な、なんて味気ない!!
なので、何か旅のお供にもなるおもちゃでも購入するつもりで、少し早めに羽田空港へ。
nanoblock+ ポケットモンスター ハリマロンのツリーハウス PP-002
- 出版社/メーカー: カワダ
- 発売日: 2014/03/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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こんなん買わされました。
かつては、空港がバス停か?と思えるくらい、ひょいひょい飛行機に乗っていました。
ともかく、最近はほとんど乗らず。選べるならば地上移動。
まず2009年、日本に住むようになって一段階減り、2010年、空港に行くより新幹線が便利なところに引っ越してもう一段階。
で、私的にトドメと感じているのは、2011年3月16日、羽田空港での記憶。
頻発する余震に、小さく悲鳴をあげながら身を屈める人々。むしろ普段より冷静沈着に見える職員の方々。今にもパリンと割れそうに強く振動するガラス。
なぜあと2日早く出発できなかったのか、という後悔と、息子が見えないものに襲われているという不安に苛まれる自分。
......彼女と離れたくなかったのに、母親に強く言われてしぶしぶついて来ている甥っ子。
被災地からなんとか出てきた、という小さい子供を2人連れたご家族の疲労しつつもほっとした表情と、見るからに全て新品な荷物や衣類。
夫は「面倒をみなきゃいけない近所の人がいるから」と、避難に同意してくれない福島の両親を説得する方法をお兄さんと相談していて。
やはり羽田に来ると思い出します。
もう、すっかり何事もなかったような雰囲気すら漂っていますが......福島第一の原子力緊急事態宣言って、今も発令中ですよねえ。