雨が降る日に気になるものは
雲の大きさばかりだけれど
空の広さに比べれば
別にたいしたことじゃない
だから
ハッピー・バースデー
ハッピー・バースデー
昨日までの 君は死にました
おめでとう おめでとう
明日からの 君の方が
僕は好きです
おめでとう
さだまさし 'HAPPY BIRTHDAY' より
バースデーソングの定番と言えば、誰がなんと言おうと、こちらですから!(笑)
CDGにて。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog
(私の誕生日にもたかたんが持ってきてくれたラジカセから流れておりました)。
しかし、「昨日までの君」が死んで、「明日からの君」の方が、僕は好きだと...。
では、「今日の君」はどんな状態なのか。
現在東京地方、雨が降り続いておりますが、私は「雲の大きさ」より、それが気になります。
なんか、中有的な状態??
まあ、良いんですが...。
本日は息子の7歳のお誕生日。
であり、どうしても思い出してしまいますが、岩城宏之マエストロのご命日。10年、経ちました。
@oekjp さんのアイコンが岩城宏之マエストロになっている。今日ご命日だからかな?#オーケストラ・アンサンブル金沢 #岩城宏之
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年6月13日
7年前の今日、息子を無事出産し、母に連絡をしてまず言われました。
「因果な日に産んだねえ、今日、岩城さんの命日や」
先日、地下室のお片づけ中にも今日への予告のように思い出させていただきましたけれど。この写真!
他にもマエストロとの写真、色々発掘しましたが、なんか私が一生懸命話してるのを、マエストロがちょっと小馬鹿にしたお顔で聞いている(笑)、これが、一番懐かしい。なんとなく、何を言っていたかも覚えています。
確かこのときのモーツァルト《レクイエム》は放送もされた気がするので、実家に映像もあるかなあ。今度帰ったら探そう。
しかし、最初に”登竜門オーディション”でお会いしたときに「あなたのような声の人でやりたい」と言っていただいた、ベートーヴェン《荘厳ミサ曲》は結局ご一緒出来ずじまいだったなあ。
それはすごく残念。
毎年必ず《荘厳ミサ曲》は金沢で公演が(今も)あって、しかも私がほぼ毎年アルトソロ歌っていたのに、と思うと更にね〜。
大人の事情がなあ...。事情のお相手も鬼籍に入られましたが...。あちらで対面されたかな。
そうそう、去年私が受賞いたしました「岩城宏之音楽賞」。
6月13日の色々。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog
今年はアビゲイル・ヤングさんに決まったようで。おめでとうございます!
去年の岩城宏之メモリアルでもご一緒しましたが。今年は受賞者としてご出演ですねえ〜。
OEKfan オーケストラ・アンサンブル金沢を応援するページ
私が出演する藤原歌劇団のベッリーニ《カプレーティ家とモンテッキ家》 と公演日がモロかぶりなのであまり宣伝はしたくありませんが(笑)、岩城宏之メモリアルコンサート、今年は9月10日、11日です。
6月13日で岩城宏之マエストロが亡くなって10年。記念の岩城宏之メモリアルコンサートが、OEK同様、マエストロとの縁深い@toukon1956 との共演で実現することを嬉しく思っています。9月10日金沢、11日東京で開催です。 pic.twitter.com/MkVojbb14J
— オーケストラ・アンサンブル金沢 (@oekjp) 2016年6月10日
宣伝はしたくないですが(笑)「銀座オペラ」仲間のノーブルバリトン、与那城敬さんもフォーレのレクイエムでご登場ですね〜。素敵だろうなあ。
あ、でも、皆さん、与那城さんは来年また私が《蝶々夫人》で共演しますので、それまで我慢して、9月11日はぜひ新国立劇場へ、ベッリーニ《カプレーティ家とモンテッキ家》を観に来てくださいませ!!
与那城さんよりかっこいいロミオになることを「月に誓います」(笑)!!
藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家 I Capuleti e i Montecchi」2016年9月10日、11日 | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会
さて、
話を岩城マエストロから 我が息子に戻しまして...。
......彼が生まれた日も雨でした。
今ではすっかり大きく、生意気になっちゃって。今日も雨の中、ランドセルとドラえもん柄の傘を揺らしながら元気にひとりで!(まだ見慣れない)家を出て行きました。今頃は小学校で給食かなー。
先日地下室から、私の育児日記(時間とお世話内容の簡単なもの)も出てきてパラパラと見たのですが、記憶通り、おっぱい飲んでばっかりの子で(笑)。
2時間おきに1時間以上飲むので、実質休憩は30分くらい。最初は細かく時間を書いてあった日記が、終いには、
19時〜24時 おっぱい
とかになっていました。
ちょっと大きくなってからは、自分が右子(おっぱいの名前)を飲んでる時は左子をアンパンマンの、中に手を入れて口をパクパクすると「アンパーンチ」とか喋る人形に飲ませてあげたり、CDをおっぱいにはめ込んで真ん中の穴ごしに飲もうとしたり、コロッケを食べながら飲みものがおっぱい直飲み(油まみれ...)だったり、やりたい放題でした......。よく我慢してたな、私。
ただ、授乳中は食べても食べてもやせ細る一方だったので、それは有り難かったなあ。
この間、夜中に急に目を覚まして「喉乾いた」という息子に、絶対に起き上がりたくなかった私は、
「おっぱいでも飲んだら?出るかどうか試しに一生懸命吸ってみて!また飲み始めてくれたらママ、食べても太らなくなって嬉しいし、ほら、ほら!!」
と、無茶を言って、6歳児に、
「逆にめんどくさいことになったな...」
と言わせてしまいました。
えーと、生まれたところから思い出したらおっぱい話ばかりになってしまいましたが。
寝返りをうっただの、立ち上がっただの、喋っただの、歩いただの......いちいち喜びを与えてくれて、これからもきっと、自分も色々経験しながら、母ちゃんに色んな経験をさせてくれるであろう息子。
今日、6月13日は彼の誕生日ではありますが、この日に一番大きな贈り物をもらったのは、実は母ちゃんなんですね。
これからも、彼の成長が、母ちゃんにとっての一番の......
明後日は息子の誕生日で、#岩城宏之 マエストロのご命日。「ママはもしプレゼントに何でも貰えるなら何にする?」という息子の質問に本気で迷っています...。どうしよう...。
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年6月11日
やっぱ、”劇場”もらおうかな。
おまけ。数年前の息子。熊本の長茄子と。