mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

銀座オペラ「イル・トロヴァトーレ」稽古初日。

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稽古初日、大成功につき、乾杯!
打ち上げ、はや!!

一杯のんで軽くつまんで1000円でお釣りがきちゃう、素敵なワインバーがね、稽古場から駅の途中にね、あるんですよ、仕方ない。

さて、先日の金沢での公演と曲目はかぶっていますが、本日から本格的に「銀座オペラ」モード。
演出の彌勒忠史さんをはじめ、舞台スタッフを交えての稽古初日でした。

すでにチームメイトではありますが、仕切り直しのご紹介、ご挨拶の後、小川レオノーラと与那城ルーナ伯爵の4幕ドュエットからスタート。
ほんの数日前の本番の熱がアッツアツに残る二人の声と演技に、なんだかボーッと体と心が熱くなりました。
まだその時点ではアルコールは摂取していなかったのに!

金沢では1560席の大ホールを熱狂させた声とエレクトーンのオーケストラサウンドが、今度はなんと333席の銀座ヤマハホールでの公演。
すごい迫力だろうな...。
誰も出し惜しみしなさそうだし。

細かい表現や表情も更に良く伝わるだろうし、演ずる方も腕が鳴ります!
彌勒さんの演出も楽しみ。

これは北國新聞に載った写真で、
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金沢でのプログラム初っ端、ヴェルディ《椿姫》、乾杯の歌を4人で歌っているところです。

新聞でこの写真を見て、こうして4人プラス、写っていませんがエレクトーンの清水さんが舞台上に揃ったとき、舞台上の誰かが「いい感じ」とつぶやいたのをふと思い出しました。
そのあと誰かが「いい感じだねえ」と答えた気も。

誰かのつぶやきは、照明とか、お客さんの入り具合や表情のことだったのかもしれませんが、それも含めた上で、私にはこのメンバーで舞台上にいることが、本当に「いい感じ」に思えました。
しかも「ちょうどいい」みたいな、守りに入った「いい」ではなく、何か「とんでもないこと」が起こるような「いい感じ」。

4月9日、10日ヤマハホールに来ていただいた方には伝わるはず!

ぜひぜひ、感じに来てください!!
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