スペインにいながら今年は出れない立川フラメンコを想う。「衣装コンテスト」入賞を狙う方、必読のブログ(笑)https://t.co/9hxP6zUXnM
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月27日
昨年は色々掛け持ちで走り回った(踊り狂った?)ゴールデンウィークでしたが、今年はここ、サバデイでずっとスズキ!
3日間のサバデイ・ファランドゥラ劇場での公演を終え、あとは7回の出張公演。
車、狭かった...(笑) みんなデカイ。私もだけど。#蝶々夫人 #カタルーニャロード #レウス pic.twitter.com/n14yrmDQhb
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月26日
ロード第一日目はレウスという街のFortuny劇場。(この、Fortunyの読み方が意外と難しくて、何度も習ってようやく分かりましたが、もう忘れました...)。
こじんまりとしているけれど、伝統的な馬蹄形の美しい劇場。
オケピットもこじんまりとしていて、打楽器がバルコニー席にはみ出してます。
あと面白かったのは、緞帳に覗き穴が開いていて...。客席の様子が伺えるようになっていました!
開演前の様子が舞台の上からこんな感じに見えます。
何かと覗き文化のあるスペインの劇場??(笑)
舞台裏!〜サバデイ日記12 - mezzosoprano 鳥木弥生blog
さて、4回目の公演は旅ムードも手伝い、リラックスモード。
演出家のカルレスがいきなり合唱に混ざって出演していたりして驚かされましたが...。ひとりお休みがいたから、て!引越しの手伝い役、海兵役など、4役をこなしたようです!
その他も諸々、面白いこともありましたが(モニターの位置を確認していなくて裏歌前に焦ったり、八百屋舞台に慣れず草履が脱げたり。笑)、無事、レウスの街の皆様にも感動をお届けできました。
サバデイでの公演の新聞、雑誌評なども続々出ており、評判も上々。
サバデイ《蝶々夫人》初日、新聞批評。「鳥木弥生のスズキはドラマ上の絶大な信頼性と、非の打ち所がなく完璧な歌唱で、森三記と2人のコンビネーションこそがこのプロダクションを構築している」https://t.co/4W8ij9mQFa pic.twitter.com/38mH7cCmRF
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月27日
そうなんですよー。コンビネーションが最高なんです!(笑)
その他も、もしスペイン語わかる方がいたら読んでみて下さいませ〜。
Entitats en xarxa - Portal Municipal d'Entitats de Girona - Notícies
サバデイ《蝶々夫人》新聞批評。こっちはもう長すぎて訳せない!誰が#スペイン語 分かる方、助けて〜(笑) pic.twitter.com/NxW7AkfW7r
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月27日
続々届く、スズキ褒められすぎな批評。スペイン語(またはカタラン)からイタリア語にgoogle翻訳して読んでいるのだけど、訳し間違いじゃないかと思うくらい。でもわざわざスズキを日本からの飛行機代出して呼んでくれた劇場の方はほっとしたでしょう。私も(笑)。#蝶々夫人
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月26日
そんな感じで、嬉しいというよりは驚きと安堵を感じつつ、まだ6回公演があるので、評判を聞いてより期待して来てくださるお客様がいることを思って、しっかり演じなければと思います。
さてさて、どっぷりスペイン、いや、カタルーニャに腰を降ろしているスズキ母ちゃんですが。
ここを「スペイン」というと怒られる。あくまでも「カタルーニャ」。90%のカタルーニャ人が独立を望んでいると聞く。私が最初にプロとして歌ったセルビア(当時はユーゴスラヴィア)を思い出す。ミロシェヴィッチがコンサートに来ていたんだった...。#サバデイ日記
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月27日
日本からも、このようなニュースが!
男装癖のある私に(笑)「これきた!」なロメオ。ベッリーニ《カプレーティ家とモンテッキ家》チケット発売が5/20に決定。公演(私の出演)は9/11(日)。新国立劇場。大人気ソプラノ様との共演で大盛況必至ですので、良い席はお早めに! https://t.co/fe4imP2GvD
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2016年4月28日
キャストもいつの間にか全部発表されておりましたが、私的にツボなのは、私とジュリエッタをめぐる恋のライバル、テバルドを演じるテノールの所谷直生さんとの、まさかこの役で??!の共演。
Breeze Note《街にオペラがやってくる!vol.2》終演。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog
共演も多く、飲み友達でもあり、うちの息子にもとっても好かれている所谷さんですが、実は私とは考え方が全く相容れない「男はこうあるべき!女はこうあるべき!」という古き良き四国男子(笑)。以前はよく喧嘩しました...。
最近はかなりあちらが我慢してくれているようなんですが、それでも私が男装したり、女の子を可愛がったりしていると(笑)、面白いほどのドン引きを見せてくれるのです!
そんな彼と、私の男らしいところをこれでもかと見せつけるこの《カプレーティ家とモンテッキ家》を!!!
私と意見は合いませんが(笑)、所谷さんは、ちょっとスペインかラテンアメリカ系を思わせる粘りのある色男声で、音楽的にも素晴らしいテノール。
ロメオとテバルド、対決のDuettoもあるし、本物の火花が散りそう!?!
さて、今日も《蝶々夫人》の方はお休みなので、ちょっと《カプレーティ家とモンテッキ家》の楽譜でも開こうかな。
明日はLleidaという街のLlotja劇場にお邪魔します。また読み方が難しい......。