すでに終演から2週間が経ちましたが...。
ロシア、東欧、北欧をテーマにした、
ソプラノ小林厚子さん、
ピアニスト江澤隆行さん、
と、私、でのコンサート、
ここはよいところ
お客様の表情を間近に見つつ、とても暖かく、楽しく、ときに切ない情感に溢れた空間を共有できて、感謝の念でいっぱい。
本当に、よいところでした!
一年前から企みに企みを重ね...
#江澤隆行 プロデューサー と #打ち合わせ #小林厚子 #池田香織 #鳥木弥生#隠しアイテム #わの会 #まだ何も決まってないコンサート
フライヤー写真も傑作でした(アイディアも撮影も私じゃないから、臆面なく言います。笑)
フォトグラファー深谷義宣さんとの撮影も楽しかった!メイクの松井さんもご一緒に、想い出の記念写真。
#今日の現場 part2#auray2 #撮影終了 #ここはよいところ
プログラムは(フライヤーも)、池田香織さんによる力作!!まずは表紙側。私が以前他のコンサートの時にチャレンジして、どうしても上手にデザインできなかったオシャレな三つ折りプログラム、香織さんの手にかかればこの通り!
さすがメゾソプラノ!誇らしい!!(全く私の手柄ではないけど自慢する。笑)
香織ちゃんは当日のナビゲーターとしても他の追随(他、て、私だけど)を許さない有能ぶりでした。
やっぱり誇らしい!!!
念願の共演!!!華々しく終演...またやりたい!!!!!#池田香織 #鳥木弥生 #メゾメゾ会談 #ここはよいところ pic.twitter.com/jhdNPQppUD
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2019年5月10日
と。ついつい色んなことを自慢したくなりますが(自分の手柄でもないのに)、当日、または後日でも、やはりお越しいただいた皆様から「良かった」と言っていただけるのは演奏の方で。
いや、そうじゃなきゃ困るんですけど(笑)。
こちら側も素敵なプログラム!!
表題に選んだ「ここはよいところ」は吉田智生さんによる編曲で、オープニングでは歌手3人と江澤さんのピアノで演奏し、アンコール、コンサートのシメでは更にオーボエの河口さんが加わったバージョンでお送りしました。
そうそう、このプログラム、最初に見たときにすごく嬉しい気持ちになったのが、ここ↓↓↓
MS(メゾソプラノ)が2人いるところ!!
もちろんメゾソプラノが2人いるのは分かってたんですが、こうして改めて目にすると、
ああ、もうS(あっちゃん)を一人で支えなくていいんだ!
と、なんだか感無量(笑)
そんな気持ちや、編曲の美しさもあって、このここはよいところのここはよいところバージョン(あるいはBossとAngelsバージョン)は、ぜひぜひまた歌いたい一曲となりました。
しかし、約2時間のプログラムは、意外に時間が足りなくて!
あっちゃんのチャーミングでハートウォーミングなドヴォルザーク《ロマの歌》もギュギュッと絞り込んでの4曲。ヤナーチェクだって本当はもっと聴きたかったし、グリーク《6つの歌曲》とチャイコフスキー《ただ憧れを知るもののみが》で、オペラ以上とも言えるドラマティックな世界観を見せてくれた香織ちゃんでしたが、本当はオペラアリアだって聴きたかった!!
江澤さんのソロも聴きたかったし、オーボエの河口さんも贅沢使いが過ぎたし......。
これはもう、次があるしかないという感じ?
(なんならもう、最終的にはオーケストラをバックにここはよいところangelsバージョンを歌ってる映像まで浮かんでます!!!その場合boss江澤さんは指揮で)。
#ここはよいところ #終演 タカユキズエンジェルス!!!笑#江澤隆行#小林厚子 #池田香織 #鳥木弥生 #bravitutti #jesuisheureuse
自分自身としては、やはり亡き師匠、オブラスツォワを思わずにはいられないレパートリー。
いや、思う、というか、すごく若い時に教えてもらった曲だからか(特にチャイコフスキー《オルレアンの少女》は、私が本当に少女だったと言っても過言ではない頃に!)、師匠のお国の曲だからか、どこまでが私自身で、どこからが彼女から受け継がれたものなのか渾然一体となっているような感覚。
実際、本番近くにはあんまり意識的に彼女を思い出すこともなく。
リハーサルして、歌って、打ち上げも楽しく終わって、帰宅して就寝準備もすみ、すでに書いてくださっていたSNSでのコンサートのレビューの中に「オブラスツォワ」の文字を見た瞬間にブワッと涙が溢れて、ああ、そういやあんまり思い出してなかったな...と(笑)。
しかも翌日の朝には、普段それもあまり考えずに使っている彼女の形見のお皿が棚から足の甲に落下して負傷(笑)。
まあまあ痛い、師匠からのダメ出しでした。
それからは、必ず「師匠の形見の皿」と呼んで使うようにしています(そっちじゃない?!)
それにしても悔しいのは!その、少女の頃?は読めて、ロシアにいた時にもなんとなく周りと意思の疎通もできて、師匠の家の電話番もできて(笑)、というロシア語を、その後すっかり忘れてしまったこと。
コンサートでも、私はプログラム中ずっとロシア語でしたが、アンコール1曲めに歌ったグリーク《Ich liebe dich》、香織ちゃんがデンマーク語、あっちゃんがドイツ語で歌い、私がフランス語で歌ったのですが、フランス語で歌い始めた瞬間にすごくホッとしてしまい!(あと、同じくフランス帰りの江澤さんがホッとしてるのにも気付いた。笑)、ロシア語にもこれくらい馴染みたいもんだ...と。
幸い、ここはよいところvol.2の前にも(笑)、ロシアを歌う機会がありまして。
新国立劇場、新演出《エウゲニ・オネーギン》
大変楽しみ!
今回の演奏会、私のロシア語を直してくれ、当日も見守ってくれて、の、スペシャルサンクス、ロシア帰りのソプラノ金野英里さんに、これからもお世話になる所存です!
とはいえ?!
近々の私の予定は、通常業務ともいえる、フランス語とイタリア語。
6月は偶然 #栃木 での公演がふたつ。 #日光 と #宇都宮
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2019年5月17日
6/9 #日光金谷ホテル 6/21 #宇都宮市文化会館
お近くの皆様、ぜひ! pic.twitter.com/EWtenVRUHw
心配しなくても、割と近々あった。でも、ニクラウスはミューズの化身だからズボン役ではあるけど男役ではない気もする...。 pic.twitter.com/9u1aIMibNC
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2019年5月24日
あ!フランスオペラでなかなか聴けないこちら、ビゼー《ジャミレ》、ドビュッシー《放蕩息子》との二本立てを東京芸術劇場にてお聴きいただけるこちらの公演も、明日10時、先行発売開始です!!!お聴き逃しなく〜。