先日息子のピアノ発表会がありました。
お世辞にも上手いとも、頑張ったとすら言えないレベルなんですが......まあー、舞台に立つ彼をみて、いつもひとつだけ感心するのが、態度が堂々としてる(して見える?)こと(笑)
お辞儀を忘れて焦るの巻。かなり緊張していたり焦っていたりしてもあまりそう見えないのは、親譲りか。#ピアノ発表会
それで、もう10年くらい前になりますか、私がオペラのカーテンコールでズッコケた時のことが思い出されまして。まあまあのズッコケ具合で、捻挫もしたんですよ。
で、その時の私の舞台上での態度が、私の脳内では、
「いやーん!躓いちゃった〜!痛〜い!でも恥ずかしい〜!!てへっ!」
だったつもりが、後から記録映像を確認したら、どう見ても、
「え?躓いたりしてませんよ?何か?」
みたいな、ド偉そうな態度で......相当ショックでした......。
息子。私に似たんだなあ......。
小学校で学年全体での音楽発表会があった時も、全員でピアノ伴奏で合唱を一曲歌ったあとに、合奏コーナーになり、木琴、鉄琴を担当する息子を含め数人がすすっ、と前に出て来る段取りだったのですが、息子だけなかなか出てこず、指揮の先生も指揮台に上がったものの......という頃にゆっくり、堂々と登場!!
いや、それ、ソリストのタイミング!!!
親の教育のせいだろう、と言われてしまったら、もう、ぐうの音も出ません。
そんな息子(と私)の次なるステージは。
今日(昨日か)は結局、朝TJMの稽古で聴いた #スキンブルシャンクス が一日中頭の中で鳴ってた。#キャッツ は唯一私が通い詰めた #ミュージカル… https://t.co/HazNr25Etv
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2018年2月18日
可愛い子供たちとの本番はいつも楽しいのです。
多摩ジュニア・ミュージカル第2回公演「美女と野獣」終演♪ - mezzosoprano 鳥木弥生blog
さてさて。
前回漫画好きを主張したせいか。
風邪引き読書。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog
質問箱にこんな楽しい質問が来てしまったので...
妄想が止まりません! (笑)
あり過ぎて困ります!!!「日出処の天子」厩戸王子や「妖精王」爵をメゾソプラノにしてくれたらその為に死ぬ気で痩せますし(笑)、山岸凉子作品は他短編でも色々。
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2018年2月16日
横山光輝「三国志」の曹操か周瑜もやりたい! #peing #質問箱 https://t.co/t04Tef76Gw pic.twitter.com/Za7NFjdjgx
(注:妄想語ります)
「日出処の天子」をオペラ化するなら昨今優秀な人材も多いカウンターテナーを多用して古楽風な仕上がりが良いのではないかと思うんですよ。
(日出処の天子を知らない方は、人生損してますのでまずはご一読を)
日出処の天子 完全版 1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
- 作者: 山岸凉子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: コミック
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王子がメゾソプラノ、毛人がテノールで、刀自古郎女をカウンターテナーにすれば、どちらとのペアでも怪しい雰囲気が醸し出されるし、額田部王女、大姫の親子もカウンターテナー。主要な女性では布都姫だけをソプラノにすることで、いまいち弱い彼女の存在感を際立たせる、という作戦です!!
あと、ソプラノの使いどころとしては、間人媛と来目王子という実は重要な人物に。
白髪女もカウンターが良いけど足りなければ(笑)メゾソプラノかコントラルトでも代用可かも...。
淡水と調子麻呂もコントラルトの音色のカウンターの方にお願いしたい感じ...。
実現.....難しいなあー!!
夜刀の池での二重唱だけでも誰かに委嘱したい(笑)
「もう、そなたを追わぬ...」
って歌いたいようーーー!!!
まあ、見栄えだけのことを考えたら宝塚化の方が美しいのでしょうけど...(笑)
どこかで読んだ、映画「M.バタフライ」でヒロイン?にジョン・ローンをキャスティングした理由。
「女装がもっと美しい俳優は他にいくらでもいるけれど、 この役の悲哀を表現できたのは彼だけだった」
と、いうような(私の記憶の中では)話でした。
そんな理由で選ばれる舞台人になりたいものだ、と、当時思ったかは覚えてませんが(笑)、今は思います。
誰に向かって叫んで良いかわかりませんが、
日出処の天子はぜひオペラに!
厩戸役はぜひ私めに!!
鳥木さんの厩戸皇子、見たい!!!! https://t.co/hlqbbtMCbz
— 室田尚子 (@naokobuhne) 2018年2月17日
ありがとうございます!!(笑)
そういえば、今週末本番の5000人の第九、第1部で演奏される千住明作曲オペラ「万葉集」は日出処より2、3世代後のお話ですね。
今回は一部分だけの演奏ですが、メゾソプラノが歌うのは持統天皇役。
この時代の漫画といえばこれですねえ。
たまにハーレクインロマンス的で(笑)、そこまで熱狂しては読んでませんが、その後の歴史の流れと、和歌の美しさを知るのにはとっても良い作品でした。
これはオペラではなく、アイドルがいっぱい出てくるミュージカルとかになりそう!
山岸凉子(と横山光輝)以外だと、萩尾望都の「半神」とか「イグアナの娘」とか、いい現代オペラになりそうだなあ〜〜。
妄想は楽し......。