今週のお題「最近、初めて〇〇しました」
ここ数年、作曲家の名前を文字にすることが多くなって(自分でプログラムの原稿を書いたりとか、恋愛相談コラムで曲を紹介したりとか...)、作曲家のファーストネームを確認する、という作業をすることも増えたんですが。
まあ、元々間違ってない自信があったら、確かめもせずにイニシャルくらいは、書いちゃったりもするわけです。
G.Bizet《Carmen》Habanera
の、時の、ジョルジュのGとか。
それで、先日、原稿を仕上げる作業を、目の前に乾杯しようと待っている友人一家とスペインビールがある状態でやっていたので何も確かめもせずに、
シャルパンティエ『ルイーズ』より “その日から”
H.Charpentier《Louise》Depuis le jour
と自然に書いていて、出来上がった時に何か違和感を感じ、このHあたりから違和感が沸き立つのを感じながらも、他がみんなイニシャルGだからかな、本当、作曲家のイニシャルにはGが多いものよ...とか思って......
いや、Henri Charpentierはケーキ屋さん!!!
...気付けてよかった...!!!
作曲家は
Gustave Charpentier
結果、やっぱり作曲家のイニシャルはGが多い!!
迷ったらG書いとけ!!!(ダメです)
そんなわけで、意外にもシャルパンティエ様のお名前を書かせていただいたのは、初めてだったんだな、と思いました。
再掲、今週のお題
「最近、初めて〇〇しました」
プログラム原稿も直しましたし、こちらでも、ちゃんと訂正しときます!
それではお聴きください...
シャルパンティエ『ルイーズ』より “その日から”
G.Charpentier《Louise》Depuis le jour
4Fiori クアトロフィオーリ「能登は優しや花までも」東京公演 • 鳥木弥生 オフィシャルサイト
ぜひぜひお越しください!!
一昨日は、バルカン室内管弦楽団との、2018年以来の共演でした!
前回は第九で、今回はファリャ「恋は魔術師」!
こちらがプログラム最初で、他、フルート協奏曲とドヴォルザークの交響曲、という素敵なプログラム。
2000年1月にベオグラード人生で初めてプロとして舞台に立ち、終演後になんか偉い感じの人と握手して、後できいたらミロシェヴィッチ大統領で(同じ年の秋に革命で退陣したので、直前!)、終演後のパーティーで誰かに「ユーゴスラヴィアで歌えて嬉しかった」て言ったら「間違えないで!ここはセルビア!」て言われて...。素敵な音楽家の方々にもたくさん会ったし、たぶん同じ頃に近くにいたかも??という方々もいるかもしれないオーケストラとの演奏は、やはり、なんか、語らずとも通づるところがあるような、解放感溢れる3日間でした!
1回だけの公演だったのが本当にもったいない!!
このオーケストラを設立し、ご縁をくれた柳澤寿男マエストロに大感謝!
またご一緒できることを切に願っております。
さて、明日、明後日は故郷、七尾で歌います!!
お近くの皆様、ぜひお立ち寄り下さい!