mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

歌手の頭の中

オクシタン語楽しい!南仏行きたい!「オーヴェルニュの歌」

知る人ぞ知るイメージの作曲家カントルーブ、彼の代表作とされる「オーヴェルニュの歌」、そして、その歌唱言語であるオック語ですが...。 オック語=オクシタン語 ...と聞くと、なんか、あれっ?となりませんか...? ......そう!みなさんご存知、コスメメ…

オンラインとオフラインと

舞台人としての長い冬眠、半冬眠期間をこえ、実際の冬が近付いている今、ですが。 この期間に無理やり慣らされた感もあるオンライン...に、対して、今まではそんな呼び方をしていたわけではないのですが、オフラインの公演もようやく増えてきました。 オンラ…

新型コロナウィルス感染拡大防止対策トライアル公演「イグレック音楽菜」終演!!〜その後

第二か第三か第四かは分かりませんが、とにかく現在の私の地元である東京都多摩地区、国分寺市いずみホールで開催されました、 新型コロナウィルス感染拡大防止対策トライアル公演 「イグレック音楽菜」 予定販売数50席、完売にて、無事終演!!! マスク姿…

新国立劇場「ファルスタッフ」ただ今、稽古中!!

シェイクスピアの戯曲、三作に登場する人気者、サー・ジョン・フォルスタッフ。 シェイクスピア全集 ヘンリー四世 第一部 (白水Uブックス) 作者: ウィリアム・シェイクスピア 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2014/10/30 メディア: Kindle版 この商品を含む…

息子のピアノ発表会と私の妄想発表会。

先日息子のピアノ発表会がありました。 お世辞にも上手いとも、頑張ったとすら言えないレベルなんですが......まあー、舞台に立つ彼をみて、いつもひとつだけ感心するのが、態度が堂々としてる(して見える?)こと(笑) お辞儀を忘れて焦るの巻。かなり緊張し…

風邪引き読書。

実は先週のカルメン本番前にプランクとスクワットのやりすぎで腰を痛めてまして...。 ヨコスカベイサイドポケット 「カルメン」終演!! - mezzosoprano 鳥木弥生blog 一応美女役なので、少しでも痩せたいという気持ちが強すぎて、無理したんですねえー。 共…

多摩ジュニア・ミュージカル第2回公演「美女と野獣」終演♪

6月18日の日曜日。 雨模様の中、多くのお客様(想定の倍以上!)にお越しいただいたTJM版「美女と野獣」! 立ち見などで皆様にご不便をかけたのがたいへん心苦しくもあったのですが、子供達が精一杯歌って踊って演じた舞台に、笑ったり、拍手をいっぱい下さっ…

Un bel dì, vedremo...〜サバデイ日記16

ようやく昼間は20度を超えるようになった、意外と寒いサバデイより、今日も徒然を。あ、まず、誰か気にしてるか分かりませんが、先日、異国での美容院チャレンジの結果。バルセロナ!!〜サバデイ日記・番外編 - mezzosoprano 鳥木弥生blogこんな感じになり…

劇場迷子。想いで迷子。〜サバデイ日記15

今週のお題「ゴールデンウィーク2016」 《蝶々夫人》公演、5回目めを無事、素敵な川の流れるリェイダの街にて終了! 昨日歌いに行ったリェイダに流れる川。せっかく教えてもらったので忘れないように。カタルーニャ語では川はリュウ。リュウ・セグラ。何故か…

舞台裏!〜サバデイ日記12

公演2日目も大成功!La seconda recita anche e' andata bene!! 打ち上げもあと8回?! #蝶々夫人 #madamabutterfly #Sabadell pic.twitter.com/AJzLr6Ey24— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月22日初日を見に来てくれた美青年に、「あなたのスズキのキ…

サバデイ・ファランドゥラ劇場《蝶々夫人》初日。〜サバデイ日記11

我々の《蝶々夫人》。初日、無事あけました!La prima!! 開演15分前。合唱団がすごくスペインぽくパルマを叩いてエイエイオー的なことをしてるのが聴こえる。彼らが本当にオレー!て言ってるの初めて聞いた。本物だ...(笑) #蝶々夫人 #サバデイ日記 pic.twit…

《蝶々夫人》ピアノ・ヘネラルの朝〜サバデイ日記6

初日10日前!まずはこの劇場で3回。その後ツアーで7回!「スズキ!」と呼ばれるのは計何回??笑 pic.twitter.com/NufTTssgzq— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月8日稽古予定に「GENERAL」とあって、え?もう??と、ちょっと焦りましたが。ピアノによ…

劇場入り!〜サバデイ日記5

あー!なんて住みやすいんだ!サバデイ!もう、不動産屋にしか目がいかない(笑) #サバデイ日記— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月7日昨日劇場入りし、合唱団とも顔合わせ。8年前からいたメンバーには「おかえり〜」と言っていただき、やはり前回もご一…

祭!!〜サバデイ日記3

今日はサバデイに来て初めての休日でした。まだ時差ぼけで、身体は真夜中と感じているのに、お外はまだ明るく......。昨晩は、オペラの稽古後、特に休日前に行うことでおなじみの行事、「美味しく食べて飲む」が、やはりここスペインでも同じく開催されまし…

金沢〜島根、親子旅・1

今週のお題「私のテーマソング」五木寛之作詞、山崎ハコ作曲の、《大きな明日へ》という歌があります。学校紹介 - 石川県立金沢辰巳丘高等学校私の母校の「学生歌」なんですね。母校、金沢辰巳丘高校の30周年記念で演奏&講演会に呼んでいただいた!懐かしい…

絵文字でオペラ、解答編。

前回、 #雑な説明で何のオペラか分かったらRTの面白さを伝えたくてこちらを書いたのですが、#雑な説明で何のオペラか分かったらRT - mezzosoprano 鳥木弥生blog意外に?最初の絵文字でオペラの方が気になる方も多かったようなので、一応解答編やります!ただ…

#雑な説明で何のオペラか分かったらRT

少し前に「絵文字でオペラ」が流行ったの、ご存知でしょうか?こういうやつ。まあ、流行りといっても身近での話ですけど。あと、ドイツ系から流行り始めたようで、私の知識が足りずけっこう難しいのでいまいちハマるまでにはいたらず。しかし、昨晩息子を寝…

ウェルテル・エフェクト

「若きウェルテルの悩み」というタイトルになんとなく心惹かれて最初にこの本を手に取ったのは、小学4年生の時。若きウェルテルの悩み (新潮文庫)作者: ゲーテ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/06/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る (あ、…

昔取った杵柄。

今週のお題「思い出の先生」本当にこれはラッキーとしかいいようがないのですが、こと「歌」に関しては、私の人生、先生に恵まれっぱなしです。日本での先生たちもこんな私を許して(笑)放牧?しつつ、たまに手綱を操ってくれるような方々だったし、イタリア…

オペラ歌手に文学。

今週のお題「読書の夏」とかくオペラ歌手という人種、「文化系」と決めつけられると、「いやいや、スポーツ選手顔負けの肉体労働です!」と主張するもので。それは事実ですし、「しかも、毎日世界新記録を出さないと観客に納得してもらえないスポーツ選手」…

《ランスへの旅》ロッシーニ×マエストロ・ゼッダ祭りのあと。

9月に出演する《アルジェのイタリア女》の稽古も始まりましたが、まだまだ、ふと私の頭の中に流れる曲の約70%が《ランスへの旅》です。聴きにきていただいた皆様からも、やはり私達舞台を作る側と同じく、マエストロ・ゼッダの魅力にメロメロなご感想をいた…

藤原歌劇団×日生劇場、ロッシーニ《ランスへの旅》オーケストラ合わせ。

オーケストラ合わせ、略してオケ合わせ。もっと略して「オケ合」、は聞いたことないけど。Prova all'italiana(プローヴァ アッリタリアーナ=イタリア式稽古)とも言います。なんか美味しそうですね(そんなことない?)。私は、この稽古が大好きです。指揮者と…

雑談です。

障害児を産んだ親に「一生かけて反省」しろ 現役医師のFB投稿に批判殺到 : J-CASTニュース親なんて、少なくとも母親は、どんな出産でどんな子供を産んでいても多かれ少なかれ、反省してると思う。違うかな?私はそうです。日々の子育てに関してもね。でも誰…

父之精母之血不可棄也 (※閲覧注意...じゃないよね?)

最近、夏侯惇のことを思い出します。前世とかではないです(笑)。吉川英治の小説や、横山光輝の漫画で親しんだ三国志の英雄、夏侯惇。この絵を見つけようと思って「夏侯惇」で画像検索したらなんだか素敵なのがいっぱい出てきて、私の中の腐女子が暴れかけま…

免許証の更新はお済みですか?

はーい! 私は今、府中運転免許試験場に来ていまーす! さて、「ひとの振りみてわが振り直せ」シリーズ第2回。 こちらが第1回(10ヶ月前)。 お忘れ物はありませんか? - mezzosoprano 鳥木弥生blog というか、せめてこの10ヶ月前に気付いていたら......。 何…

「多摩ジュニア・ミュージカル」始動!!

能登の七尾市に生まれ、しょっちゅう遊びに行った母の実家熊本にも故郷を感じつつ育ち、高校時代は金沢、大学時代からは埼玉県入間市に2年と江古田に5年。短くロシアを経てイタリアはフィレンツェに4年半、ピエモンテ州のブラに2年、フランスに移りパリに2年…

「蟻々夫人」...ではなく「蝶々夫人」。

5月1日、2日公演の銀座オペラは、日本、長崎を舞台にした悲劇の名作、プッチーニ作曲《蝶々夫人》。だと思っていたんですが。こんなタイトルのオペラの仕事受けた覚えは無い。 pic.twitter.com/TeOKLrf9T5— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2015, 4月 4蟻...《…

試験と蝶々夫人を繋ぐまさしさまの夜。

試験期間中につき、歌採点脳発動中。息子と「おかあさんといっしょ」を見るも、心が休まらない。— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2015, 1月 27昨日、今日は試験審査。普段「みんながんばれー」と、指導したり、見守ったりしている学生たちの歌を聴ける楽しさ…

神話の世界。《ムーサたちの語らい》終演。

去る11日、日曜日。新春古楽女子演奏会《ムーサたちの語らい》が無事終演致しました。素晴らしい共演者とお客様方に恵まれ、非常に親密で快い時間、空間を共有できたように思います。もちろん、もっともっと詩を読み込んで表現したかったな、とか、水野直子…

大きいことは......

年末年始の疲れがどっぷりたまっているけれど、「このまま11日の《ムーサたちの語らい》本番まで突っ走るか!?」と、思っていたのですが。ついに明後日!しかし、息を吸うだけで背中がバキバキいったり、足先とか手先とか肘とか膝とか、骨盤とかをやたらに…