mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

夏休み!② おおいたプレミアム・ガラ・コンサート

前にも書いたような気がしますが、私が座右の銘の一つが、「ぼのぼの」のヒグマの大将が言った、

「考えることをふたつだけにすりゃあ

やるべきことはすぐ決まるってもんだぜ」

という言葉。

 ぼのぼの(1) (バンブーコミックス 4コマセレクション)

座右の銘とはいえ、人生にこれを当てはめられるほど潔い生き方はしておらず、あくまでも仕事上で「3つ以上の本番のことはなるべく考えない!でも2つは考えられるはず!!」という風に考えて、活用しております。

もちろん場合によっては3つ以上のことも考えねばならないこともありますが...。

 

ここのところ、その「2つずつ!」とは言え、まあまあ頭の中がいっぱいいっぱいな状態が長く続いていたようでした。

春からプライベートでも生活形態が少し変わったのもあったり、新しいレパートリーや、新しい試み、本当にしっかりやりたい、という大切なコンサートやオペラが多くて(いや、大切でない本番があるわけではないのですが...。結局仕事量、特に新たな暗譜量の問題かなあ...)、今、そこを抜けてみると、日常生活も、本番も、もちろんすごーーーく楽しんではいたのだけど、やはりストレスもあったような気もして。

 

先日、いきつけのオステオパシー治療院で、頭部の施術をしてもらっている時に、寝てるんだか寝てないんだか、みたいな状態で、まさに走馬灯のごとく、去年の秋くらいからの出来事が次々に脳内に浮かんでは消え。

ああ、あれも、これも、決して(たいして?笑)悪い意味ではないけどなんだかストレスがかかっていたんだなあ、と気付いたり。

あと逆に、すんごい無理もして頑張ってたつもりだけど、全くストレスじゃなかったんだな、と気付いたものもあったり(笑)

今は、全部忘れた!て訳ではないと思いますが、頭の中がデフラグされたようなすっきり感。

 

そんな、個人的ひとくぎり、のラストを飾ったのが、8月1日にあった「おおいたプレミアム・ガラ・コンサート」と、その後、8月3日に伺わせていただいた大分支援学校での「平和コンサート」でした。

 

昨年夏と同じく、フィレンツェ在住のバリトン渡邊弘樹さんにお誘いいただき、なんとびっくり、ロベルト・フロンターリ氏を囲んでのオペラ・ガラ。

おおいたプレミアム・ガラ・コンサート、終演。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

フロンターリさんとの共演も去年に引き続きだったので、少し慣れたといえば慣れましたが、実際、いやこれ、おかしいだろ、という、まさにプレミアム。

大分のあとは、ウィーンで、そのあとMET言うてましたよ(笑)

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こちらは、リハーサル中のフロンターリさんと渡邊さん。彼らが兄弟のように仲良し、というご縁でこんな夢の共演が叶っているわけです。

ピアノは小埜寺美樹さん。

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美樹さんも含め、こちらも昨年からの引き続き、ソプラノ髙橋絵理さん、テノール寺田宗永さん、と、私。

大分入りしてからほぼ毎食同じものを食べ続けました(笑)

別に同じ店に入ったから、て、同じものを食べなくて良いのに、何故か。仲良すぎ...。

この写真では私が昨年食べそびれて心残りだった「りゅうきゅう」などを。

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トンテキ定食も美味しくて、二日連続で食べてしまった...。

 

あ。このままグルメレポートに走りそうなので、話をコンサートに。

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フロンターリフィガロ、てらっち伯爵とのセビリア3重唱で始まり、なんとなんと、オールアンサンブルのプログラム。

えりちゃん&てらっちのツンデレDuettoあり、ロベルト&弘樹さんの早口競争あり...。

今年は更に大分ゆかりの歌手の方々4名が参加され、またまた賑やか。

西谷英恵さん、甲斐圭菜さん、佐保佑弥さん、新見準平さんと共に、私は大好きなカルメン5重唱なども歌わせていただきました。

そのカルメン、先に書いたセビリアのロジーナ、リゴレットのマッダレーナ、そしてウェルテルのシャルロット、という慣れたレパートリーの中、ひとつ、チャレンジだったのが、マクベスの、レディ・マクベス

せっかくの共演だし、フロンターリ氏の得意のレパートリーを聴かせつつ、私たちの良いところも、と考えていただいたプログラムと聞いて、そんならまあ、みたいな気持ちで。

でも、イタリアで勉強しているときには意外と何度も信頼する先生たちから勧められていた役で。それがなければ拒否していたかもしれないんですが(笑)。

それでも最終的にはご一緒するロベルトさんに少々遠慮気味に「歌えるかなあ?」みたいに聞いちゃったんですが「僕が一番良いと思ったレディもメゾソプラノだったし、声も見た目も気迫も合ってるよ」と答えてもらい、オフィシャルにほっとしまして。

あとはピアニストの美樹ちゃんから「レディは汚い声の方が良い」と聞いたのも良かった!(笑)!ありがとう、美樹ちゃん!!

そう言ってもらえて、一気にのびのび、歌いやすくなりました。

https://www.instagram.com/p/BmAW95KhUHg/

#fineconcerto #colorediroma #ローマカラー #robertofrontali #eritakahashi #yayoitoriki #ロベルトフロンターリ #髙橋絵理 #鳥木弥生 えりちゃんとロベルト、シモンのduetto素敵すぎて泣きました。レディ・マクベスはキャラクターぴったりと褒められました。悪妻をリアルで鍛えてくれている夫に感謝(笑)

 

去年もそうでしたが、とにかく、自分が歌うのも嬉しいし、リハーサルや、本番中袖からでも、いい声が、いい音楽が聴けるのが本当に嬉しいコンサートでした。

フロンターリ氏はとにかく凄いし、弘樹さんのロベルトさんに一歩も引けを取らない立派な舞台姿?!と声、その他諸々の素晴らしさも相変わらずで。

絵理ちゃん、てらっちの声も音楽性もいつもながら美しくて、美樹ちゃんがピアノソロで引いたタイスとマノン・レスコーも最高でした。

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フロンターリ氏ご家族などなど、皆様との打ち上げも楽しく。

なんと、このあとはみんなでカラオケスナックに...!よい想い出になりました!!!

 

そして、翌々日は朝早くから、弘樹さん、絵理ちゃん、てらっち、美樹ちゃん、そして、弘樹さんの美しき妻、みえこさんと共に、大分支援学校へ。

https://www.instagram.com/p/BmBKxq5hopG/

ロベルト氏を囲んでのコンサート翌々日の今朝は #大分支援学校 のみんなと歌ってきました!!パワーもらったぜ...!!!機会をいただけて感謝。また戻りたい。#平和コンサート #渡邊弘樹 #髙橋絵理 #寺田宗永 #小埜寺美樹 #鳥木弥生

お題「もう一度行きたい場所」

 

私たちのコンサートの前に、支援学校の先生による平和の授業もあり、「平和ってなんだと思う?」という先生の問いに対して、小学校低学年のひとりの女の子が言った「みんなが仲良くすること」という答えにやたら感激してしまい、涙が出そうになったり...。

でも「じゃあ、みんなが仲良くしたら、何ができると思う?」という問いにはうっかり「子供ができる」と呟いてしまったり...。

「みんなで歌を歌うこともできるよ!」という、素晴らしい、コンサートへの繋ぎだったのに...(笑)

ともかく、みんなで楽しく歌って、最後まで気持ちの良い、充実しまくりの大分滞在でした。

夏休み!(歌うけど)〜大分より〜 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

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来年も帰れますように......。

 

さてさて、次の本番は、ベートーヴェン「荘厳ミサ」。

8/26、富山県民会館にて。

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まだまだ先だと思っていたらば、来週末にはもう!!!

夏休みの最後に、皆様ぜひ、お越しくださいませ。

夏休み!(歌うけど)〜大分より〜

お題「今日の出来事」

大分にいます!

とりあえず、ホテルの温泉が気持ちよすぎ。

今朝も、浸かった瞬間に、ゼルダでハートがポンポンポンポンポン......と回復していくような快さが身体中に広がりました...。

そういえば昨年も気持ち良かった。

おおいたプレミアム・ガラ・コンサート、終演。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

能登和倉温泉にほど近いところで生まれ育った私ですが......大分に軍配......かな!

和倉温泉駅にはこんなにオシャレなトイレもないし。

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まさに「用もないのに」思わず中を見学してしまいました。

 

明日のコンサートのため、昨日東京から陸路で大分入りいたしたわけですが。

https://www.instagram.com/p/Bl2UpQeBchL/

#小倉母が生まれた街つい、人波に母の面影を追う (さっき京都で別れたばかりだけど)からの#ソニック yeah!!!!#鉄分補給

大分来るのに陸路?!と、驚かれまくりますが、列車移動大好きな私には全く苦にもならず。

青いほうの新幹線も普段あまり乗らないから楽しかったし、一年ぶりに乗ったソニックにも、内心わっくわくでした。

 

到着後、共演者たちと合流して、早速大分グルメを堪能。

https://www.instagram.com/p/Bl24vQ1BVdF/

楽しい仲間と鳥を食べる喜び。

 

明けて本日は7月最後の日。

7月、二つのオペラ全曲演奏会形式を終えまして。

夏のヒロインたち。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog

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プッチーニ「修道女アンジェリカ」

私がプッチーニのオペラの中で唯一(唯三?)大好きな三部作のひとつを、魅力的な皆様とご一緒できて嬉しかった!

あんなに女声歌手がいたのに、前半のゲストだった高橋絵理さん(今大分でも一緒♡)以外は全メンバー初共演という新鮮さもまた良かったし、まあとにかく、私が今さら言うことでもありませんが、作品が素晴らしい。

メゾソプラノの(というか、テノールとソプラノ以外の)扱いがイマイチ良くないプッチーニですが、なかなか、気持ち良い悪役で(笑)

 

ちょうど「悪役」について寄稿した雑誌も発売中で、タイムリーでした!!

 

そして、ベッリーニベアトリーチェ・ディ・テンダ」

こちらもまた違った意味で作品がものすごかった!!タイトルロールはとにかく、もう、歌い切るだけでバチカンに奇跡認定して欲しい感じ。

私が歌ったアニェーゼは、ドン・カルロのエボリのようなキャラクターが、ベルカントの優美さにはめ込まれたような、こちらも、なかなかの難役。

ベッリーニ(ドニゼッティも)のメゾソプラノ役は、平気でソプラノと同じフレーズを歌うし、音の上下が逆転することもしばしば。

今回はとくに?!大プリマがお相手でドキドキでした...。

https://www.instagram.com/p/Bl0VRFbhB4s/

#beatriceditenda "ベアトリーチェ・ディ・テンダ" 終演!!!#感動 !!!

https://www.instagram.com/p/Bl0fw_Ghpmv/

#出口正子 さまと#ベアトリーチェディテンダ そして、幻ユニット #クアトロフィオーリ 今年のクリスマスに #再結成 in #石川県七尾市 なのだ!!!!!

 

全曲演奏は日本初演で、この先もあんまり演奏されることもないだろうなあ...。

貴重な経験になりました。

 

さあさあ、ところ変わりまして!!

移動途中で息子も父親に託してきたし、まだ本番前とはいえ、20%くらいはバカンス気分でやってきた大分。

お題「ひとりの時間の過ごし方」

 

長ーい稽古も終わり、また美味しいものを食べ。

https://www.instagram.com/p/Bl5bHqVhP8m/

昼も夜も全く同じメニューを選ぶ、仲良しすぎる4人(笑)#トンテキ定食 #りゅうきゅう丼

 

またまた温泉も満喫...。

明日の本番に向けて、あとはゆっくり休むだけ。

幸せ...。

明日はこの幸せを、お越し下さる皆様に湯水のごとく浴びせ掛けるつもりで歌うぞー!!!

 

まだ少し席があるのかな?どうだろう?(笑)

大分、近隣の皆様、お聞き逃しなく!!!!!

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ゲームの思い出〜ゲーマーが親になるとき〜

今週のお題「ゲームの思い出」

 

今週のお題「ゲームの思い出」です。

1983年7月15日、任天堂から「ファミリーコンピュータ」が発売されました。世界のテレビゲーム史に刻まれたこの記念日になぞらえて、はてなブロガーの「ゲームの思い出」を募集します。好きなゲームのこと・ゲームを通して芽生える友情・ゲーム通もうなるマニアックで深い話などなど、皆さまのご応募をお待ちしております。

 

ゲームの思い出なんて、ありすぎて大変ですけど(笑)

1983年7月、というと、私が9歳のとき。

今の息子と同じ歳。

瞬く間に大ブームになったファミコンが我が家にやってきたのは、スーパーマリオブラザーズが発売された時、という覚えがあるので...1985年、らしい。

当時、能登の田舎では何故かゲームは男の子がやるもの、という風潮で、女の子でも男兄弟がいればやらなくもないかな、という感じでした。よく「鳥木んちは三姉妹なのになんでファミコンあるの?」と、今思えば意味不明な質問をされました。いや、当時でも意味不明で何を答えていいか分からなかったけど...。

ともかく、任天堂ファミリーコンピューターは、スーパーマリオブラザーズ、そして親の趣味でゴルフ麻雀というソフトたちと共に、石川県七尾市「おもちゃのとらや」にて購入されました。

(とらやさん、最近ではなんだか全国的にコレクターの間でまあまあ有名と風の噂で...)。

 

それ以後、お年玉で買ったり、友達と貸し借りしたりで思い出深いソフトもたくさん。

 

これはもしかしたら親が買い与えてくれたかもしれない「ポパイの英語遊び」で、ウガンダが国の名前だと初めて知ったり。

ポートピア連続殺人事件」よりも「さんまの名探偵」派だったり。

アイスクライマー」では友情裏切りについて、子供なりに身をもって学びました。

ツインビー」でも、他人が大切にしているものを奪う罪の深さついて考えさせられました。

 

そして「ドラゴンクエスト」!!!

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自分をジェネレーションで判断されたり、カテゴライズされるのはあまり好きではありませんが、他を全て拒否しても、これだけは甘んじて受けるしかない「ドラクエ世代」ど真ん中。

 

現在は張り切って発売日に2DSはぐれメタルエディションと共に入手したドラクエXIを途中で放置中という不甲斐なさですが...。

 

先に息子がとっくの昔にクリアしたので、夏休みに教えてもらいながらやろうと思います。

 

そういえば、今はひとつのソフトで何人かがそれぞれのセーブデータを持てるけど、ドラゴンクエストIの頃は、セーブデータがひとつでしたよね。(復活の呪文狂想曲については言わずもがな...)

 

そんなわけで、我が家では姉2人と私の3人が一緒に、または各々好きな時に遊んでいたのですが、姉妹それぞれの性格の違いがRPGの進め方に顕著に表れていました。

上の姉はとにかく堅実。レベル上げの苦労を厭わず、相当強さに余裕が出てから次の街に進むタイプ。

あと、ただの堅実では済まされない部分が、おうじょのあい無しでロトのしるしを手に入れたという、行動の正確性(笑)。

(どういうことか分からない方は、お近くのドラクエ世代にお問い合わせください)。

一方、もう一人の姉は、次の街や洞窟の噂を聞くや否や出かけて全滅も厭わないタイプ。

彼女が一人でプレイした後には必ずゴールドがごっそり減っていました(当時のドラクエ界には銀行もなかったので)。

私はどちらかというと上の姉に似てレベル上げも好むものの、姉ほどの忍耐と正確性はなく、しかも、他の子供達もきっと私と同じくらいには怠け者でうっかり者のはず、と信じる能天気だったので(今は世の中の大半の方々が私よりはしっかりしてる、と気付いている)、そんなに難しいことは子供にやらせるはずがない!と(笑)、常にヒントや、楽になる道具や装備を探し回るタイプでした。

あと、今のように攻略本や攻略サイトが簡単に見れる状況ではなかったので、姉たちとの間の申し送り的な意味もあり、ノートを一冊持ち、敵のHPや出現場所、あとはダンジョンの地図などを書きながらプレイするのも楽しかったな。

 

当時、テレビゲーム以外にゲームブックにもはまっていて。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E3%2582%25B2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25A0%25E3%2583%2596%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF

とにかくメモ取ったりするのが好きだったような気もするんですが、その割には機能的、効果的なメモの取り方が分からず、無駄にペンを走らせているなあ、と、自己分析しつつ書いてました。

ちなみにゲームブックは元々大好きだったシャーロック・ホームズものをやっていた頃が最高潮で

 

シャーロック・ホームズ 死者からの手紙―クイーンズ・パーク事件 (シャーロック・ホームズミステリー・ゲーム 3)

シャーロック・ホームズ 死者からの手紙―クイーンズ・パーク事件 (シャーロック・ホームズミステリー・ゲーム 3)

 

岡嶋二人ツァラトゥストラの翼が、どれだけズルしてもクリアできず(笑)

ツァラトゥストラの翼 (講談社文庫)

ツァラトゥストラの翼 (講談社文庫)

 

自分の中でも、世の中的にもブームが去ってしまいましたが...。

ゲームブック.....DSの代わりと、息子にたまに挑まれる全くルールが分からないカードゲームの代わりにならないかな?

電子音ばっかり聴かされずに済むし、カードみたいに相手もしなくていい!!(笑)

古本屋で小3に相応しいものが無いか探してみるか...??

 

そうなんですよ。

ゲーマーが親になった場合、大きなジレンマを生じます。

自分がゲーマーでなければ、息子を「ゲームばっかりダメ!!」と叱りつけ、取り上げて二つに折ることもできようものが、ゲームを愛し、ゲーマーの心が分かるからこそ、そんなことはできず。

「今すぐやめなさい!」

ではなく、

「キリが良いとこでちゃんとセーブしてやめなさい」

になってしまうし。

何年か前、私が初めて小さな息子にブチ切れ、初めて声を荒げて叫んだのが、

「だからパーティーには回復系を入れなさいって言ったでしょ!!」

だったという事実。

中ボス程度に回復アイテムを使いきり全滅、なんて、いくら可愛い息子でも、いや、息子だからこそ、許せませんでした。

 

でも、その時幼い息子が「そんなことでブチ切れた母ちゃんオカシイ」という正しい受け止め方をしてくれたのが救いでした。

ゲームはゲーム、と、一応分かってるんだな、と(笑)

 

一時期ゲーム脳なんていうのもしきりに危険だと言われていたのとはちょっと意味が違うとは思うのですが、私がゲームのせいで勘違いしていた危険なことがひとつ。

スーパーマリオだと一マスの穴はBダッシュすればジャンプしなくても下に落ちませんよね?

私はなんとなく、現実世界でもそうなんじゃないかな、て思ってたんですよね。

それで何が起きたか、て話はちょっと長くなりそうなのでいつかまた機会があれば......。

とにかく、ゲームの世界と現実世界は違うんだよ、てことは、良くも悪くも、より頭が柔らかい頃からゲームをしている息子の方が、私よりも分かっているような気もしたり。

息子がやり始めたゲームを私がやめられなくなったりもすることもあるし...。

でも、やっぱりゲームのやりすぎは良くない!と、親として偉そうに(笑)注意喚起もしたいし。

 

ちょっと話逸れますが、今、声楽を生業としてる私も、もし若いうちからもっと時間をかけてテクニックを磨かないと箸にも棒にもかからないようなピアノとか弦楽器とかをやっていたら、絶対にプロにはなれなかっただろうな、と思う。ゲームで脳がどうなるかとかは不明としても、ゲームに時間を使ってしまっているのは紛れもない事実だから。

 

うーん。

 

ゲーマーの親が子育ての正解にたどり着くゲームを、誰か開発してください!!!

夏のヒロインたち。

さて。現在私は麗しいお名前の女性お二人とお付き合い中。

ベアトリーチェアンジェリカ

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ベアトリーチェ」と言えばダンテの永遠の女性。

フィレンツェで劇場研修生仲間のテノールくんから、恋人の名前が「ベアトリーチェ」だと紹介された時には、彼女の美しさも相まって思わず「おおーっ!」と感嘆。

その後ベアトリーチェと別れてアントニオ(仮名)と付き合い始めたと聞いた時には、また違う「おお...」が出ましたけど。

 

そして「アンジェリカ」といえば...三姉妹?

の、方以外知らなくて、私の友人にもいないのですが、試しにイタリアの名付けお助けサイト的なものでふたつの名前が昨今のイタリア人にとってどんな印象なのか探ってみたんですが、私がみた限りアンジェリカには否定的な意見ゼロ。Angelo(アンジェロ、天使)からの派生とは言え、宗教色もあまり感じないし、とにかく可愛い!というようなご意見多数。

一方、ベアトリーチェの方には、美しい名前、最高!という意見もありつつ、ちょっと文学的すぎたり、高貴な感じがありすぎたり、あとは、日本でいう幸子のような意味合いの名前のため、名前負けの心配があったり、というご意見もあるようです。

(私の知る幸子さんたちは皆幸せそうですが、私の知るベアトリーチェは前述の通り......)

 

今日はなんと、この二つの公演のリハーサルがダブルヘッダー

お題「今日の出来事」

私が歌うのは、メゾソプラノの宿命と言うべきか、どちらもヒロインと敵対する役。

ソプラノLOVEな私としては辛いところでもあるのかもしれませんが、しっかり悪役を勤め上げ、きっちり引き立てたいと思います!!!

 

まずは明日。

プッチーニ「修道女アンジェリカ」

https://www.instagram.com/p/BlNuqT4hMcS/

#明日本番 #プッチーニ #修道女アンジェリカ #当日券あり #牛込箪笥区民ホール

の、公爵夫人。

原語での役名はZia Principessa。

Ziaは伯母(または叔母)で、Principessaは、姫、公女、などの意味。

主人公アンジェリカの母親の姉(または妹かも?でも威張ってるからたぶん姉。笑。確実なとこを知ってる方いたら教えてください)。

 

とにかく、なんだか、すんげー怖い人です。

私にこの役を教え込んでくれたのは、フェドーラ・バルビエーリという、名メゾソプラノ(「最後の本物のアルト歌手」なんて言う人もいますが、本人はメゾソプラノ、という呼び名に割とこだわってました)で、彼女もすんげー怖い人でした。

ただ、フェドーラは、口汚く罵詈雑言を浴びせかけたり、レッスンの帰りがけに後頭部をぶん殴ってきたり、怒って叫びすぎて入れ歯が落ちたり、「そんじょそこらのツナじゃないんだから味わって食いやがれ!!」と、美味しいスパゲッティを山ほど出してきたり?!下品な怖さでしたが(ごめんなさい!!)、公爵夫人はものすごく上品。高貴。

(もしかしたら書かれていない本名はベアトリーチェかも!!?知ってる方いたら教えてください!)

 

まあでも、実生活と舞台はまた違うもので、フェドーラが演じる公爵夫人もきっとノーブルだったんだろうな。そういえば、写真をもらったこともあるかも!!

明日までに見つかったら楽屋の鏡前に置きたいところだけど......。

 

楽屋といえば、明日は私、母ちゃんメゾソプラノ、子連れ出勤の予定。

女子ばっかりの楽屋番を息子に任せるわけなんですが......。

あんまり調子乗った風をみせないながら、お店のレジのお姉さんとかが優しくて綺麗だったりすると実は挙動不審になることが最近多いんですよねー。

明日は

鼻血出すんじゃないかな

て、本気で危惧してます。

しかも、暑いしね。

 

まあ、そんな心配もありつつ、明日の公演、非常に楽しみです。

後半がアンジェリカで、前半はプッチーニのヒロインたち、というガラコンサートコーナー。

何度かご一緒させていただいていて、来月1日にも大分での共演を控えている高橋絵理さんがスペシャルゲスト出演!!

そちらも楽しみ〜。

共演したときのお話もたくさんあるのに、敢えてイタリアで一緒にウサギ食べたときのエピソードを!

↓↓↓↓↓↓↓

帰国前夜から...久々の日本! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

 

プログラム、解説なども非常に凝っていて、プッチーニにどっぷり詳しくなれるお得な公演です。

 

アフターコンサートもステキなお店がたくさんある神楽坂で、終演時間もいい感じの夕方ですし(笑)

 

(当日券は4500円ですが、明日午前中くらいまでになんらかの手段でご連絡いただけたら前売り価格4000円でチケットご用意できるかもしれません!)

 

ぜひ。

 

 

7月!!夏!!!

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息子が「見て、見て!」と嬉しそうに教えてくれた化石もどき。

小学校の外階段。

コンクリートが乾く前にここに止まってしまったトンボくんの跡?

「このトンボ、どうなったのかな?」

と、つぶらな瞳で尋ねられ、何も言えなく...は、ならず、

「固められて、乾いて細かくなって風に飛ばされちゃったんだろうねー」

「細かくなるって?」

「それはね...」

と、親子の会話は続きました。

 

さて。梅雨も明け、トンボも一瞬で乾ききりそうな暑さで7月が始まりました。

(週末からは戻り梅雨?!なんやそれ!!)

 

つまり、すでに半分が使い終わった今年の手帳。

お題「手帳」

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黒革の手帳ならぬ、黒ニョロニョロ手帳なんですが、カレンダーの日付に大きく○印が付いている日は、私の人生、ではないけど「私の日程」の中では一期一会、基本的に取り返しはつかない、という意味において一番責任の重い、いわゆる「本番」の日であります。

 

今月は、その○印が3つ。

まずは明日、7/3(火)夜が、こちらのコンサート!!

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Amando...Sognando...

愛しながら...夢みながら...

いわゆるひとつのオペラの名曲ガラコンサートなのですが、ひとり小説家役の俳優がいることで、曲の雰囲気、意味も伝えつつ、コンサート全体にも意味を持たせよう!という試み。

小説家役には、笈田ヨシ演出「蝶々夫人」で共演し、その後彼の演出したオペラにも出させていただいた、山口将太朗さん!

ソプラノ、テノールメゾソプラノバリトンという4声を揃えた、王道コンサートでありながら、楽しんでいただく仕掛けも。

久々の共演、川越塔子ちゃんはじめ、イタリアでじっくりゆっくり知り合った仲良し歌手たちとの、アンサンブル中心のプラグラム。

夜涼み気分で気楽に来ていただけたら嬉しいなあ〜。

当日券もありますし、駅近のとても感じの良いホールですので、ぜひふらっとお越しくださいませ!!

 

そして、7/15(日)は、プッチーニ!!!

オペラガラ+「修道女アンジェリカ」

という、プッチーニ好きにはたまらないお得さ。

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そしてそして、7月ラストは7/29(日)

ベッリーニ

ベアトリーチェ・ディ・テンダ」

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演奏会形式で、ベルカントをじっくり味わっていただけると思います!

 

更にお知らせ、続けます!!

先月、大盛り上がりのうちに終演しました

「6人のメゾソプラノたち」

メゾソプラノ地位向上委員会「6人のメゾソプラノたち」終演!! - mezzosoprano 鳥木弥生blog

会場でも思った以上の売れ行き、大好評でした

メゾソプラノ地位向上委員会オリジナルTシャツ

の、再販が決まりました!!!

メゾソプラノ地位向上委員会 - メゾソプラノ地位向上委員会オリジナルTシャツ再販のお知らせ。 【価格】... | Facebook

一応、FBページだけでの受付なのですが、こちらをご覧になり、FBやってないけど、どうしても!という方がいらっしゃいましたら、こちらのブログへのコメント(承認制ですので、個人情報は公開されません)や、Twitterでも、ご希望をお知らせください。

カラーバリエーション、サイズバリエーションなど、直接お知らせすることも可能です。

締め切りが7月20日、今後の再販予定は今のところありませんので、ぜひぜひ、ふるってお申し込みください!!

ではでは、この夏、どこかでお目にかかれることを期待しつつ。

皆さま、暑中ご自愛のほどを。

 

 

銀座Swing Special Live!!! 〜鉄のイノシシと共に〜

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まさか自分が、銀座で40年の歴史を持つ老舗ジャズバーで歌わせてもらう日が来るとは...!!

(オペラ歌手が歌いにきたのは確か初めて、だったそうです...)!!

銀座Swing

ジャズクラブ 銀座 Swing | Jazz Club Ginza Swing

銀座オペラ、横須賀のギュギュっとオペラなどでお世話になっている、エレクトーンの清水のりこさんにお誘いいただき、バイオリニスト寺下真理子さん、テノールの高田正人さんとの、一夜限りのスペシャルライブ!!

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オペラあり、ミュージカルあり、カンツォーネシャンソン、映画音楽...。

高田さんとは、今まではオペラでしかご一緒したことがないものの、そういうの色々お得意のイメージで(笑)

事前に出来上がったプログラムもなく、トークしつつ、という感じだったのですが、それも高田さんに任せとけばいいし?!演奏も、少なくともエレクトーンと一緒だし、なんならバイオリンも入って豪華だったり、テノールとのDuettoもあるし、みたいな、初めての経験ながら「きっとお客様には楽しんでいただけるはず」という気合いと、安心感のようなものを携えてのライブ。

初共演だった真理子さま、あるいは真理子姫はもう、見た目は可愛らしすぎて、中身は不思議に豪傑感すらあり、演奏もカッコいいし、魅せられっぱなしでした。

高田さんの素敵さは一緒に歌うときには自分が必死すぎて真横にいながら堪能しきれなかったのが残念でしたが、ソロを歌われてる時に堪能しました!

そして清水のりこさんのエレクトーンは、相変わらず私にとって鉄のイノシシ(未来的ハイテクの意)。

鳥の声は入るわ、合唱の声も入るわ、あとなんだか分かんないけど、とにかくすごいすごい。スペクタクル。

でも、親密な空間を意識した音作りの曲もあったし。

あ、あと、私のカスタネットとも共演してくれて(笑)

1曲は全然分からないながらの即興カスタネットで、よくも、このジャズの殿堂で即興なんかやるもんだ、と、高田さんに呆れられつつ...。

本当はちゃんと練習して聞いていただきたかったですが......お客様には笑っていただいたから、いっか!!

 

会場ではいつももっと遠くで聴いてくれてる方々が超至近距離で聴いていてくれたり。

いつも指揮したりピアノ弾いたりしてる人がサプライズ登場で聴いていたり!!!

https://www.instagram.com/p/BkVJtscBV4d/

辻ちゃんが来てくれた!!辻ちゃんともライブしたいぜー。#銀座swing #辻博之

 

 

いやー!楽しかった。

スイング常連さんたちも、

「こりゃ、またありだな、オペラ歌手」

と呟きながら帰られたりしていたそうなので......あるかな?!!

https://www.instagram.com/p/BkWYYbPhWUb/

昨晩、差し入れでいただいた #マルドン パッケージの絵より #結晶 が大きかった。#ベーコンエッグ にかけると美味しいよ と君が言ったから 今日は(以下略)

翌朝お塩の結晶があまりにも大きくて、縁起がいい気もしたし!

お題「朝ごはん」

 

さてさて。

6月の歌う仕事は明日の、某市の愛唱歌録音を残すのみとなりまして。

 

7月には、コンサートが3つ。

 

一番近い7月3日は、イタリアで主に夏、とってもステキな海辺の街、サンタ・マルゲリータ・リグレに集っていた(というか、私が彼らの家に押しかけていた。笑)仲間達、川越塔子さん、川野名康夫さん、手登根直樹さんとのオペラガラ。ピアニストは初めまして、の大石祥之さん。

Santa Margherita Ligure - Wikipedia

ソプラノ、メゾソプラノテノールバリトン、という4人での、イタリアだと本当に一番スタンダードな形のコンサート。

それぞれのアリアと、総当たり二重唱、そして四重唱も。

なかなか聴けないレパートリーもあるんじゃかいかな?と思います。

ナビゲーターに、ダンサーで俳優で演出家の、山口将太朗さんをお迎えして。

https://www.instagram.com/p/BiTiz1_BOxj/

#モーツァルト #ダンス #コラボ #辻博之 #山口将太朗

↑この、浮いてる人です。

どんな舞台になるのか、楽しみ!!!

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会場は、こじんまりとお客様との距離も近め、の「けやきホール」。

お問い合わせ、チケットご用命などもお待ちしております。

 

明日は果たして暑いのか、寒いのか...。

気候の変化も激しいここんとこ。

皆さま、ぜひともご自愛下さいませ!

メゾソプラノ地位向上委員会「6人のメゾソプラノたち」終演!!

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メゾソプラノ立川かずさ

メゾソプラノ鈴木涼子

メゾソプラノ松浦麗

メゾソプラノ但馬由香

メゾソプラノ間章

そして私、メゾソプラノ鳥木弥生

以上、

メゾソプラノ地位向上委員会

豊洲での夢の一夜が終わりました!!

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6人カルメンに(プラスひとりホセ)

6人オルロフスキー ...

6人のメゾソプラノたちとの時間。

さっそくたくさんの皆様から楽しんでいただけたと聞いたり読んだりして(まあ、会場でもその都度しっかり楽しんでいただけているのを感じましたが♡)、幸せいっぱい。

6メゾオフィシャルカメラマンの渡邊朋哉さん(本業声楽家)の写真をまだ全てじっくりは見れていないのですが、眺めているだけでもかなり面白い。

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お題「カメラ」

まあ、このシーンの説明はあえてしませんが...。

 

まさか、数年前、メゾ仲間と飲みながら(あ、ひとりソプラノ様もいたけど。きっと次回ゲストだからシークレット。笑)思いついたネタを実現する日がくるなんて.....!!!

そして、あんなに笑われるなんて!!!!!

こちらは、自慢のプログラム!(の一部)

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design Yuko Fukuma/290MATCH DESIGN

photo ©️Yoshinobu Fukaya/aura.Y2

出演者、スタッフ様、手を貸してくださった皆様、そしてなんならお客様ひとりひとりに至るまで。

まるで天の采配とも言えるキャスティング?!だったと感じています。

人を得る、て、大事ですねえ。有難や。

 

当日はまず影アナから大ウケだったんですが、これが6メゾ若きホープ福間ちゃんの全アドリブ!

幕が上がってからのひとつめのトークが私だったんですが、私の方は、家では息子を相手に、会場についてからもずーっとブツブツ練習(笑)

幸い、福間ちゃんが会場を温めていてくれたおかげで笑ってもいただけましたが、やっぱり最後に噛んで、それも笑われましたよ...。

https://www.instagram.com/p/BkEo-MrB2Al/

#6人のメゾソプラノたち#6メゾ#6mezzo #charlotte #orlofsky #fazioli #メゾソプラノ地位向上委員会 #貴方はどのメゾソプラノがお好き ?

アリアを歌うより、ある意味真剣でした(笑)

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6メゾの良心、かずささんとの2人トークは彼女の落ち着きに助けられつつ。

第1部のメゾソプラノ名アリアコーナーの後には、6メゾの小さな巨人、麗ちゃんがマイクを取り、なんと、大撮影コーナー。

#6人のメゾソプラノたち #撮影会 コーナー#メゾソプラノ地位向上委員会#貴方はどのメゾソプラノがお好き ?

#メゾソプラノ地位向上委員会 #6人のメゾソプラノたち#天国と地獄 #テーマソング ??


ちなみに、こちらのテーマソング?の作詞は麗ちゃん。

そして、ピアニストの瀧田亮子さんの経験値の高さ、上手さもあってこその...。

嬉しいことに、その後本当にたくさんの方々がSNSに写真をアップしてくださいまして。

早替え等ありましたし、だいたい誰が喜ぶんだ?と、思いもしましたが、やってよかったです(笑)

そして、この変幻自在の照明(伊藤桂一朗さま)の素晴らしさは後半の

カルメン

6メゾバージョン

でも如何なく...。

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何してんですかね。

こちらは6メゾリーダー鈴木るーさんカルメンと所谷さん。

と...。

本当にみんなプロで。(当たり前ですが!)

会場からドカンドカンと笑いが...。

でも歌をちゃんと歌ってるからこその面白さ(あとビゼーの力ですが)とのご感想もお寄せいただき、6メゾ広報鳥木としても誇らしい限りです。

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こちらは舞台裏オフショットで。

麗ちゃんと福間ちゃん。

私と、6メゾいちおし可愛い子ちゃんのゆかちゃん。

大人気、メイド姿のるーさんと並んでいるのは、この暴れメゾたち(と大暴れテノール)をまとめつつ、私たちの悪ノリとも言える思いつきに、ワクワクするアイディアをプラスしつつ、更に上手くひとつの作品に仕上げてくれた、色んな意味で極上の演出家、太田麻衣子さん。

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あー。この6人カルメンのうざったらしさがね。もう恋しい(笑)

大暴れと書きましたが、テノール所谷直生さん、素晴らしかったです!

彼なくしては成り立たない公演でした。

そして、私の拙い字幕原稿を、いっぱい工夫して使えるものにしてくれた花房英里子さん(本業メゾソプラノ)にも大感謝。

もちろん、大切なお客様たちへの対応や、グッズ販売を担当してくれたみんな(本業だいたい声楽家)にも大感謝。

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本当に...

ありがとうございます

そして

第2回公演もよろしくお願いします

 

またお会い出来る日まで!!!

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