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mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

板倉町「農楽塾」にて。

お題「楽しみにしているテレビ番組」

https://www.instagram.com/p/BS6TdvyBz2F/

未だモンペ感が抜けきれない蝶々&スズキの再会!明日夜(17日0時)より、BSプレミアムシアターで四都市共同制作、笈田ヨシ氏演出「蝶々夫人」@東京芸術劇場、放送です!!眠っちゃわなければ一緒に観る予定(笑)

 プレミアムシアター - NHK

 

 

そう。ここは群馬。日本の(笑)。

 

しかし、到着してみたら、やっぱり「何語を喋らなきゃなんだ?」という状態!

 

農楽塾(のうらじゅく)という声楽マスタークラスに参加するため、母ちゃんは子連れでえっちらおっちら、こちら、鶴の形の群馬県、クチバシ部分の邑楽郡板倉町(昨日聞いた話)へ、やってきました。

 

それというのも、今年のG.W.に金沢で開催される新しい音楽祭で、私にはめったにないドイツリートの演奏をすることになりまして。

いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭 | いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭 2017

 

だいたい初めての作品を演奏するときには、できればイタリアのものならイタリア、フランスのものならフランスに渡るなどして、コレペティなり、その作品がレパートリーの歌手なりに一通りコーチをしてもらわないと納得がいかない私なのですが、今回はなんとちょうどよく、その依頼があったときに冒頭で書いた「蝶々夫人」で共演していたウィーンを拠点に世界中で活躍されているソプラノ中嶋彰子さまが、日本にミュンヘンから専門家を招いて歌曲のマスタークラスを開催されるという、まさに、渡りに船!!!

 

しかも!というか、なんというか、 農楽塾のことは前から知ってたのですが、これが、農業+音楽=オペラアカデミーという、非常なる興味深さなんですよ!!

こちら↓のFacebookページをぜひ。

https://www.facebook.com/noura.juku/

 

参加してみたいとは思っていましたが、基本的にもっと若い歌手の為の貴重な機会なんだろうなあ、という遠慮もあったり。

でも、今回は本当に、ちょうど勉強しなければいけないレパートリーがテーマということで、おそるおそる(笑)彰子さまにお伺いを立てたところ、快く受け入れて下さって!!

 

その上、せっかく来るんだからと(?)、昨夜はマスタークラスオープニングの講師演奏会にも塾生の身分ながら参加させていただきました。

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珍しくモンペではなく?!ドレス姿のツーショット!!(笑)

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朗読やトークもあり、楽しいけれど学術的な香りもする、魅力的なプログラムでした。

彰子さんは歌いっぱなし、喋りっぱなしの大活躍。どこか男前なキリッとした美声と鮮烈な表現力はやはり歌曲でも変わらないのだなあ、と、やっぱりがっちりハートを鷲掴みにされました。

イタリア歌曲を彰子さんと共演された今井寛子さんのピアノも新鮮でかっこ良かった!

私は箸休め的役割ですが(笑)、一応、歌いなれているイタリア古典歌曲を初共演ながら共通の知人も多くあまり初対面な気がしなかった、素敵なピアニスト、田中健さんと。

あ、イタリア古典といえば......

https://www.instagram.com/p/BRK1TL8BMKX/

Vanitas〜Venezia〜5/27 近江楽堂https://www.facebook.com/events/250645945358282/?ti=icl

こちらの古楽コンサートも間近に迫ってきました!

 

閑話休題。 

そしてそして、全く歌いなれていないリートも一曲...

でも、共演して下さったピアニスト、今回の講師のお一人でもある村上明美さんが「発音きれいだし、ブラームス合ってますよ!」とおだててくれたのをとりあえず鵜呑みに信じて頑張りました!!(笑)

今日からは厳しくしごいてくださるでしょう...。

彰子さんと村上さんのリートはドイツ語が分からない私にはたぶん素晴らしさの一端しか分かっていないんだろうなあ、とは思うものの、フランス語で聴きなれ、歌いなれている「ミニョン」の詩(君よ知るや南の国、てやつです)なんかは、先に朗読を聴かせていただいたのもあり、ほー!ドイツ語だとこんな感じなのか!!(もちろんゲーテ作なのでドイツ語が元ですが。笑)と、かなり分かった気にもさせていただきました。

アンコールで歌ったブラームスのDuettoも初めてだったのですが、こんな素敵な曲を何故知らなかった!という感じ。

そのうち絶対誰か(たぶん佳子ちゃんとか)と歌うので敢えて曲名は書きませんが(笑)。

(あ、このブログのどこかでバレてる!)...

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村上さんと夫君のメゲレ氏。美しいカップルと一緒に。こちらの2人がドイツ語、リートの講師。

 

イタリア歌曲の方は、グラッソ氏とピアニスト今井さんの、こちらもご夫妻が講師。

 

そんなわけで。

 

まだ1日滞在しただけなのに、すっかり板倉町、農楽塾の仲間に魅せられてしまいました。

昨夜のコンサートでグラッソ氏と彰子さんが作曲家ヴェルディの例から農業+音楽のお話などをされていましたが、ヴェルディがサンタ・アガタ村に素晴らしい庭園と農地を作りあげたように、彰子さんはここに音楽文化を根付かせ、花開かせているんだなあ...と。

農楽塾は今回がすでに6期め!!

あと2日こちらに滞在するので、またきっとレポートしたくなっちゃうと思いまーす。

 

最終日、19日には参加者のコンサートもあるようなので、お近くの方も、そうでない方も、ぜひぜひ、板倉へ〜!!