mezzosoprano 鳥木弥生blog

オペラ歌手(メゾソプラノ)鳥木弥生の日常、演奏会情報など。

2015-01-01から1年間の記事一覧

《ランスへの旅》ロッシーニ×マエストロ・ゼッダ祭りのあと。

9月に出演する《アルジェのイタリア女》の稽古も始まりましたが、まだまだ、ふと私の頭の中に流れる曲の約70%が《ランスへの旅》です。聴きにきていただいた皆様からも、やはり私達舞台を作る側と同じく、マエストロ・ゼッダの魅力にメロメロなご感想をいた…

師匠のありがたき教え。

《ランスへの旅》7/3&5 日生劇場 - mezzosoprano 鳥木弥生blog前回お誕生日をお祝いしたオブラスツォワ師匠が、時を超えて笑かしてくれました。来週末のコンサートに向けて、《カヴァレリア・ルスティカーナ》のDuettoを見直していたのですが。師匠の字で、D…

《ランスへの旅》7/3&5 日生劇場

ロッシーニの神様Z氏との日々から2日。ですが、まず今日は今年初めに亡くなった私の「音楽の母」エレナ・オブラスツォワのお誕生日なので、まずは「おめでとう」から。Carissima mia Elena, buon compleanno! Ti penso sempre. pic.twitter.com/a82DY8EnVO— …

《ランスへの旅》GP!明日は初日!!

ついに来ました、日生劇場!昨日劇場入りしました。本日は仕込み二日目です‼ pic.twitter.com/5ABh8KXcEs— 公益財団法人 日本オペラ振興会 (@JOF_opera) 2015, 6月 28昨日、7月1日はGP(ゲーペー)、ゲネプロ、Prova generale(プローヴァ・ジェネラーレ)でした…

藤原歌劇団×日生劇場、ロッシーニ《ランスへの旅》オーケストラ合わせ。

オーケストラ合わせ、略してオケ合わせ。もっと略して「オケ合」、は聞いたことないけど。Prova all'italiana(プローヴァ アッリタリアーナ=イタリア式稽古)とも言います。なんか美味しそうですね(そんなことない?)。私は、この稽古が大好きです。指揮者と…

雑談です。

障害児を産んだ親に「一生かけて反省」しろ 現役医師のFB投稿に批判殺到 : J-CASTニュース親なんて、少なくとも母親は、どんな出産でどんな子供を産んでいても多かれ少なかれ、反省してると思う。違うかな?私はそうです。日々の子育てに関してもね。でも誰…

小平プレーパーク&Breeze Note1周年パーティー

ご近所バリトンおっしーこと、押川浩士さんから楽しいとお聞きして、いきたいなあーと思っていた「小平プレーパーク」!初参加してきました。6月21日(日)のプレパは、「太鼓のワークショップ」やるよ!!@いつもの林 | 小平にプレーパークを作ろう!~…

「トリ」の過ごし方。part2

休んでばっかりみたいですが(笑)「トリ」の過ごし方。 - mezzosoprano 鳥木弥生blogキャストが二組ある場合、本番が近付いてくると、稽古が一日おきになることが多く、ちょうど本番に向けて喉と身体が休まって良いわけです。ぶらあぼに載ってます! pic.twit…

「トリ」の過ごし方。

「上手(かみて)」「下手(しもて)」とか、「板付」とか「出はけ」とか、舞台用語も色々ありますが、やっぱり一番好きな言葉はこれですね。「トリ」。舞台の最後を飾る方の「トリ」ではなく、「稽古取りやめ」の方の「トリ」。この間久々に誰かから「トリって…

マエストロZのベルカント教室。

7月3日〜5日、藤原歌劇団×日生劇場ロッシーニ《ランスへの旅》立ち稽古も進む中、マエストロ・ゼッダによる音楽稽古も毎日じっくり時間を取って行われています。日生劇場 | 公演スケジュール | 藤原歌劇団 共同制作公演 オペラ 『ランスへの旅』なにしろキャ…

「岡山廣幸先生 お別れの会」

一昨日、岩城マエストロとのお別れについて書いたところですが......またお別れの話。お別れ。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog恩師、恩人との別れ。年齢を考えたらもちろんいつかはお見送りするのは自然なことなのだけど、やはり、「早すぎる」と思ってしまい…

6月13日の色々。

まずはひとつ、ご報告から...。「岩城宏之音楽賞」を、受賞しました!鳥木弥生(メゾ・ソプラノ)が2015年度「岩城宏之音楽賞」を受賞 | WEBぶらあぼマエストロ!いっぱい怒られたり、琴錦みたいだと褒められたりしたけど!もっと色々教わりたかった。賞の名…

マエストロZ来日。

昨日来日されたマエストロ・ゼッダ、ホテルでひと休み。 pic.twitter.com/QhWHNpf3yC— 公益財団法人 日本オペラ振興会 (@JOF_opera) 2015, 6月 11ついに来ちゃいました。ゼッダさん。歌手たちのソワソワが止まりません!!!オペラは舞台だけど「観に行く」で…

《ランスへの旅》衣装合わせ&下北沢イベント!

藤原歌劇団×日生劇場、ロッシーニ《ランスへの旅》公演の核、ロッシーニの権威、いや、権化?!マエストロ・ゼッダも来日され。今日の稽古いらっしゃるのかな。ま、まだいいのにな(笑)さて、昨日は稽古の前に衣装合わせもありました。この公演に先立ち、4月…

ロッシーニ《ランスへの旅》立ち稽古開始。

「前世の記憶」ありますか?私は、前世の記憶かな?と思ったら実は先週の記憶だったり、(息子とプールに行った記憶、など)。実はつい15分前の記憶だったりします。(神経衰弱でここにハートの6があったはず、て記憶とか)。それらに比べたら、これはもう、ほと…

東京イボンヌ《俺の兄貴はブラームス》大楽。大団円!

劇中「ブラームスの弟」フリッツ役のいしだ壱成さんが爽やかに決める、「生きてるだけで丸儲けポーズ」を皆で。大仏かシェーか、みたいなのも散見...?そんなこんなで、全公演を終了しました、劇団東京イボンヌ《俺ブラ》こと、《俺の兄貴はブラームス》。一…

《俺ブラ》本日千秋楽!

劇団東京イボンヌ《俺の兄貴はブラームス》、略して《俺ブラ》。すでに千秋楽をやり切ったような写真ですが.....今日これからだよ!5公演中3公演を終え、残るは2公演。こうして何回か公演を重ねると、その時々で違うお客様の反応も楽しめたり、共演者や、は…

東京イボンヌ《俺ブラ》小屋入り、そして初日!(武蔵小山の商店街が楽しすぎて困る話)。

ついに明日、というか、日付変わりまして今日、初日を迎えます、《俺ブラ》こと、劇団東京イボンヌ《俺の兄貴はブラームス》!武蔵小山駅から会場の「スクエア荏原」までの道案内を劇団の方からいただきました。東急目黒線武蔵小山駅で下車。東口に出ます。…

劇団東京イボンヌ《俺ブラ》を本気でお勧め。

今まで本気じゃなかった、てわけでも無いのですが、やっぱり本気でお勧めするには、自分も舞台の全てを理解してないと...てことで。荏原、の読み方を昨日知りました。 pic.twitter.com/P4z50q8U9J— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2015, 5月 30(ちなみに「えば…

劇団東京イボンヌ《俺の兄貴はブラームス》演奏家稽古。

劇団東京イボンヌ 公式サイト | クラシック音楽×演劇 | 東京イボンヌはクラシックの楽曲をテーマに、 曲に込められた魂を物語に紡ぎだす演劇集団です。ついに5日12時の回を除き、4公演が完売となりました。幼稚園ママとしては平日12時からなんて超理想的だけ…

薔薇の館。再び。

薔薇薔薇薔薇!と、なめろう。 - mezzosoprano 鳥木弥生blogすごい!去年も5月27日にお邪魔している!!そして、ちょうど最近「牡丹と薔薇」(ドラマ)観たいなあー。ていうかあれ、舞台作品にならないかなあー、と思ってたとこでした。あと、西国分寺「たつみ…

いよいよ公演間近!劇団東京イボンヌ《俺の兄貴はブラームス》

俳優、音楽家、歌手、スタッフさんでごったがえす(笑)、ゴージャスな稽古場から、母ちゃんがお伝えいたします。目線いただいてる可愛らしい方々は、ソプラノの岡崎麻奈未さん(左)と苅谷純世さん(右)。話は変わりますが、うちの母は私の友人が自宅に電話して…

ロッシーニ《ランスへの旅》初稽古。

曲と共に思い出す青春、てありますね。 全役ではないけど、6人(で、キャストの約三分の一!多いっ!)が集まり、初稽古でした。 ロッシーニだから、ということもあると思いますが、それだけではない楽しさ、ウキウキ。 ランスへの旅 私が前回この《ランスへの…

これからの母ちゃん。夏に向けて。

G.Wが正念場だわー。なんて思い、過ぎさってほっとしていたら......あっという間に次の正念場がやってきそう。G.W.は二大プリマと。 - mezzosoprano 鳥木弥生blogそれはフラメンコに始まり、フラメンコに終わる。発表会&立川フラメンコ - mezzosoprano 鳥木…

Breeze Noteコンサート&サプライズ返し。

昨年大好評だった「街にオペラがやってくる!Vol.1」。「街にオペラがやってくる!Vol.1」あっという間に終演。 - mezzosoprano 鳥木弥生blog待望の第二弾が9月21日に決定。今回のテーマは、〈メタモルフォーゼ〜変身〉メンバーは引き続き、ソプラノ 山口佳…

劇団東京イボンヌ《僕の兄貴はブラームス》

母の日だった昨日。やばい。来週かと思っていた!(実家になんもしとらん) pic.twitter.com/yP6h9YYIL6— yayoi toriki (@yayoitoriki) 2015, 5月 10劇団東京イボンヌ《俺の兄貴はブラームス》の稽古が13時から22時まで。働く母ちゃんでした。ちなみに、オペラ…

いしだ壱成さん主演、劇団東京イボンヌ《俺の兄貴はブラームス》/アルベルト・ゼッダ指揮、ロッシーニ《ランスへの旅》

今、手元に現物がないので記憶違いの可能性もあるんですが、高校生か大学生の時に読んでいた、「ぼのぼの」ぼのぼの 1 (バンブー・コミックス)作者: いがらしみきお出版社/メーカー: 竹書房発売日: 1987/03メディア: コミック購入: 1人 クリック: 51回この商…

それはフラメンコに始まり、フラメンコに終わる。発表会&立川フラメンコ

今週のお題「ゴールデンウィーク2015」皆様、どのようなG.W.を過ごされましたでしょうか?まだ次の日曜までが、て方もいらっしゃるのかな?私は全くもって「休暇」という意味でのG.W.ではなかったのですが、昨日で一区切り。趣味に仕事に全力投球のG.W.でし…

「蝶々夫人」の息子役。

かなり昔ですが、私がカバーキャストとして参加していたとある劇場のとある公演に「ボルゾイ犬」が出演していました。そのボルゾイ君が、どうしても毎回舞台に出るとゴロリと横向きに寝そべってしまい、スタイル抜群の薄い身体はほぼ床と同化。客席からは全…

銀座オペラ《蝶々夫人》終演。

銀座オペラ、プッチーニ作曲《蝶々夫人》。出演者一同です。あ、一人足りませんが......(笑)左から。鉄のイノシシ(もういいか)ステージアの魔術師、清水のりこさん。今回もその鬼気迫ると言っても過言ではない演奏で、プッチーニの音楽に更なる熱気を吹き込…