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mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

旅の悦び。

サバデイを離れ、フィレンツェでお世話になっているのは、息子さんが8歳の時から20年間フィレンツェで子育てをしている(もう子育てじゃないけど)ママの大先輩のおうち。

アデウ、サバデイ!〜サバデイ日記20 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

最後にサバデイで洗濯する時間が無かった着物グッズをこちらで洗わせていただいたわけですが。

こちらでは、こんな感じに洗濯物を干します。

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イタリアには良くある、エレベーター無しの5階。高いところは嫌いではない私ですが、腰が引けつつの洗濯物干しでした。

そして、大分慣れてきたと思った頃、事件は起きたのです。

なんとなく気持ちに余裕のできた私は、靴下などの小さなものをいくつか左手に、洗濯バサミいくつかを右手に持ち、それらを手から繰り出すように干していましたところ...。

まあ、ご想像の通り...洗濯物が落下。

しかも、パンツ!!!

一階のお宅の、庭に出る階段の上に、ハラリと落ちました...。

慌てて友人に報告したところ...。

このパラッツォ(建物)のルールでは、落下した洗濯物は階段の手すりにポンと置かれ!例えば一階の人がまずそれを一階の手すりに置き、二階の人はそれを見て自分のものでなければ二階の手すりまで運んでそこに置き、次に三階の人も違えば三階の手すりにまで運び...という風に、持ち主の元に戻るまで、数々の人の手を経て晒され続けるとのこと!!!

......ええ、無事にね、帰ってきましたけどね......。もしそのルールだとしても、もし日本人ならさすがにパンツは袋に入れるくらいはしそうなんですけどね......そんなこともなく......。

その話をフィレンツェに留学中の後輩と会った時にしましたら、「たいへん!旅行中にパンツ一個減ると不便ですよね!」という感想でした。パンツは多めに持つ派だし、いざとなれば旅先でパンツを買うことも厭わないから、そこは大丈夫だよ......。



そんな事件があったから逃げてきたわけではないのですが、私は今、カーニバルで有名なViareggioにおります。

ヴィアレッジョ - Wikipedia

10年くらい前にカーニバルを見にきた以来かなあ。

今回はカーニバルでも、夏のバカンスの時期でもないので、街は非常に穏やか。

で、偶然入ったレストランが、ここに来るために日本から飛んできても良いレベルで美味しくていきなり食べ過ぎ。

「美味しいもの」は旅の醍醐味のひとつですねえ〜。

でも私の旅の悦びランキングでいうと、「食」は5位くらいかなあ。

順不同で「食」以上のものはというと...まずは。

風景、街の歴史

人、出会い

今回の旅、大筋ではサバデイとフィレンツェという、すでによく知っている場所に滞在しましたが、ちょこちょこと小旅行もあり、初めて訪れた場所もいくつか。

基本的には出不精で、知っている場所に落ち着いているのが好きなんですが、海の向こうや山の向こうに素敵な風景や、会いたい人がいて、ふと出会いに行くのはとても幸せなことだなあ、と、このふた月近くの間にしみじみ感じました。

今回行った場所で1番テンション上がったのは、「ハンニバルが象で越えた峠」かなあ!!

まじかー!?あれかー?!!

ってなりました(笑)。

「人」との出会いには甲乙つけがたい、色んな悦びがありましたが、ここで語るに相応しいのは彼女でしょう。

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(なぜこの日は二人してすっぴんなんだろう)

(私の腕は自撮り棒)

(昔この場所で野外コンサートのリハーサルをしていたら横を乙武さんが女性と通って行ったなあ、なんてことを思い出しつつ...)

バルセロナで待ち合わせして、サバデイで一緒に過ごし、一足先にイタリア入りしたと思ったら、空港サプライズまでしかけてくれた小川里美様。どんな風景の中でも美しい里美ちゃん。旅を彩ってくれて、本当にありがとう〜。


昨日また一足先にご帰国されましたが、まさか私の帰国日に羽田には来ないよね。たしかその日はリサイタルだと言っていたけど、騙してないよね?(笑)


さて、その他、私の「食」以外の旅の悦び。

旅支度

てのもあります。

まあ、買い物ですね(笑)。

旅を言い訳に、欲しいものを買うわけです。

ひとつご紹介しますと、今回、雨でも遠慮せず履ける靴を日本から持ってこず、小旅行先が雨の予報だわ〜、という言い訳で買ったのが、このスニーカー。

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今週のお題「わたしの一足」

サバデイでまず、1番濡らしてはいけなかったお気に入りの一足をぐしょぐしょにしてしまい、雨靴を探したのだけど全然見つからず、結局そこそこ水に強そうで、万が一ぐしょぐしょになっても落ち込まない値段のものを購入。気に入ってます。


そして、私の旅の悦び、意外とこれが1番なんじゃないか?と思うのは、これ。

無くなりかけのものを旅先に持って行って捨てる

私も!て方、いるかな??

こんな感じで失敗もありますが(笑)。

無くなりかけ、でなくても、あと少し使えばいらなくなりそうなものとか。

旅行で行きより帰りに荷物が減る、という事実が非常に気持ち良いのです!

もし「なくしかけの恋」とかもあれば、自宅付近とかではなく、ぜひ旅先で捨てたいものです(笑)。


さてさて、そんな、旅の途上の今日、5月20日。私が9月11日に出演するベッリーニ作曲のオペラ《カプレーティ家とモンテッキ家》のチケットの発売が開始されました!!

藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家 I Capuleti e i Montecchi」2016年9月10日、11日 | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会

こちらはまだ仮チラシで。

帰国したら男役風の写真でも撮り直そうかと思っていましたが、本チラシにも、間に合わないかなあ〜。

まあ、ギャップを楽しんでいただけるようにしよう!!