2020〜2021!!!
本年もよろしくお願いします!
短かったようで、足早に、やっぱりあっという間に過ぎ去った2020年。
自粛期間だった3〜7月は一日一日が長かったし、仕事が急激に再開した秋頃には最後に通常の公演を行っていた1、2月をものすごく昔に感じたりもしましたが、年を跨ぎ、ようやく時空が整理され、あれはあれで同じ1年間だったんだなあ、と感じるようになりました。
活動の再開に向けて、色んな困難に立ち向かい、試行錯誤を一緒に楽しんでくれた友人、同僚たちのおかげで、いち個人としても、音楽家、舞台人としても、決して悪いばかりの一年ではなかったと思えています。
再び緊急事態宣言中なので、まだまだこれからだけど、どのような形にしろ、安定した生活と活動にむけて、常に見識を深め、これを機にむしろ!より質の良い、劇場を愛する皆様に快く楽しんでいただける、意義のある演奏、舞台を作っていきたいな、というのが、今年の抱負です。
演奏活動初めは、先週、本来ならカルメンを歌いに岡山に行く予定だったのですが、早々と無観客となることが決まり、合わせて、場所も都内に変更。
最近夫と息子と共に始めて、家庭内のギスギスを深めている(笑)桃鉄で言えば「目的地変更カード」を使われてしまった感じ!!(奇しくも岡山だし)。
そして、来月には再び、
カルメン!!
2021.02.19(FRI)ビゼー作曲 オペラ〈カルメン〉 リベルテ〜自由・解放~ | Yayoi Toriki Official 鳥木 弥生
こちらは、私の地元石川県、金沢駅前の、石川県立音楽堂交流ホールにて!
計画がスタートしたのがすでにコロナ禍に入ってからだったので、元より感染防止対策が前提ではありましたが、その後に各地、各団体で行われた検証の結果や、日々アップデートされる情報を元に最大限の配慮をしつつ、公演を実施する所存です。
またこちらでも上演スタイルや取り組み方についても書いていきたいなあ、と思っておりますので、金沢でお会いできる方も、そうでない方も、よろしくお付き合いいただけましたら幸いです。
#北國新聞 とってるかた!昨日の新聞、開いてみてね!!#2021金沢カルメン #石川公美 #ソプラノ #石川県音楽文化協会 #金沢 #オペラ #カルメン pic.twitter.com/6Sm0ITOfTZ
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2021年1月17日
当日、ランチタイムには同会場にて、もうひとつ、楽しいコンサートを企画しております!!
私は出る予定ではない......のかな?どうかな?(笑)
そして、カルメンの翌日には、こちらのコンサート。
普段、加賀百万石ぶったりしている私ですが(笑)、実は能登、七尾市の出身。
つまり、完全地元での演奏会!こちらも、とても楽しみです。
さて、そろそろ、コロナ禍も丸1年。世の中は受験シーズンなようで...というか、私も大学講師の端くれなので無関係ではないのですが...。
歌を教える、てことを始めていつの間にか10年経ってた!習ってるのは30年だから、やっぱりまだ習う方が得意なんだけど(笑)、習うのは30年前からまあまあ自慢できるくらい得意な気がしている。つまり、習い方を教えるのは得意かもしれない!!?て、思って、自信持とうっと。 #声楽
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2021年1月16日
先日、この状況下にも臆せず、2週間の隔離も受け入れて来日しているイタリア人バリトンの友人とやりとりをしていまして(今日で隔離期間を終えるはず!)...。一緒にフィレンツェの劇場で研修していたのも、なんと、20年も前だな...と!!
一番驚かれたのは当時フィレンツェで我々によって乗り回されていたフィアット500が、今、まだ日本で乗り回されてる、てことだったんですけど。
そういや、劇場の前でこの小さな車から大きな私が降りてくるのを見て、遠慮のかけらもなく大爆笑していたのも、このナポリ人だったな、なんて、ことも思い出したり...。
非常に密だった当時を懐かしく思い出しました。
今週のお題「大人になったなと感じるとき」
また前と同じような密が戻ってくることがあるのか?それとも今の状態がスタンダードになるのか...?!
大学講師の端くれの端くれとして、来年の授業の進め方やなんかも考えたりする日々です。
こちらは昨日の、洗足学園音学大学声楽コースのリモート会議風景。
思えば、リモートワークがきっかけでライターの端くれの端くれの端くれとして参加させていただいているWebマガジンONTOMO
オペラ歌手・鳥木弥生に倣う! リモートワークでの筋トレと声&表情のつくりかた|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」
今では、思いもかけない方向へ進み、恋愛相談をやっているし!!!
付き合ったら色気のある会話が減ったのはなぜ?! という恋愛のお悩みをドビュッシーの歌曲で解決|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」
前述の友人バリトンから聞いた、去年彼の身に起こった様々も、話し出せばキリがないくらいだったし、きっとひとりひとりに大きなドラマがあった2020年、また、これからもたくさんのドラマがあるであろう今年......20年後に懐かしく思い出せるよう、常に頭をクリアにして、一歩ずつ進んで行こうと思います。