mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

父之精母之血不可棄也 (※閲覧注意...じゃないよね?)

最近、夏侯惇のことを思い出します。

前世とかではないです(笑)。

吉川英治の小説や、横山光輝の漫画で親しんだ三国志の英雄、夏侯惇
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この絵を見つけようと思って「夏侯惇」で画像検索したらなんだか素敵なのがいっぱい出てきて、私の中の腐女子が暴れかけましたよ。

こんなやつ(笑)
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三国志が好きな上にゲーマーな母ちゃん。本気で腐りそうなので三国志系のゲームには手を出したことがありません。
これからもやりません!!


さて、こちらに一度関羽が好きだという話も書いたのですが、


実はその上海人バリトンに、ちょっとそちらの方が受けが良いかな、と思って関羽の名前を出しただけで、もちろん関羽も好きなんですけど、本命は夏侯惇なんですよねえ。

ポケモンで言えば本当は何故かトランセルが大好きなんですが、聞かれたらピカチュウって言うし、妖怪ウォッチで言えば......ま、いっか(笑)


そんなこんな、何故最近彼を思い出しているかというと、なんですが。

まずは先日大成功、大盛況のうちに終演した《ラ・トラヴィアータ》岩田達宗さん演出によるドゥフォール男爵が、隻眼設定で。

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左前の男前。演じるは東原貞彦さん。長身に眼帯が映えてました!!?


パリの社交界が舞台のオペラで三国時代に想いを馳せていたのは私だけかと思いますけれど。


オペラ《三国志》できないかなあー。

そしてその際はぜひ、曹操、および周瑜あたりをメゾソプラノのズボン役にしていただけないかなあ、と、何年も前から色んな場所で呟いてるんですが、特に具体的な話は生まれません(笑)。


ともかく、隻眼と言えば夏侯惇な母ちゃんなわけです。

そんな折、こんな出来事が!!!

しかし、この時点ではまだ夏侯惇には繋がっていません。

最初はたいしたことないと思っていたのですが、皮(と少し肉)が削げてビロビロしていたのが気になり始め。

下唇の裏あたりなんですが、歌っていたらそのビロビロが舌や歯に当たって邪魔だったので、稽古中に口の中で食いちぎりました。

そして、衣装を着て舞台の上だったのでどこかに出すわけにもいかず、その皮(と少し肉)をそのまま飲み込み。


その時に頭に浮かんだのが本日のタイトル、


父之精母之血不可棄也(父の精、母の血、棄つるべからざるなり)」

という夏侯惇の名台詞。


私は「もったいなや」という台詞で覚えております。

どんなエピソードでこの言葉を発し、何を飲み込んじゃったのかを書くと......閲覧注意度が上がる気がしますので、大丈夫そうな方はぜひこちらや、


こちらで、

三国志 全60巻完結セット (希望コミックス)

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ご確認ください。

そして、

銀座オペラや、

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多摩ジュニア・ミュージカル、


劇団東京イボンヌさん、

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(ご予約ページ)



などへ、夏侯惇に影響を受けた母ちゃんメゾソプラノの生き様を観に来て下さいませ。

あと、番外編でこちらにも参加しまーす!


先日の発表会を観に来てくれた母、たかたんと......OLE!!!
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