mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

《4 Fiori》第2弾!開花!!

4 Fiori(クアットロ・フィオーリ=4輪の花)、ようやく再開花が叶いました。

心の中ではいつも咲いてたんですけどね。

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こちら、終演後の写真。私、またタキシードで終わってしまい、ドレス姿はありません(笑)
楽屋でもこんな写真撮ったりして...好きなんですねー。
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大手を振って男装できる、9月の《カプレーティ家とモンテッキ家》が楽しみです。

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さて、今回は春らしく爽やかに、なんて目標を立てていたにもかかわらず、ついついガンガン歌ってしまう私達。
「サービス過剰」とも言われましたが、なにしろトークなどが苦手なのもあり、だったら歌います!とばかり。
今回もやはり......!

プログラムはこんなでした。
(敬称略。ピアノはいずれも藤原藍子さま。笑)。

第1部

1.プッチーニ《ラ・ロンディネ》より ドレッタのアリア「ドレッタの夢」/ 小林  佐藤  鳥木

2.ドリーブ《ラクメ》より ラクメとマリカの二重唱「ジャスミンのアーチ」
/ 佐藤  鳥木

3.サン=サーンスサムソンとデリラ》より デリラのアリア「愛の神よ!私の弱さを助けに」/ 鳥木

4.ジョルダーノ《アンドレア・シェニエ》より マッダレーナのアリア「亡くなった母を」/ 小林

ピアノソロ/藤原

6.ヴェルディアイーダ》より アイーダのアリア「ああ 故郷の青い空」/ 佐藤

7.ヴェルディアイーダ》より アイーダとアムネリスの二重唱「おまえの軍に運命は厳しく」/ 小林  鳥木

ギリギリ爽やかだったのは最初2曲のみ!
あ、あと藍子ちゃんのピアノソロ。
あとはひどい濃さですね......改めて。笑


第2部

1.ビゼーカルメン》より シャンソン・ボエーム / 鳥木  小林  佐藤

史上最強に贅沢なTra la la......でした!

2.プッチーニ蝶々夫人》より 花の二重唱 / 小林  鳥木

カルメンからスズキに早変わりして!」というあっちゃんの無茶振りに、さすがに生着替えは無理なので、カルメンっぽいドレスのまま正座してみたら、あっちゃんが笑いをこらえながら歌い出したよ!(笑)

そして、ここからはちょっとクラシックを離れまして......

3.All the thing you are / 佐藤

4.Over the rainbow / 小林

5.My way / 佐藤

6.愛の讃歌 / 鳥木

曲的には軽くなったはずなんですが......
あっちゃんのOver the rainbow、あっこちゃんのMy way.....こんなん聞いたことない、という大熱唱でした。

花は花でも肉食の花......?

そしてプログラム最後の曲は、

7.ヨハン・シュトラウス《こうもり》より シャンパンの歌 / 小林 佐藤 鳥木

そして、bis(アンコール)が、

メリーウィドウ・ワルツ

オー・ソーレ・ミオ

でした。

メリーウィドウでは、打ち合わせも何もしていませんでしたが、お店の方が歌詞ボードを出してくださり、途中からお客様も巻きこんでの大合唱!
ものすごく皆さんいい声で驚きました!!

曲の最後、客席に「音上げろ、高い音出せ!」という指示のゼスチャーが見え(笑)。
えー、どなたかの親類筋の方だったんですが。

そこはちゃんとソプラノのお二人がアクート(高音)に登りまして。

そこでちょっと登り損ねた私は、なんか悪かったなあ、と思って(笑)オー・ソーレ・ミオのときに何の音出してるかもわからないまま、上がれるだけ上がってみちゃって、気が付いたら誰よりも上で(笑)我ながらびっくりしました。

楽しいとなんでもやっちゃいますねえ。

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あっちゃんと私が昨年1月に古楽コンサート《ムーサたちの語らい》でご一緒した、なおちゃんこと、チェンバリストの水野直子さん(後列右から2番め)と、この《4 Fiori》、二回連続でリクエスト曲が採用された(笑)マックスさん(前列右)と一緒に。

マックスさん。またリクエストしてくださいませ!

なおちゃん、また古楽女子(笑)やりたいです!

ではでは、今回も大盛況だった《4 Fiori》、次回はいつ、はたまた、どこで皆様にお会いできますでしょうか?

みんなで食べ物が美味しかったり、温泉があったりするところにも行きたいなあー...。

さて。

コンサートには関係ありませんが、当日の朝、たっぷり笑わせてくれた息子の戯言でしめさせていただきます。