シェイクスピアの戯曲、三作に登場する人気者、サー・ジョン・フォルスタッフ。

シェイクスピア全集 ヘンリー四世 第一部 (白水Uブックス)
- 作者: ウィリアム・シェイクスピア
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2014/10/30
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シェイクスピア全集 ヘンリー四世 第二部 (白水Uブックス)
- 作者: ウィリアム・シェイクスピア
- 出版社/メーカー: 白水社
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シェイクスピア全集 ウィンザーの陽気な女房たち (白水Uブックス)
- 作者: ウィリアム・シェイクスピア
- 出版社/メーカー: 白水社
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今週のお題「読書の秋」
幼い頃、本の虫だった私にとってはオテッロがオセロだったように、ファルスタッフはフォルスタッフ。
シラノ・ド・ベルジュラック、ドン・キホーテと並ぶ、愛すべき三大騎士!(私の頭の中で)。
音大生の時に、シェイクスピアを原作にしたオペラが山ほどあることを知り、おおおー!そうなんだー!!舞台俳優にならなくても、オペラ歌手でも、もしかしたらシェイクスピア劇に出れるかもしれないんだ!!!なんて思っていた私。
とはいえ、今のところは12年前と現在、このヴェルディ「ファルスタッフ」のページ夫人メグしか演じておりませんので、シェイクスピア役者というにはまだまだ...(笑)?!
(ちなみに、ベッリーニが描いたロメオとジュリエッタの物語「カプレーティ家とモンテッキ家」はシェイクスピアが原作ではないことはご存知の通り...)
ロミオとジュリエットvsカプレーティ家とモンテッキ家 - mezzosoprano 鳥木弥生blog
今月半ばから開始した稽古は、ものすごい集中力と共に、しかし和やかに進んでおります。
オペラファンの皆様お待たせしました!「#ファルスタッフ 」リハーサルショットです。大スターのロベルト・デ・カンディア、エヴァ・メイも得意役を披露すべく意気揚々と来日。名人が揃ってこそ生きる極上のエンターテインメント、オペラっていい!と感激すること間違いなし! #新国立劇場オペラ pic.twitter.com/CqUx6xmeCJ
— 新国立劇場<オペラ> (@nntt_opera) 2018年11月23日
リハーサル真っ最中の #新国立劇場オペラ『#ファルスタッフ』、出演のロベルト・デ・カンディア、エヴァ・メイ、指揮のカルロ・リッツィから最新動画メッセージです!
— 新国立劇場<オペラ> (@nntt_opera) 2018年11月24日
共演の多い3人は、とても仲良し。公演でも素晴らしいアンサンブルが期待できそうです!
公演詳細 https://t.co/02kurfb94o pic.twitter.com/qWuOrV34k3
指揮は、ご覧の通りとても気さくながら、本当に、本当に、素晴らしい統率力と指導力、音楽性な上にファルスタッフ愛も半端ない、理想のマエストロ。
タイトルロールのロベルト・デ・カンディアさんも、理想のファルスタッフ...というと、まだお若いのでもしかしたら失礼なの?とも思いますが、関係ないよね。とにかく、何もかもすげー(笑)
フォード役のマッティーア・オリヴィエーリさんは更に若く、ちょっといいかげんにして!て程のハンサムな上に美声という...。
フォード役、#バリトン オリヴィエーリ氏が #イケメン過ぎ でざわつく稽古場ですが、私は正直申しますと、マエストロ・リッツィや #ファルスタッフ 役のデ・カンディア氏のような、腹部が豊かな方がタイプです(笑) あと、アリーチェのエヴァ・メイさんが美女過ぎて見惚れてます。 pic.twitter.com/gfFq8xfUIA
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2018年11月29日
エヴァ・メイさんとは、以前ラ・トラヴィアータで共演していて、そのもっと以前には、私がフィレンツェ歌劇場で研修生をしている頃に、トスカーナ出身(フィレンツェかと思っていたけど、今回お話してアレッツォと判明)で、フィレンツェでも地元自慢の歌手!!みたいな感じでとても親しみのある雰囲気の中、色んな公演を聴かせていただいていました。
今回はヴィオレッタ&フローラよりも友達度が高いアリーチェ&メグで、嬉しい限り♡
そして、お人柄の良さに甘え、同じメゾソプラノ仲間、と言わせていただきましょう!クイックリー夫人の、エンケレイダ・シュコーザさん!
#メゾソプラノ地位向上委員会 #6メゾ #メゾT #ファルスタッフ #新国立劇場 #エンケレイダシュコーザ 様、地位向上へのご賛同感謝です(笑)
こんな、麗しい上に実力派で飾らないアリーチェ、クイックリーと一緒に、幸田浩子さんナンネッタ、村上公太さんフェントンのカップルを可愛いわあ〜、ブラーヴァねえ、ブラーヴォねえ、なんて呟きながら眺め、それぞれの家族について話したりしていると、もう、現実とオペラがごっちゃになってこようもの(笑)。
オペラ「ファルスタッフ」幸田浩子&村上公太インタビュー | 新国立劇場 オペラ
シェイクスピア原作で、演出もイギリス人のジョナサン・ミラーではありますが、今回はボーイトの台本、そしてヴェルディの音楽への忠誠心とでも言うような、信念の強い、イタリアンな仕上がりになる予感。
私も否が応にもイタリアでの日々を思い出し...いや、思い出すどころか、私が日本に帰ってきて過ごしたここ10年間のパラレルワールドとして、イタリアで子育て生活した日々もあったんじゃないだろうか?という気すらしてきます。
まだ初日も迎えていませんが、千穐楽の後には、人生一つやりきった気持ちになりそう!?
まあまあ、そんな私の脳内世界のことはともかく(笑)、スペシャリスト達による鉄板公演。
新国立劇場「ファルスタッフ」
お見逃しなく!!!