ロシアを離れ、フランス的エジプトへ。
昨日はオーケストラ合わせ。本日から劇場入りです。
#東京芸術劇場 コンサートオペラシリーズⅦ #放蕩息子 & #ジャミレ (#日本初演 )いよいよ今週末!
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2019年10月22日
元 #ホルン吹き な #メゾソプラノ としては大注目なこの方!
共演できて(あとホルン触らせてもらって)感激っす。#福川伸陽 @Rhapsodyinhorn https://t.co/4M2CUGu4Fu
(アレ、軽く意識しました) pic.twitter.com/wsXdzMcN1G
その前に。新国立劇場「エウゲニ・オネーギン」は非常に、非常に残念なことに...千穐楽が中止になってしまいました。楽屋入り口の「本日千穐楽」を見ずに終わってしまった寂しさを、後日置きっぱなしだった荷物を取りに行った際に噛み締めました。
(ロシア仲間の「どん底」はまだやってた)。
観劇を楽しみにして下さっていた皆様に対しても、たいへん申し訳ない気持ちです。何かできたかというと、何ができたわけではないんですが...。
紅葉樹の黄色い枯れ葉を見ても、美しかった舞台(と美しいターニャ)を思い出し、とても寂しい気持ちになります...。
今週のお題「秋の空気」
それと知らず千穐楽となってしまった9日の公演の後に、ヘリコンオペラからのエールに応える形でムービー撮影が出来たのが、ひとつの慰めになりました。
Spasiba! Thank you for all who involved in the new production ‘Eugene Onegin’! Do svidanya!
— 新国立劇場<オペラ> (@nntt_opera) 2019年10月15日
スパシーバ!『エウゲニ・オネーギン』に参加してくださったすべてのアーティストの皆さん、観客の皆さま、ありがとうございました! またいつかお会いしましょう!#EugeneOnegin #Spasiba pic.twitter.com/c5uwQpHCux
実は千穐楽の日はマエストロ、アンドリー・ユルケヴィッチさんのお誕生日で!!
千穐楽にはそのお祝いをするため、この返礼動画はその前に撮ろう...と。
マエストロの人間性の素晴らしさが無意識?運命的?に表れていた奇跡だったと思っています。
(返礼動画首謀者が大学後輩だったのは大変誇らしく!あっこちゃんBrava!!)
またいつか、マエストロのお誕生日を一緒に祝う機会がありますように!!!
オネーギンの再演もありますように!!!
「ロシアは本当に言葉を大切にする文化」 オペラ歌手の鳥木弥生 東京の新国立劇場での「エフゲニー・オネーギン」への出演について語った - Sputnik 日本
こちらは、スプートニク日本版に載せていただいたインタビュー。
インタビュアーのシュミロワさんがとても聡明で素敵な方だなあ、と思っていたら、記事も。
なんて素敵なセンス!!
「ほかに、おばあさんを殺すやつは何でしたっけ?」〜 #鳥木弥生#オネーギン そこ記事に残すセンス、最高です(笑) https://t.co/IOIVksvfc4
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2019年10月14日
そして、話は戻ります。
ビゼー作曲、オペラ「ジャミレ」
エウゲニーだって、トスカだって、カルメンだって、あんまり近所にゴロゴロしているわけではありませんが、それらにも増して、いっそう聴き覚えの薄い名前だとは思います。
そう、まず、名前なんです。
アラブの女奴隷の名前です。
私は一応タイトルロール。メゾソプラノが主役、というのもフランスオペラらしく、ビゼーらしい?
しかし、こちらもカルメン同様、テノールのキャラクターが深い!と、樋口達哉王子が歌うハルーン王子を聴いていて(いや、ハルーン王子を歌う樋口王子...?あ、同じことか?)思いました。
私にとっては、フランスでオペラデビューだった思い出の作品なんですが、王子の歌う言葉、メロディーの印象が鮮烈だったようで、なんなら自分のパートより覚えてました。
王子が召使のスプレンディアノ(を、歌うバリトンの岡昭宏さんがこりゃまた上手い!)と一緒に自分の恋の信条を歌う曲なんて、ハバネラ並みに調子良く口ずさめちゃうくらい。
......そういえば、歌詞に「茶色い髪の女性でも、金髪の女性も、順番さ!僕は女性を愛すんじゃない!愛を愛するんだ!」とあるんですが、フランスで歌った時の王子様が稽古期間中その姿をリアルに見せてくれ...いや、ま、いいか!!
その「愛」と並んで、このオペラで重要なところは、やはりジャミレは奴隷ですので...「自由」。
愛と自由。アムールとリベルテ。
なんか、誰かがかいた何かのオペラでしきりに歌われる言葉な気がします。
本日携えてきたのは、5、6種類の重さを比べて、1番軽かった #カルメン
#イオンシネマ #りんくうタウン #カルメン ハイライト
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2019年10月21日
一年ぶりの旅一座参加!#西本真子 #村上敏明 #三浦克次 #片岡一郎 #新家華織 #鳥木弥生 あと写ってないけど #浅野菜生子
楽しかった〜!!#プリキュアが分からない pic.twitter.com/KgGCYGIpSZ
ジャミレを稽古しながら歌ったカルメン。また新たな面を見つけた気がしました。
ジャミレを聴かずして、カルメンを知ったと言うなかれ。
皆さま、ぜひ。
10/26 14:00 東京芸術劇場へ!!
次に実演を聴くチャンスが来るのは.....控えめに言っても.......オネーギンより、かなり低い確率かと思います......。
そして「ジャミレ」の話ばっかりしていますが、ドビュッシー「放蕩息子」とのダブルビルで、こちらも名歌手が揃って期待大大大!です。
#ジャミレ #日本初演 に向けて、打ち上げで #ジャミラ の #コスプレ をするべきだろうか、と考えている。
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2019年10月19日
が、意外と?地味である。https://t.co/4M2CUGu4Fu pic.twitter.com/G1C1UAlzEH