! Cio-cio-san!”
という叱責の叫びを、私たちは彼に、
「あれは今からアメリカ人と初夜を迎える蝶々さんを”ひゅーひゅー!蝶々さあ〜〜ん!”と、ひやかしてるんだよ」
と教え...。
なんだか他にも色々嘘を教え込んだような。まだ何か効いてるやつがあったりして(笑)。
ちなみに夫は一般的イタリア人よりイタリア語がペラペラですが、オペラは母国語でも歌詞を知らなければ断片的にしか聴き取れない場合が多いので、簡単に騙せました。
さて、現在、我々の蝶々さん。稽古場が変われば休憩時間の溜まり場も変わり、前から目をつけていた、美味しそうなおやつが並ぶカフェへ。

(ウィンドウの向こうにいるのはシャープレスくん。ダイエット中らしいです。笑)
昨日は夜(21時)稽古の前にみんなで食事に行こう、となり、連れて行かれたのはうどんやさん。
その名もUDONって、これなんか聞いたことあるな、と思ったら、商標問題で話題になっていた店でした。


お店の名前が「うどん」にしてはうどんメニューは少なく(笑)、私は辛いものが食べたかったのでカレー焼きそばを...。めっちゃUFOな感じでした。美味しくいただきましたよ(笑)。
私の向かい、ピアニストのアンドレアが食べてる天ぷらはすごく美味しかったです。
そして、同行者の方が、日本でそんな話題になっているんだよ、とお店の方に話すと、可愛らしいお姉さんにすごく悲しそうな顔をされてしまいましたが......。
まあ、色んな意見はあると思われますが、世の中やったもん勝ち、みたいなのは嫌ですねえ。
私はやはり何語でも言葉を大切にしたい気持ちが強くあるので、商標を取るならせめて、その言葉を正しく表すことに使ってほしいなあ、と思います。
たとえば、日本のカフェなどで、商品名がパニーノの複数形「パニーニ」だった場合......。
私はどうしても一個だけを注文することができず、別にいらないのに二つ注文してしまいます。
それくらい、変なこと言うのが嫌なんです!!!
だからと言って「パニーノ」と注文したら絶対、
「パニー二ですね?」
って言われるし。
あと、スパゲッティをパスタって言うのもやめてほしい。
「パスタの種類は何ですか?スパゲッティですか?」って聞いたら、
あ、こいつ、パスタを今時スパゲッティとか言って、ダサ!
みたいな顔で、
「パスタです」
って言い返されたときの苛立ちといったら!
話がずれましたが(笑)。

はい、ラーメンがメイン(笑)。
麺類という意味で日本語を使うなら、まだSOBAが相応しいような。
そしたらメインも中華そばで文句なし。
ソバ、を「麺類全般」という意味で使うことありますよね。
うどん、も麺類という意味で使う地方とかあるのかな?知らないだけだったらごめんなさいですが.......。
まあ、とにかく、次回あのお店に行ったらご飯ものか天ぷらを食べたいと思います。
あ、言葉を大事に、とか言いつつ、タイトルから離れた食べ物話ばかりになりました.....。
反省!!!
さて、明日の朝は何を食べようかな(笑)。
うーん、また朝ごはんぽくないものに戻ってしまった...。#時差ぼけごはん #サバデイ日記 pic.twitter.com/A5r7tb0qqg
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月7日