「さつま芋、カボチャ、栗など、モコモコした甘めの作物。またはそれらを使用したスウィーツ」
と、
「フルーツ。またはそれらを使用したスウィーツ」
だと思うんです。
「なんで女性って好きなんだろうね〜」なんて決めつけて質問されることもありますが......
知らん!
私はどちらも興味ない!!
全然食べたくない!!!
妊娠、授乳中、助産院で「糖分は取らない方が良い」と指導され、それ自体はまあ、ふーん、だったんですが、
「フルーツ(果糖)も同じくダメ」
と聞いた時には、思わず快哉を叫びました。
「フルーツは体にいいとか言って食べさせようとするやつらめ!ビタミンだ?栄養だ??妊娠にも子育てにもフルーツはいらないんだ!ふははははは!!」
てなもんでした。
......そんな私が、最近いそいそとフルーツを買わなくてはいけない目にあっております。
幼稚園のお弁当にね、デザートが必要なんだそうです。
絶対、では無いのですが、お弁当の時間に、
「デザートは食事をちゃんと食べてから」
という指導をしてくれるので、
「じゃあ、デザートどうぞ」
となった時に無いと寂しいみたいで、息子が自ら要望を伝えてきました。
どうせ14時か15時にはに帰ってくるんだから家でおやつ食べたらいいじゃん!
と、心の底から思うんですが。
しかも、デザートといってもお菓子は禁止だそう。
出た。フルーツは体に良い「神話」!!
(私見です)。
空腹だったり、喉が渇いているときならまだしも、お腹一杯で胃が暖まった時に体が冷えそうなフルーツなんか、全っ然食べたくないんですけど!
私だけですか??
しかしね。
そうは言っても、まだ4歳の息子が寂しい思いをするくらいなら、母ちゃんはあっさり折れますよ。
(自分が食べるわけでもないし。)
モクモクするわ、フルーツだわ、で、私にとっては興味ないの極致なんですが、バナナとかなら体冷えたりはしないかな?と思って、バナナ数切れと、あとリンゴ少しとか。最近だとスイカとか。
あ、そういえばイタリアで夏になると、主にスイカを提供する屋台的な「スイカバール」がドシドシ現れ、皆、嬉々として群がり、ナイフ一本でスイカをガツガツと貪り食うのですが、私には全くもってその喜びが理解できないので、よく一人でアイス食べてました。
主にこれを。
チョコレートかチーズを使用した甘いものは好きなんです。
あと、小学生がむやみに主張する「○○は○○なんだよ」第二位、
「イチゴは野菜なんだよ!」
に準じて、イチゴはよく買います。
(ちなみに第一位は「人間は動物なんだよ」、第三位が「地球人も宇宙人なんだよ」。私の時代の石川県七尾市ではそうでした。)
さて、朝ぼんやりとした頭でお弁当を作り、最後にフルーツを別容器に入れるんですが。
幼稚園児が、というか地球人が食後にどれほどのフルーツを食べるのかも、興味ないから知らないので詰めながらもいつも頭の中「???」。
昨日はチャレンジでマンゴーも買ってみましたが、自分の買い物カゴにフルーツが何種類も入ってるとか、見てるだけでちょっとオエッときます。
食べごろとかも、全く分からない。
マンゴー......黄色いけど、むいたらマンゴー色なの?
あ、ただですね、このバナナ!
これはちょっとテンション上げて手にとりました!
となりに99円のフィリピンバナナもあったんですが、こちらの、189円だったエクアドル産、
FAVORITA バナナ!
オペラ歌手にFavorita(ファヴォリータ)と言えば、当然ドニゼッティ作曲のオペラ《ラ・ファヴォリータ》!
オペラのタイトルの訳は、
「寵姫」
「愛妾」
ですが、ファヴォリータ(男性形はファヴォリート)は、
「一番のお気に入り」
という意味なので、なかなか可愛いネーミングです。
いよいよ今週土曜の6月7日、
《藤原歌劇団創立80周年記念コンサート》
で、私が歌わせていただくオペラアリアがまさにこの、
《ラ・ファヴォリータ》
からの一曲。
ゲン担ぎに一本いっとくべきか、それとも、フルーツ嫌いの主義を貫くべきか!
母ちゃん、自分のことだと決められません(笑)。