川口リリア、ロッシーニ《アルジェのイタリア女》、明日は衣装合わせ!! あとで太って困らないように明日までに少し大きくなっとく!(晩酌の言い訳)。 pic.twitter.com/NWnDfLU12H
— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2015, 8月 31
そんなわけで、本日、衣装合わせ(と稽古)でした。
オペラを生業にする上で、最初に音楽、次は演出や衣装、そして小屋入りして舞台装置、と、だんだん全貌が見えてくる経過を楽しめるようになったのはいつの頃でしょうか...。
慣れない頃は、音楽を頭に入れた時点でだいたい作品を分かった気になっているところに次々と新たな事象が押し寄せ、「どひゃー!聞いてないよー!!」となることもしばしば。
今ではだいたい何が来ても「そうきたかー。よーし♡」って感じです(笑)
さて、オペラの衣装というもの。
伝統的なレパートリーで、特別な演出(現代に時代を置き換えたりとか)がなければ、その演目にあった衣装がすでにある場合も多く、ヨーロッパの歴史ある劇場などだと、自分が袖を通す衣装に、以前にその衣装を着た往年の名歌手の名前がさらっと書いてあって驚くことも。
......そういや、私、よく衣装合わせについて書いてますね。
衣装合わせ。”妊婦とオペラ” - mezzosoprano 鳥木弥生blog
衣装合わせ! - mezzosoprano 鳥木弥生blog
《ランスへの旅》衣装合わせ&下北沢イベント! - mezzosoprano 鳥木弥生blog
「ドレス着たいから歌手になった!」てこともないつもりなんですが、やはり好きなんでしょうねえ。
そんなわけで、昨年《チェネレントラ》の時はどこかからやってきたありもの衣装だった(充分素敵でしたよ!笑)ルナノバ主催のロッシーニシリーズ(シリーズかどうかは本当は不明)、今回はなんとオリジナル衣装!!贅沢!!!
《アルジェのイタリア女》
というだけありまして。
衣装は普通?の西洋風と、アラブ風が混在しております。
そして見慣れた西洋風はもちろん、みなさん、アラブ風の似合うこと、似合うこと......。
今日見た感じで私的要注目は、エルヴィーラ(アルジェの太守ムスタファの妻)と、アリ(ムスタファ子飼いの海賊)かなあー。
肌の露出がね、あれですよ(笑)。
まあ、そこを売りにするのもなんなんですが......いっちょ見に来てください。
2日間両キャストとも、美肌自慢といって全く良い方々です!!
お稽古も非常に円満に(笑)進行中!!
《アルジェのイタリア女》楽しくお稽古(休憩)中。
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— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2015, 8月 31
楽しすぎて収拾つかなくなりそうで心配(笑)。
観に来てくださる方々には一時たりとも目を離して欲しくない、面白さドッサリの舞台です!!