「オペラって、お芝居するんですね!」
ということではないでしょうか。
「マイク無しなんですか!?」
とツートップ?
そして、
「じゃあ、演技の勉強もされたんですか?」
とも、よく聞かれます。
で、返答に詰まります。
一応、どこかで勉強したかといえば、フィレンツェ歌劇場のオペラ研修所なんですけど。
しかし、周りが「職業俳優だけが大根役者で、一般人は名優」と言われるイタリア人たちで、特に東洋人に教えるマニュアルなども無かったので、悪く言えば行き当たりばったりというか、良く言えば......よく分かりません(笑)。
もちろんオペラ歌手の中にも、しっかり技術として演技をされている方もいて。
そういう方なら自信をもって、
「演技も学びました」
と言えるんでしょうけど、私はだいたい、
「その都度、演出家の方の言う通りにするのみです」
と答えます。
まあ、実際は言う通りにはしない(できない!?)こともあるんですけどね(笑)。
私の演技ポリシーは、「とにかくやるべきことはやる!ただし、身の程を知る!」です。
まあ、言ってみれば歌も同じことかも。
そうそう、一応、オペラの楽譜にも芝居の台本のようにト書きがあるんですよ!
でも、音符ほどには尊重されませんけどね。
いや、音符もあんまり尊重されてない場合も諸般の事情で多々ありますけどね。残念ながら......。
「やつは私に負けず劣らず演じている。しかも歌ってる!」
と言った、というものがあります。
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いつか、そのような評価を受けてみたいですねえー。
ローレンス・オリヴィエは色んな意味で無理ですが、誰に褒められたら嬉しいかなあ。
やっぱ姫川亜弓かなー。
「ヤヨイ、おそろしい子...!!しかも歌ってる!」
てね。