2/19にリサイタルを控えつつも、パリ・オペラ座「マノン」を観に行くチャンスがあり、飛びつきました!
オペラの公演時とはまたひと味もふた味もみ味も違う舞台や、劇場の雰囲気を楽しみました...!楽しかった.....!!
とはいえ、マノンといえば、マスネとプッチーニのオペラも名作。
バレエのマノンは、音楽はマスネ。でもオペラ「マノン」の曲ではなく、他の色々なマスネの作品から集められていて、台本(構成)は、プッチーニの「マノン」に準じているそう...(プログラムに書いてあった情報による)。
バレエのマノンの二幕にも、私が明日リサイタルで歌う「音楽家」役のような、男装の麗人が登場しました。
役名は音楽家ではなく「男装の娼婦」でしたが。
振り付けもとてもキュートで、真似したくなりましたが、当然できません。
あ、著作権が、とかじゃなくて、身体能力です。笑
前回もいくつか、対訳を載せましたが、
少年も、王子も女神もメゾソプラノ - mezzosoprano 鳥木弥生blog
このマノンのマドリガルの訳も割とお気に入りです!
山の頂で 君は彷徨う
おお クローリよ
君の唇は二枚の花びら
瞳は泉
フィレンは息たえる
君の足元で!
君は霊験の髪を
風になびかせ
君の白くあらわな胸には
一輪の百合
フィレンの奏でるバグパイプが
「たまらない!」とささやき
エコーがため息をつく
「たまらない!」
フィレンは叫んだ
「君の胸に心はないのか?」
そしてほら… もう… フィレンは
息絶えた…!
そう!クローリは拒まない
優しくお願いするバグパイプを
決して拒んだりしない!
決して!
バレエを観に行くことが決まる前に、リサイタルのプログラムは決まっていたので、素敵な偶然だな、と思いました。
河野紘子さんが弾いてくださる間奏曲も楽しみ!!
めぐろパーシモンホールにて、皆様をお待ちしております。
当日券もございます!