mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

ハモン、ハモン!〜サバデイ日記18


ハモンはスペイン語でハム、の意味。

ハモンハモン、というペネロペ・クルスのデビュー作、ロマンチック&セクシーコメディ映画もありますが。

ハモンハモン 無修正版 [DVD]

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観たことない、て4Fioriリーダーのあっちゃんに言ったら「観なさい」って言われました。

帰国したら観るよ!

(新潟の子供達、あっちゃんの歌が聴けて良かったね〜!)

さてさて、私たちの《蝶々夫人》の舞台もついにpenultimo。

日本語に良い翻訳語が欲しいなあ、と思う単語のひとつがこのpenultimo(ぺヌルティモ=最後から二番目の)なんですが、まあ、それは良いとして。

日本から、いや、イタリアから?小川里美さまが観に来てくださったのです〜。

(ハモン目当ての噂もある?!笑)

サンクガット公演の前日にバルセロナで待ち合わせをして。

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友、まあまあ遠方より来たる。〜サバデイ日記17 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

良かったなあ〜、エル・ナシオナル!

こちらを教えてくれた私の蝶々さん、みきさんにも感謝。

こんな女優鏡コーナーもありますので、訪れる方がいらっしゃったらぜひ奥までしっかり見てください!

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そして、サバデイ入りして魚介からは一転、いよいよハモン!

右から100gの値段が9、15、16、25ユーロ。

私がだいたい買うのは1番食べやすいと勧められていたの15ユーロので、たまに19ユーロくらいのを買っていたのですが、色々ためしてみよう、ということで、四種類。

9ユーロのものも充分美味しくて、初めて買った16ユーロのがとろける脂と甘みと旨味たっぷりでヒットでした。

そこのお店の最高級品、100gで25ユーロ(腿まるまる買うと10万円くらい)のものは、歯ごたえも舌ごたえもぎっちりがっちり。イタリアではよく生ハムをグリッシーニに巻きつけて食べるのですが、ハモン・イベリコは弾力がありすぎて巻きつきませんよっ!!


さて、ハモンの話ばかりで、公演の話に行き着かないので「サバデイ日記、さとみちゃんが来たよ!編」は、後半に続きます(笑)。

前半の今回は最後に、ハモン以外にも食べたものを。

この貝の名前が「ナバハ」。ナイフ、という意味。確かに細くて切れ味良さそう?!

オペラカルメン3幕で、カルメンをめぐってドン・ホセとエスカミーリョが対決するときに、「アクーデナバーハ!」とホセがナイフでの決闘を指定するのでおなじみですね〜〜。

ちなみに、私は1プロダクションで1回はエスカミーリョがホセに「アクーデナバーハ?」と聞き返すのに合わせて舞台袖で「ハクーナマタータ」と呟きます(笑)

なんて、オペラ歌手らしいエピソードを語りつつ?.....後半に続く!!