mezzosoprano 鳥木弥生blog

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東京芸術劇場、世界のマエストロシリーズvol.4「アントニ・ヴィト&読売日本交響楽団」

てんやわんやで楽しかった先週に引き続き、

”Duo! Duo! Duo!” &「オペラへの誘い」終演。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

今週末も魅力的なコンサートに出演いたします!! 

アントニ・ ヴィト&読売日本交響楽団 東京芸術劇場

 

フランス尽くし!!

マエストロ・ヴィトはフランス最高勲章レジオンドヌールも授与されている巨匠ですが、一昨日と昨日、リハーサルをご一緒して、「指揮者の70代ってバリバリ働き盛りなんだな...」と改めて感じるエネルギッシュさ。

今回のプログラムでは(まだ私はドビュッシーラヴェルを聴いていないので未知な部分もあるのですが)、エネルギッシュさがある意味「秘すれば花」的に、深い色香に向かっているように思えます。

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私が歌うフォーレペレアスとメリザンド の中の一曲「メリザンドの歌」は、ゆったりと静かなハーモニーが奏でられる中、やはりゆーったりと揺蕩うように語る歌。

柔らかさ、dolceの極致。

こんなにゆったりとした曲を歌うのは生まれて初めてかもしれません(笑)

なんかあったかなあー。

地元の民謡「七尾まだら」になら似たようなゆったりさを感じるけど......?!

 

昨日の初オケ合わせでは、オーケストラの静かな響きがあまりにも美しくて、思わず「今出したら一番気持ち良さそうな音」が口から?喉から?魂から??流れ出てしまい、マエストロに、

「今の音も良かったんだけど、楽譜とは違うよ。クスクス...」

と笑われること、二度ほど......。

うーん。ダメ、絶対!!酔いしれ注意!!!

 

さて、今日もこれからリハーサル。

こうやってしっかり何度もリハーサルしていただけるのもありがたい〜。

明日の本番では自分ではなく、皆さまに酔いしれていただけるよう、冷静に...いや、やはり勿体無いので一緒に酔いしれるかもしれませんが!よろしくお願いします(笑)!!  

 

まだチケット売り切れではないようですので、ぜひ、これからでも!!

 


 

お題「芸術の秋」