読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

2016ライオンズ最終戦!

Twitter 愉快な友人 美味しいもの。 休日 出演情報

こんな状態なのに!!(笑)

行ってきました!ライオンズ最終戦!!

大学の試験審査を終え、校舎がある埼玉県仏子から直接行けば近いものを、息子を迎えにいったん家へ帰ってから、再び西武線にダッシュ!

乗り換えも全部ダッシュ!!

息子のPASMOが前回どこかでタッチしそびれてたぶん未払いがあったのに、西武ライオンズの帽子を被っていたからか、駅員さんも不問で超高速処理してくれて(笑)、なんとか間に合いました。

同じく仕事後に駆けつけた藤原藍子ちゃんと球場前で会い、演出家の伊藤隆浩氏が強運で当てた大人気の三塁側「ふらっとリビングシート」へ!

f:id:toriki841:20160930114228j:image

ワクワクが止まらない!!

f:id:toriki841:20160930114249j:image

ビールとオードブルつきで、観たり食べたり大忙し。 

まあ、試合の方は...ライオンズファンとしては...。

大谷の15奪三振完封、凄かったですけどね。

150キロ台後半の速球がポンポン出て、うおー、と感動しましたけどね。

そして、目の前胴上げも充分想像していたんですけどね......。

そんな経験も珍しいからいいか、なんて話してたんですけどね......。

でも取られたのたった一点だったし、逆転で胴上げ阻止、てのも期待していたわけで......。

f:id:toriki841:20160930190152j:image

ラッキーセブンの風船で息子のテンション、怖いくらいにMAX!!

しかし、夢みたサヨナラも叶わずゲームセット......。

覚悟していたはずなのに、涙が出ました......。

お題「最近涙したこと」

 

来シーズンはもっと観に行きたいなあ〜。

とはいえ、前回は2014年の6月!!

ライオンズ・クラシック2014!久々の野球観戦。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

やはり伊藤さんにお誘いいただいたのでした。

 

伊藤さん、来シーズンも誘ってください!(笑)

オペラの打ち上げが野球観戦しながらビール、とかいいなあ〜〜。

あ、私を誘った2回とも負けてるからもう誘ってもらえないかも?!?

まずこのジンクスを打ち崩さなくては......!!!

f:id:toriki841:20160930222811j:image

 

さてさて、スポーツの秋から、本業の芸術の秋に戻りまして。

10月の出番!!

ミシェル・プラッソン&読売日本交響楽団 東京芸術劇場

f:id:toriki841:20160930192728j:image

 

広島、日ハムファンの方も、どうぞご遠慮なくお越しください(笑)。

杉並リリカpresents ”詩人たちの愛と死”終演。

Twitter 《オペラ》について。 はてなブログ 打ち上げ! 愉快な友人 本番!

f:id:toriki841:20160926080459j:image

チラシの顔寄り過ぎのきらいもありました、このマニアックなコンサート。

(チャイコフスキーの写真に顔の大きさを揃えたから?という説も??笑)

やはり舞台上も客席もマニア揃いの熱い空間となり、昨晩無事、終演致しました。

 

私はかねがね、大好きだと言っているマスネの《ウェルテル》シャルロットを久々に歌わせていただきました。

ウェルテル・エフェクト - mezzosoprano 鳥木弥生blog

ウェルテル役は初めてご一緒させていただきました、岡田尚之さん。

f:id:toriki841:20160926102843j:image

骨太な声で、押し出しと共に繊細さと控えめな雰囲気を合わせもっていらっしゃり、舞台ではテノール離れした素晴らしい安定感と信頼感!(笑)

私の方がこのオペラ慣れてるんでー、みたいな態度だった割には、恥ずかしながら最終的にすごく岡田さんに助けられました。

今回は出会い、愛の告白、別れ、再会、まででしたので、次回ぜひ、彼を看取るところまで完遂できたらと思います。

f:id:toriki841:20160926103805j:image

ピアニストも信頼感抜群の藤原藍子ちゃん!

お二人に感謝です!!

シャルロットっぽいかなあ、と思って選んだドレスはまたまた師匠オブラスツォワからのいただきもの。

お題「愛用しているもの」

 

さて、このコンサート、非常に盛りだくさんで。

企画、解説等々のフランコ酒井さんの元に集った歌手たちも非常に濃ゆい面々。

ほら、

f:id:toriki841:20160926100122j:image

佐藤亜希子さん、野田ヒロ子さんと。

お二人のソプラノさん達の顔が濃すぎるのか、私の顔が薄すぎるのか...(笑)。

f:id:toriki841:20160926084959j:image

プログラムはたっぷり二公演分くらい。

レンスキー(エフゲニー・オネーギン)

ウェルテル

ロドルフォ(ラ・ボエーム)

アンドレア・シェニエ

マンリーコ(イル・トロヴァトーレ)

という、テノールによって歌われる5人の詩人をフィーチャーした内容。

私的には詩人としてなら、ロドルフォとマンリーコは要らないと思うんですけど(笑)。

そこ2人抜けるとマニアック度が更に10倍くらいになりますよねー。

オペラコンサートとしてはもちろん華々しい彼らも必要です!

そうそう、そのロドルフォとマンリーコ(ピンチヒッターでアリアのみ)を歌われた小笠原一規さんが、武蔵野音大の後輩であり、更に先生も同じテノールの郡司忠良氏であったことを、お互い当日知ったのですが。

リハーサルで聞いていて、声もいいし、他も色々ちゃんとしてる(この褒め言葉、テノールにしか使わない気がする。笑)し、いい勉強した感じだなあ、と、冗談でなく思っていたんですよー。まさか先生が同じとは!(笑)

f:id:toriki841:20160926101449j:image

打ち上げで、先輩風ビュービュー吹かした写真を撮ってみました。6、7歳下なので、大学ではすれ違ってすらもいませんが...。

あんまり働くのが好きではない先生だからか?門下生もさほど多くなく、現場で同門に会えるなんて珍しい、というか初めてかも〜。ちょっと嬉しい出来事でした。

 

佐藤亜希子さん、山口安紀子さん、とのデカ女(デカ女ブームはあっという間にすたれた?誰も知らない??)楽屋も楽しく。

f:id:toriki841:20160926105800j:image

 

たっぷり3時間超のコンサート、次から次に登場する存在感過多な歌手たち(笑)。お客様も疲れたのではないかと心配しておりますが......一番のお疲れ様は、この濃く長いプログロムを一人で弾ききった藤原藍子ちゃんに!! 

(明後日一緒に野球観戦なのですー。弾けましょう!!)

 

 

お客様に、「背中出してましたが、やはりお肌のケアとか気をつけてらっしゃるんですか?」と言われたのは嫌味だったのだろうか...!?

仙台フィルハーモニー管弦楽団、巡回公演が能登に!!

はてなブログ コンサート鑑賞 休日 出演情報 紀行

お題「最近涙したこと」

 

今回の帰郷中の大きな楽しみのひとつが、この、仙台フィルさんとの再会でした!

ここ最近では(とはいえ、もうまあまあ前だなあ)昨年末の第九、今年2月のカルメンでお世話になった、なぜかとても親近感の湧くオーケストラ。

いちのせき《第九》。2015仕事納め!! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

秋田アトリオン、山田和樹マエストロ×仙台フィル×藤原歌劇団《カルメン》終演! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

で、こんなコールを受けたからには......

地元が荒らされる!!

と、慌てて出動(笑)。

 

「コンサート聴きに来てもいいですよ」と言っていただけたので、喜んで実家から車で15分ほどの鹿島小学校へ。

2年前に何校かが統合して出来た、非常にキラキラした新しい学校なので、もちろん母校ではないのですが、会場の体育館に入り、小学校の体育館には必ずあるアレを見上げて、びっくり!!

f:id:toriki841:20160916185354j:image

作曲の中村はじめさんという女性なんですが、私が中学2年の時にたぶん新任でいらした音楽の先生で、その頃はブラスバンド部でホルンを吹いていた私に、たしか、写生大会か何かの時に私が山に向かって歌っていた声を聴いて(笑)、

「あなたは声楽を学ぶべきだ」

と、最初に言った人。私の返事は、

「セイガク??それ何け?」

とかだったと思いますけど(笑)。

 

鹿島小学校のある中能登町のご出身なので作曲をお願いした、と、あとで校長先生にお聞きしました。

 

仙台フィルの方々ともそんな話をしつつ、コンサート開始!

f:id:toriki841:20160916190049j:image

プログラムはこんな感じ。

小学校向けと侮るなかれ!めっちゃめちゃ楽しい内容でした。

いや、私が小学生並みなんでしょうけど?

楽器紹介での、それぞれの楽器の方々が選んだ小曲もいちいち楽しくて、コントラバスの「赤とんぼ」は美しく、ピッコロの「ピタゴラスイッチ」や、チューバの「ぞうさん」(テッパン!笑)では子供達も可愛らしい歌声で参加♡

星条旗よ永遠なれ」では会場全体の手拍子がしっかり遅れたり早くなったりすることなく続いたことに感動!(笑)

よくカルメンの「闘牛士の歌」を歌うバリトンが会場から手拍子もらい始めたはいいけど、途中でバラバラになって収集つかなくなるんだよね〜〜、なんて思っていたら、次の曲はその「闘牛士」。

カルメン」にひっかけて、客席にいた私も司会の我妻さんにちょい、いじられつつ......この曲では、2人の子供が指揮者体験!!のびのびと上手に振っていました。

能登の人はテンポ感がいいらしい!!(私ももちろん能登出身ですから)。

f:id:toriki841:20160916190951j:image

遠くに見えるは、左が本当に素晴らしい司会ぶりだった我妻さん、中央が指揮の工藤敏幸さん。

そして、「Believe」は小学生のみんなとオーケストラのコラボレーション。

そのピュアでハートフルな歌声に、涙腺がゆるまってきましたよ...。

こんな風にどのコーナー、どの曲も小学生が興味を持てるように工夫されていて、面白くないわけがない感じ!!

プログラム最後の「モルダウ」は、曲で表されている情景、場面をあらかじめ選ばれし子供達が絵にしていて、それをプロジェクターに映し出しながら演奏を聴く、という趣向。

まあ、私も隣で聴いていた姉もさだまさしファンなので、頭の中にはずっと「おとーこは おーおきーな かわーにーなれーーー」というさださんの声が流れていましたけど(笑)。

 

プログラムが終わり、子供達からのお礼の挨拶、感想、花束贈呈のあとには、校歌をオーケストラバージョンで、という豪華なアンコール!!

恩師、中村はじめさん作曲の校歌を仙台フィルの暖かでカッコイイ演奏、子供達の元気がよい歌で聴いて、またまた涙が......。

 

たっぷり一時間半の癒しでした。

 

会えそうもない場所で誰かに再会できるって、楽しいですよね。

どなたとは言いませんが、オーケストラのメンバーの方に、

「鳥木さんのカルメンが忘れられないんですよー。あのほら、縛られていたところが良くて...」

と言われました。そこかーーーい!(笑)

 

さてさて、先に出発した仙台フィルの皆様を追うように、私もすでに新幹線に乗っております。

 

仙台フィルさんとの共演もまたぜひ叶えたいし、次に故郷に戻るのは、この公演のときかな?

 

短かったけど、楽しい旅でした。

https://www.instagram.com/p/BKaPwC5BdRp/

故郷をあとに。

 

 

藤原歌劇団《カプレーティ家とモンテッキ家》終演!

Twitter 《オペラ》について。 本番! 打ち上げ! 愉快な友人

 

ロミオ、故郷へ帰る。

て感じで!?ただいま北陸新幹線かがやき車中です。

公演から4日経ちましたが、まだ舞台の熱が少し身体に残っている感じ。

いや、もしかしたら残っているのは「舞台の熱」ではなく「打ち上げの酔い」かもしれませんが...(笑)。

素晴らしい声、歌、芝居を同じ舞台上で堪能させていただいた共演者の皆様、マエストロ、総監督、一緒に稽古を頑張ってきた別日のキャストの方やアンダースタディーの方々、合唱団の方も加わり、打ち上げも非常に盛り上がりました〜。

 

終演後、まず驚いたのはこの出来事。

1幕のわりと早い段階で飛んできて、あとで私経由で返せばいいか、指揮者は予備の指揮棒くらいあるんだろうし、と思ってキープしていたらしいんですが、とりあえず私が覚えている限り山下一史マエストロ、本番に限って指揮棒なしでの指揮でした(笑)。

打ち上げでご一緒したときにそれをお話して、指揮棒もお返ししようかと思ったのですが、やはり記念に、と、サインまでしていただいて、我が家の家宝となりました。

f:id:toriki841:20160915182058j:image

ちなみに、下の写真は劇場で販売したブロマイド!(笑)

なんと開演前に売り切れました!!

 

前にもどこかに書きましたが、私がまだうら若きころ!初めて歌った、ベートーヴェン第9とミサ・ソレムニスの指揮者が山下さんでした。

そのときに美味しいお寿司をごちそうになった話をいつまでもしているのですけど(笑)。

私を見出してくださった岩城宏之さんの次に、深いご縁を感じるマエストロです。

ワインと餃子がお好きなところにもだし。

今回稽古で再会したときには、私が5月にバルセロナから帰った直後にバルセロナで公演があった《カプレーティ家とモンテッキ家》を観るためにバルセロナに行っていたというすれ違いも発覚。

山下マエストロは、指揮自体ももちろんですが、稽古中から打ち上げまでで見聞きしたオペラに対する謙虚で真摯な姿、言葉が本当に素晴らしく、私の大好きなこの作品で、奇跡的なキャストで、ご一緒できたことが嬉しくてたまりません。

やはり山下マエストロのオペラは良い、という噂は他からもたくさん聞いております。

今のところ、次は宗教曲でご一緒する予定しかないので...ぜひオペラもまた山下さんの指揮で歌いたいなあ!!

 

さてさて。

幸い、お客様方から、公演に関する嬉しいご感想もたくさん届いております。

私に関することで面白かった(笑)のをいくつか。 

 

  • 登場シーンで「待ってました!」と声をかけたくなったので屋号を決めたほうがよい。(Nさん・フルーティスト・男性)
  • ズボン&ブーツの似合い具合がバスティアニーニコレッリ(イタリアオペラ黄金時代のモテモテ男性歌手たち)と互角。(Sさん・オペラファン・男性)
  • 女らしいところがひとつもなくて良かった。(誰に言われたか忘れた)
  • キャー!キャー!!(藤原歌劇団女子マネージャーらを含む若い女性たち)
  • 本当になんか始めそうだった(ラブシーンを見て。Iさん・夫)
  • ママ、死んだフリだよね?(Mくん・息子)

 

最後のはともかく、絶賛の男らしさ!(笑)

これにはスペシャルサンクスを送りたい方がひとり。

全身写真でどんなにスッとしていらっしゃるかも見てください!

f:id:toriki841:20160915184906j:image

この舞台稽古の日、長〜〜い1日の終わりでまあまあへとへとでしたが...。

江副記念財団45周年記念コンサート&藤原歌劇団《カプレーティ家とモンテッキ家》GP - mezzosoprano 鳥木弥生blog

ものすごく細かく改善すべき点を教えていただき、しかも自分がちょっと疑問に思っていたところをズバリ、ズバリと指摘され、閉じかけた目が爛々とするのを我ながら感じました。この出会いも奇跡的!!

せっかくだからまた男役やりたいなあ......。

アドバイスいただく前にも「だいたい良いですよ。酷かったらどうしようかと思った」と褒めて??いただいたので、元々素質ありなんだと思うんですよねー。(調子乗りました。ごめんなさい。笑)。

GPを観に来てくださった方の中には、最初サウンドチェックで舞台上に上がった私とテバルド所谷直生さんのどちらが本物の男性か声を聴くまで分からなかった、という方も!!

最後、お墓のシーンでは階段を降りて登場したのですが、そこから完全に気分は宝塚?!

カーテンコールでは思わず緞帳裏から引いて出た暁恵ジュリエッタの手の甲にキスまでしてしまい、裏に戻ったときに少し恥ずかしくなって「ごめんね...」と小さく謝りました(笑)。

 

お稽古も見に来てくださったライターの小田島久恵さんが、素敵な感想を書いてくれました!


こんなに褒めていただくにはまだまだ足りない部分が多すぎて、ベルカントオペラを、現代に相応しく、見た目、演技でも観客を納得させる舞台の中で歌う難しさを痛感しました。

最後は本当に取捨選択。

最後の最後まで迷って迷ってようやく決めた部分を、終演後のホワイエでの交流で、オペラファンの方に特に良かったと言われた時には感謝でその方を抱きしめそうになりました!

 

演出の松本重孝さんには面倒くさい歌手だと思われていること請け合いなんですが(笑)、楽譜を大切にして、音楽、言葉、演技の全てがあるべき姿で流れていく、という目指すところが同じだという確信はあったので、一緒に試行錯誤できたことをたいへん嬉しく思っています。

f:id:toriki841:20160915220634j:image

JOF Blog 舞台裏レポート | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会

 

右から、総監督折江さん、カペッリオ豊島雄一さん、ジュリエッタ光岡暁恵さん、私、松本重孝さん、テバルド所谷直生さん、ロレンツォ坂本伸司さん。

 

写っていないマエストロ、合唱団、オーケストラ、スタッフの方々も含め、本当に良いチームでした。

稽古は終始和やかで、信頼感に溢れ、集中力漲っていたし、本当に個性的である意味変態な芸術家の集まりなのに、邪魔になるような人は1人もおらず(笑)、みんなが良い働きをしました。

こんな皆さんの中で主役だとかはおこがましくて言えるはずがなく...改めてこのオペラのタイトルが、

《カプレーティ家とモンテッキ家》

であることに感謝しました。

もしもロミオとジュリエットだったら筆頭タイトルロールになってしまうけど、《カプレーティ家とモンテッキ家》ですから、ある意味全員タイトルロール!

 

ありがとう、ベッリーニ!!

またぜひ、あなたの作品を歌わせて下さい。

 

藤原歌劇団《カプレーティ家とモンテッキ家》開幕!!

Twitter 《オペラ》について。 はてなブログ イタリア語 出演情報 稽古日誌

さあ、いよいよ、初日幕開け!

出番が明日の私は本日自宅待機ですが...。

とりあえず期間限定でSNSプロフィール写真などを、こちらのロメオin楽屋バージョンにしてみました!!

f:id:toriki841:20160910084838j:image

今回の公演では、ファンサービスも色々考えられていまして(ファン、いてくれますように。笑)、サイン付きポートレイト(舞台での写真)の販売や、あとこれ、言っていいのかな?帰りにお客様のお見送りも予定されています!!

 

ポートレイトはごく少数枚となっておりますので、ご希望の方はお早めに。

ロメオ姿の私と会ってみたいと思ってくださる方は、ぜひ終演後、少しホワイエにてお待ちくださいませ。

 

告白?しますと、私はどちらかというと職人肌というか、舞台上ではあるべき姿であろうと思いますが、実態はさほど華やかな方ではないので(笑)、近くで見たからって皆様に喜んでいただける自信はありませんが!!皆様にお越しいただけた感謝を直接伝えるチャンスとして、楽しみにしています!

 

昨日はGPで、少しお客様もいらっしゃいましたし、本番とほぼ同じ条件でロメオを歌い、演じました。

本番、芝居、音楽的なこと以外で、さらに男らしくあるために、ひとつ変えたほうがいいかな、と思っていることがあって。今日そのために買い物に出るか迷っているところです。

イタリア語で言うと、すごくintimo(インティモ)なことです。「内的な」という意味で音楽用語としても使われる言葉ですが、翻訳して別の意味をみたら私が何を変えようとしているか分かるかも(笑)。

それに関連しまして...。

 お題「私のカバンの中身」

たまに質問されるのですが、衣装が自前だったりするコンサートと違い、オペラの時は基本、衣装さんやメイクさんに全てやっていただくし、基本的に手ぶらで劇場に入っても大丈夫。

メイク落としなどもしっかり準備されております。

とはいえ、やはり終演後普通のメイクをしたかったりしたら自分のメイク道具が必要だったり、いただいた差し入れを運ぶためとか、まずもって楽譜が重かったりで(覚えたら持たない、という強者もいますが)、結局スーツケースをガラガラ運んでいたりします。

 

そして、打ち上げで盛り上がりすぎてお店や電車にスーツケースとか花とかを置き忘れたり......も、あるある。

まあ、帰りのことはいいや。

とりあえず明日はチケットトラブルだけ無いようにしよう!(トラウマ...)

 江副記念財団45周年記念コンサート&藤原歌劇団《カプレーティ家とモンテッキ家》GP - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

昨日のGPには里美ちゃんと佳子ちゃんも応援に来てくれて。 

二人とも、差し入れもありがとうーー!!

 

つらつらと色々書きましたが、最後に。

明日観に来ていただける皆様に、ひとことイタリア語講座を(笑)。

昨日歌いながら、ロメオ、よくこの言葉使うなあ、と思ったひとこと。

”Vieni”

ヴィエーニ、と発音しまして、動詞venire(来る。英語で言うとcome)の二人称単数、または二人称命令形。

歌詞にあるのはほぼ命令形かな。

ジュリエッタに対して、一緒に外の世界に逃げよう、または、僕の元へおいで、なんてことを言うときにいっぱい言います。

あとは、恋敵テバルドにも決闘のシーンで。

その場合は、もちろん「おいで...」ではなく(笑)「かかって来い!!」ですね。

 

そんな、時には優しく、時には激しいVieniを聴いていただけたらと思います。

 

JOF Blog 舞台裏レポート | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会

これまでの稽古ブログなども、まだご覧になっていない方はぜひ!

 

 それでは、明日、新国立劇場でお待ちしております!!

江副記念財団45周年記念コンサート&藤原歌劇団《カプレーティ家とモンテッキ家》GP

Instagram Twitter 本番! 愉快な友人

 

オペラの合間の息抜きにコンサート...と言うには豪華すぎる演奏会が、一昨日のKHP(ピアノ舞台稽古)と本日のGPの間、昨晩、ありました。

 

歌手4人は武蔵野音大の先輩お二人と同級生で今は講師としても同僚の、長いお付き合い、共演も多いメンバーで、控室、楽屋ではまさに息抜きモードの楽しさでしたが。

f:id:toriki841:20160909113830j:image

天下のサントリーホールで、天下のマエストロ・バッティストーニ、天下の東フィルさまとの共演をオペラの合間に(しかも全然違うタイプの曲)という、まあ、私にとっては?まあまあ、無謀な。

 

ひとつ言い訳?をしますと、最初に「9/8なんだけど、江副記念財団45周年記念コンサート出れる?」とお声がかかった時には、まさかこのような、豪華なオーケストラ、豪華なソリスト、豪華なマエストロとの共演とは思わず...(45年、て数字もいまいち中途半端だし。笑)、その日オペラの方は別組のGPだし、1、2曲歌うだけらしいし、藤原歌劇団もGOを出してくれたし、まあ、何より江副育英会さまには二年間イタリア留学の奨学金をいただいていたご恩もあるし、という気持ちでお引き受けして...。

 

 

誰が指揮者か知らなかったどころか、オーケストラ伴奏なことすら知らなかったわけで...。

 

結果、何が大変だったかというと、体力も声も幸い大丈夫でしたし、スケジュールなどはバッチリ綺麗に組んでいただいて問題なかったのですが!

......チケット管理が......。

昨晩のコンサートのリハーサルでオペラシティ、11日の《カプモン》の舞台稽古で新国立劇場、という初台駅のあっちとこっちでダブルヘッダーだったのが、一昨日、7日のこと。

その日、可愛い生徒たちに頼まれたコンサートのチケット4枚をリハーサルの時にオペラシティで受け取り、その後、新国立劇場へ。翌日サントリーホールで受付置きにするために、生徒たちの名前を楽屋でチケット袋に書き。

 

そのまま新国立劇場楽屋に放置。

 

コンサート当日の昨日。

サントリーホールにて。

直前リハーサルが終わったあとに荷物をいくらひっくり返してもチケットは見つからないわけです。

その時点ではどこに置き忘れたか、はたまた鞄のどこかに埋もれているのか、皆目分からず...。

せめて席番が分かれば再発行可能、と聞き、そこからは、藤原歌劇団のマネージャー様たち(サントリーホール側、新国側双方の)、江副育英会の事務の皆さま、今回のコンサートの歌手部門のためにわざわざ来てくださった、私たちが奨学金をいただいていた時にお世話になっていた、今は東京文化会館にいらっしゃるK女史、たまたま楽屋見舞いを持ってきてくれた小川里美ちゃん、自宅にある可能性も考えて家族、などを巻きこんでの大捜索!!!

 

結局チケットは無事、新国立劇場の楽屋、スーツケースの中(その前に他の場所もいっぱい探させた......)から発見されたわけですが。

久々にお会いしたK女史、苦笑いのお顔に「鳥木、相変わらずやな」と、はっきりくっきり書いてありましたね〜。

本当に、相変わらずでごめんなさい、でした...。

 

さてさて、ハプニングはともかく!?

コンサートはオペラ歌手4人以外に、ピアノ、バイオリン、チェロの若く才能溢れるソリストの方々も出演され、盛りだくさん!!

f:id:toriki841:20160909211456j:image

たいへん盛り上がりました〜〜。

f:id:toriki841:20160909211900j:image

 

こちらの模様はBSでの放送もあるようですので、またお知らせいたします!!

 


さてさて、そんな昨晩の興奮も冷めやらない今日は、オペラ《カプレーティ家とモンテッキ家》のGP。

 

昨日の姿からうって変わって、男らしい私(笑)。



https://www.instagram.com/p/BKIfl39hqZU/

Romeo nel camerino.

 

本当に、本当に、素晴らしい共演者に恵まれました。

藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家 I Capuleti e i Montecchi」2016年9月10日・11日 | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会

山下マエストロも、ソリストの仲間も、まだベテランというには早く、若手というには遅く(笑)、自分たちで言うのも何ですが、「1番いい時」が揃いました!!

ベッリーニ29歳の時の、これまた「1番いい時」の作品に対して、今日のGPが終わってもまだまだ上を目指すパッションを、全員から強く感じました。

 

明後日の公演が本当に楽しみ。

 

あ、明日も別キャストでの公演があります!!

おすすめはもちろん、両キャストの聴き比べ!!!

当日券も出ると思います。

週末のご予定に、ぜひ藤原歌劇団《カプレーティ家とモンテッキ家》を!!!

カプモンGO!!!

 

 

もうチケットトラブルはありませんように(笑)。

もしも私にチケットお願いしたけど連絡無いよ、て方がこちらを見られていましたら...お手数ですが再びご連絡下さいませ...。

(すっかりトラウマ...)。

 

芸術の秋!!オペラの秋!!!藤原歌劇団《カプレーティ家とモンテッキ家》

Twitter 《オペラ》について。 稽古日誌 愉快な友人 イタリア語 はてなブログ 出演情報

お題「芸術の秋」

 

全ての芸術は音楽に嫉妬する

とは、ニーチェの言葉。

楽器は常に人の声(歌)を理想としている

というのもよく聞く言葉。

(今ちょっと「シンバルとかも?」と思いましたが、合唱でワーッて叫んだらシンバルと同じような効果でもっと胸に迫るかもしれないし、ぜひシンバルにもそこを目指して欲しいです。笑)

 

そして、オペラは人の声の芸術ですが、もちろんオーケストラあり、舞台美術あり、演劇もあり、その他諸々...総合芸術と呼ばれます。

 

芸術のデパートや〜

ってことですね。

 

つまり、芸術の秋。

何をすべきかと言えば、

 

オペラを観に行く、聴きに行く

 

これしかない、ということです!!

 

ちなみに、オペラの故郷イタリアでは、伝統的にオペラは「見に行く(観に行く)」ではなく、「聴きに行く」と言いますが、私の師匠ロシア人メゾソプラノのオブラスツォワが、《カルメン》で演出家のゼッフィレッリと揉めた時に、「確かにオペラは聴きに来るものだが、何かを見に来る人だってきっといる」と、今では当たり前なことを主張され、その新鮮な意見に納得したそう。

で、結果、すんごいシリアスな歌を歌ってるときに横でロバにボトボト落し物をされて、お詫びにゼッフィレッリから楽屋を埋め尽くしそうな大きなバラの花束をもらったそうです。芳香目的?(笑)。

 

もとい。

 

今から私がオススメするオペラには生きたロバは出てきませんのでご安心を...。

 

藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家 I Capuleti e i Montecchi」2016年9月10日、11日 | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会

 

来週末、新国立劇場で公演される、ベッリーニ作曲のオペラ

《カプレーティ家とモンテッキ家》

は、中世イタリア、ヴェローナの街で起こった世界一有名な悲恋、ロミオとジュリエットの伝説をもとにした作品。

残念ながら世界一有名にしたのはオペラではなくシェイクスピアの戯曲ですが...。

ベッリーニがこのオペラを作曲するより200年ばかり早くシェイクスピアの作品は存在したし、他にも「ロミオとジュリエット」という恋人たちの名前をタイトルにした作品がいくつかすでにあったようで。

そこをあえて、対立する両家の家名を並べたタイトルにし、ストーリーもシェイクスピアにおもねらなかったところに、私はベッリーニの、イタリアの天才作曲家としてのプライドを感じます。

 

夭折の天才作曲家といえばモーツァルトばかりが有名ですが、このベッリーニも、先ほど書いた《カルメン》を作曲したビゼーも30代半ばで亡くなっています。

 

この作品、メゾソプラノ、女性としてロミオ(イタリア語読みでロメオ)を演じることなどについて以前に書いたものもよろしければ...。

 

ロミオとジュリエット。ヴェローナの街で、2人はなぜ引き裂かれたか? - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

舞台でロメオとして生きること #日本で女性として生きること - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

またシェイクスピアと比べますが、このオペラは登場人物も少なめで、ストーリーもあまり枝葉末節は無く、本筋だけがズドーンと進んでいく感じがものすごくイタリアオペラっぽく。

そして、もちろん起こる出来事は大悲劇でしかないのですが、そのメロディーの流麗さ、重唱やオーケストラ、合唱の多彩な響きの中に、私は何か、泣きながら微笑んでしまうような喜び、愉悦を感じるのです。

 

 

ついつい笑みが浮かんでしまうのは、一緒に歌う仲間が普段からトンチとシャレの効きまくった、一癖も二癖もある歌手たちだから...というのもあるかも...?

 

こちらがソリスト全員集合プラス藤原歌劇団総監督。

f:id:toriki841:20160904050331j:image

右から、

カペッリオ(ジュリエッタの父)、豊島雄一さん。日本人離れした深い声でここぞという一言の説得力と迫力がすごいです!

ロレンツォ(ジュリエッタの家の医師。恋人たちの味方)、坂本伸司さん。物語中唯一の優しい男(笑)にぴったりな暖かい美声と語り口が際立つ方!

ジュリエッタ、光岡暁恵さん。ベルカントを歌わせたら右に出るものはないスーパーソプラノ。オケ合わせのとき、前奏曲木管が非常に技巧的なパッセージを演奏するのをじっと見つめる目が「私にそれ、歌わせてみろよ」と言ってました(笑)。

総監督、折江忠道氏。輝いてます。外側だけでなく内側も!!

ロメオ、私、鳥木。

テバルド(カペッリオがジュリエッタの婿、後継に指名するロメオの恋敵)、所谷直生さん。藤原歌劇団の秘密兵器?!南米系テノールのような粘りのある美声にぜひ注目して欲しい!

 

 

先日、稽古場にいらしたライターの小田島さんにもこんな風に言っていただけました!

 

 

もちろん元々オペラが大好き、ベッリーニが大好き、という方々にもぜひ、観て聴いていただきたいのですが、オペラあんまり知らないやー、て方にも来て欲しいなあ。

全くオペラ興味ない、て方がこれを読んでくださっている可能性は割と低めかと思いますが(笑)、もしいらっしゃったら!

 

はい!あなたです!!あなたのことです!!

 

ぜひぜひ、この機会、なんの機会かというと、予習しなくても余裕で話が分かって感動できるオペラを観る機会に。

 

「ああ、ロミオ、あなたは何故ロミオなの」

というシェイクスピアの名セリフはありませんが、もっともっと素直で劇的で心を打つ言葉が、美しいメロディーと共に目と耳に飛び込んで来ます。気持ちよく泣けます。

 

1幕フィナーレ、両家の兵士達が争いの火花を散らす音楽の中、ロメオとジュリエッタだけが全く別の世界を歌う、ある意味非常にトリッキーな曲があるのですが、そこで恋人達が語る言葉を最初に読んだ時、私は思わず楽譜に落涙しました。

 

Se ogni speme è a noi rapita

たとえ全ての願いが絶たれ、

Di mai più vederci in vita

二度と生きて会うことができなくても、

Questo addio, ah! non fia l'estremo, ah...

このお別れは、ああ!最期ではないのです、ああ...

ci vedremo al meno...al meno...

せめて...せめて...

 

 

ダメだ!もう涙で目が曇って書けない!!!

続きは劇場で!!!

 

お見逃し、お聴き逃しありませんように〜!

 

藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家 I Capuleti e i Montecchi」2016年9月10日・11日 | JOF 公益財団法人日本オペラ振興会