6月になりました。
梅雨の始まりと高尾山ビアガーデンのオープン、どちらが先か、というのが最大の関心事でしたが(笑)、残念ながら梅雨が先のようです...。屋上BBQもしばらくおあずけかな。雨も、雨音も好きだけど。
さて、帰国して一週間と少し経ちましたが、まだ時差ぼけのようです。現在時刻、午前3時。12時前に寝たんですが、体はちょうどシエスタ(昼寝)から目を覚ましてこれから夕飯、て感じですっきりぱっちりしてますー。
帰国前夜から...久々の日本! - mezzosoprano 鳥木弥生blog
ヨーロッパと日本を激しく行き来していた頃はどうなっていたんでしょうねえ。ずっとぼけたままだったのかな??
ヴェルディのオペラ《イル・トロヴァトーレ》3幕でアズチェーナ母ちゃんが歌う、
... ed è suo tetto il ciel, sua patria il mondo.
...(ジプシー女にとっては)空が屋根、世界が故郷。
という言葉に非常に共感していた私としては、まさか自分がこんなに長い間ひとところに住むとは思っていませんでしたが...まあ、これからまだ分からないかな?
息子(伯爵から盗んだわけではない、実の。笑)も、どこにいてものびのびして、言葉は通じなくてもお友達を作っていたし。
息子といえば。
3月末から日本を離れた母ちゃん。帰国して初めて息子がランドセルを担いで小学校に行くのを見ました!!
なんと、1人で出掛けて、1人で帰ってくるのです!!!(笑)
去年4月、こんなことを書きましたが...
朝から泣いた話。「Tくんの冒険」 - mezzosoprano 鳥木弥生blog
RちゃんとこのTくんに比べ、息子の小学校は大人なら徒歩3分くらいの近さなんですけど。
でも、私自身の、めちゃめちゃフラフラしていて、けっこう危ないこともしていた小学校時代の通学を思い出すと、私の子供だけに心配(笑)!
危ないといっても田舎なので、ツクシを摘むのに夢中になって川沿いにどこまでも行っちゃったり、学校の裏山にある池を見たくて通学路を外れて山で迷ったり、とか、そういうやつです。
そんなわけで、帰国して初登校の日。その日も雨でした。母ちゃんはしらーっと、息子と一緒に家を出てみて、後をつけようか、見送ろうか迷っていました。
すると、
「ママは小学校まだ行ったことないもんね!見たかったから来ました、て先生に言えばいいよ!一緒に行こう!」
と、息子。可愛いもんです。しばらくは並んで傘をさして通学路を歩きました。
しかし、お隣のあーくん(2年生)が後ろから歩いて来ているのを知ると急に小声で、
「ママ、どこまで来るの?」
と、態度が急変!!がーーん!!!
お友達にはママと歩いているところは見られたくないんですね...。
「ママは図書館に用事があるから、ついでにたまたま、途中まで一緒に行くだけだよ」
と、後ろのあーくんにも聞こえるように言ってあげて、次の角でバイバイしました。
我が子の大きくなった姿がほかの子供達のランドセルの波に埋もれていくのを感慨深く見届け、帰宅。
ひとりで帰ってきたときもまたひとしきり感動して(笑)。今のところあんまり寄り道はせず、急いで帰ってきている模様。
最近は学校の入り口にカードリーダーがありまして、何時に学校に入り、何時に出たか、親にもメールが来るんですよ。
スペインにいるときも来てました(笑)。
便利な世の中です。
さてさて、「学校」。2ヶ月近く休んだ勤務校にも復帰。
こんなに美しい新緑の新学期。
真ん中あたり、小川も流れています。
さて、昨日のここは武蔵野音楽大学入間校舎内だったわけですが、来年度からは江古田校舎リニューアルにつき、この森林浴出勤はできなくなります。残念!!? #武蔵野音楽大学 pic.twitter.com/5g9P9l2wtV
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年6月3日
もちろん江古田新校舎、たいへん楽しみですけどね!!
可愛い生徒たちもみんな元気で、少しずつ大人になっていて、頼もしいかぎり!
すっかり季節外れだけど、新歓コンパしなきゃ。
そして、もうひとつ、私には可愛い子供たちがいる場所があります。
今日はこれから、多摩ジュニア・ミュージカルの子供たちも参加する「オズの魔法使い」を観に行くのです〜!!
スペインにいるときも、ハーメルンの笛吹きバリトン(あまりにも子供を惹きつけすぎる彼への称号です)、おっしーこと、押川浩士さんのブログを見ながら、みんな頑張ってるなあ〜〜、と、励まされていました。
舞台、楽しみだなあ!
雨も上がったみたい。
ちなみに現在時刻朝9時過ぎ。
時差ぼけ母ちゃんは5時から8時まで、3時間の二度寝に成功しましたー。
体内時間は......もう考えるのやめよう!!